なんと、突然、ガラケーが壊れてしまいました。 あまりにも古くて、周りの進化についていけず、 いろいろな機能が使えないガラケーでしたが、 私は、このボロさが、私自身のように感じていて大好き。 ずっと使うつもりでいました。
でも壊れてしまいました。 壊れるなんて、これっぽっちも考えていませんでした。 びっくり、しょんぼり。
週末に、ウルファが遊びに来てくれたので、 見てもらって、 次の日、ウルファにつきそってもらって、 スマホを買いに行きました。
私は、魔法の箱=スマホがわからない人だと、 すぐにわかったお店のお兄さんは、 ウルファに向かって、説明するようになりました。(笑) ウルファがいなかったら、大変なことになったでしょう。 帰り、喫茶店に行き、基本の設定を、ウルファがしてくれました。 ウルファは、支援センターで、 他の方から、スマホの相談を受けているそうで、 機種が違うのに、てきぱきやってくれました。 時間がないから、続きは今度ね〜だそうです。
もう頭があがりません。
自信がないので、使いやすさ優先で、 お年寄り向けのスマホにしました。 このスマホは、拡大鏡のマークをさわると、画面が大きくなります。 目が悪い私にとって、とてもありがたい機能です。
ちょうどキャンペーンをしていて、 本体価格も、月額使用料も、驚くほど、お安くなりました。 今回は、スマホと思えないお値段ですと、 お店のお兄さんにも、ウルファにも言われました。 ラッキーでした。
三連休に『ミュシャ展』に行ってきました。 人がたくさん。 同じ美術館で『草間彌生展』もあり、 こちらも、とても人気のようで、チケット売り場も長い行列でした。 チケットをあらかじめ買っていたので、入場の列に並びました。
今回の『ミュシャ展』は、 『スラヴ叙事詩』全20作が、 チェコ国外では、世界で初めて公開されるとのことです。 それはそれは大きな作品です。 ミュシャの想い、祈り、自由を求める気持ちが、伝わって、 切なかったり、なんだか熱にうなされるような感じがしました。 東の果ての、小さい島国に住む私とは、感覚が、全く違います。 ヨーロッパにある、異民族に支配されることが多い、小さな国にとって、 スラヴ民族であるというアイデンティティが、いかに大切なのか、 想いを寄せながら見ていました。 スラヴ叙事詩は、ポスターのデザインで有名になったミュシャが、 写実で描いた作品とのことでしたが、 絵の全体は、デザインされ、ミュシャらしい構図だと思いました。
広い会場で、大きな作品を見て、 その次は、ミュシャが有名になった、 ポスターや壁画の下絵などの展示になります。 ここで、人が、広い会場から、 小さいスペースに移動するので、大変混み合いました。
家に帰ってから、ひどく、疲れていることに気がつきました。 数日、ぼんやり過ごしました。
ウルファがお世話になっている支援センターでは、 年に一度、泊りがけの旅行があります。 でも、旅行が平日なのと、 職場が、2か月前から、申し込まないとお休みを確実に取れないので、 働いてから、参加できていません。 …としょんぼりしながら、ウルファが言うので、 どこかにいきましょうかということになりました。
どこかに行きたい、でも仕事好き、あまり休みたくない、 長く休んでしまうと、日常に戻るのか大変かもというウルファなので、 日曜日と月曜日にかけて、近場で、温泉で一泊することになりました。 どこかな〜?箱根かな?と思っていたら、 夫が企画したのは『稲取で金目鯛ツアー』でした。 レンタカーで行きました。
テレビで、『MOA美術館』がリニューアルされたこと、 『リニューアル記念名品展+ 杉本博司「海景 – ATAMI」』が開かれると、 見たので、もしよかったら寄ってほしいと頼みました。
尾形光琳の「紅白梅図屏風」よかったなあ。
古い古いものなのに、色鮮やかな巻物もあり、 その色の美しさにはっとしたり。
日本画、書、陶器、仏像などなと。盛りだくさん。 素敵。
また『杉本博司「海景 – ATAMI」』もよかったです。 白黒の熱海の海。 光に溶けていくようでした。
リニューアルされた美術館も、すばらしくて、 黒い壁は常設されるのでしょうか、 透明度の高いガラスとあいまって、 そこにガラスがあると感じさせない展示なのです。 最新式の展示に、本当に驚きました。 だって、お隣のご婦人が、もう少し、よく見ようと近づいて、 ガラスにぶつかっていたくらいだもの。 小さい子が、指をなめて、ぐりぐり触っていました。 (気持ちはわかるけど、お母さん、やめさせて。)
旅館は、8部屋だけのお宿で、 各部屋に露天風呂がついています。 山と海が、ひろびろと見えます。 居心地がいい上に、 ご飯も、とても美味しかったです。 実は、あまり期待していなかった金目鯛が、 むちゃくちゃ美味しかった。 『稲取キンメ』として、 地域ブランドとして商標登録されたそうで、 一本釣りのタグつきキンメさんでした。
ウルファは、独立してから、 好き嫌いが、ほぼ、なくなって、 なんでも食べられるようになりました。 たぶん、一緒に暮らしているかぎり、 あの好き嫌いは続いていたと思います。 独立は、本当に、ウルファによかったのですね。 周りの方に恵まれているのでしょう。 旅館のご飯も、美味しい美味しいと完食していました。 食にかかわっているお仕事をしているので、 盛り付けにも関心があるみたいで、写真を撮っていました。
城ケ崎にも行きました。 吊り橋は、私は、怖くて渡りませんでした。 高いところが苦手なので、 行って帰ってくるなんて、ぜ〜ったいに無理〜。 その辺をぶらぶらして待ってました。
ずっとレンタカーで、夫の運転で移動していましたが、 夫は短気で、運転が荒いので、大変、疲れました。 運転してくれるのは、ありがたいことですが、 どうも、自分は、とても若くて、反応もよく、 運転が上手いと思っているみたいです。 普段、運転する人ではないのと、 もうお年寄りですからね、 年齢を自覚して、ていねいに運転してほしいと思いました。
でも、短気な人ですから、 それを伝えるのが、とても難しい。 自分でも、認めたくないのでしょう。 私にも、そういうところがありますし、 どう折り合いをつけていくのか、難しいことなのだと思います。
稲取は、よいところでした。 緑が美しく、海がきらきら光って見えて。 美味しいものがたくさんあって、ぷくぷくになりました。 いいところに連れて行ってもらえて、 ありがたいと思います。
声が、なかなか戻りません。 焦るなあ。
昨日、図書館に行きました。 夫にCDを借りてくるよう頼まれたのです。 他の区にあるCDです。 他の区にある本は、取り寄せて、貸してもらえるけど、 CDの貸し出しはだめなのだそうです。残念。 でも、ちょっとほっとしました。 だって私のカードですもの。 そして、頼まれたCDのタイトルが、とてもださいんだもの。(笑) 「私の趣味じゃないのよ」と言いたくなるタイトルでした。
夫は、古い音源を集めるのが趣味で、 集め損ねた、マイナーな曲を、調べて、着実に集めているのです。 そのCDの中に、欲しい曲があるのでしょう。 売っていたら、買っていたと思いますが、 もう中古でも、出回っていないのだそうです。
調べたら、夫の職場がある区の図書館に、 そのCDがあることがわかりました。 そこで、夫に、仕事場の区でカードを作れば、 借りることができますよと伝えました。 よかった。よかった。 よろこんでいました。
のんびり歩いて行きました。 沈丁花が咲いていて、いい香りでした。
私は、鼻とのどか弱くて、 花粉シーズン以外でも、 出かける時は、たいていマスクをしています。
でも、気をつけていても、風邪をひきます。 先日、夫が風邪をお持ち帰り。 熱っぽいと早退してきた夫は、一晩寝たら、元気になりました。 夫は、咳やくしゃみをする時、手で覆いません。 私に向かって咳をします。 マスクを勧めましたが、嫌いだそうです。 マスクは、鼻と口を覆って、 私は、気持ちがよくて、お気に入りなんだけどな。 私に向かって、咳をされた時、 ああ、私は、風邪をひくんだ…と思いました。
…で、私は、2日と半日、寝込みました。
よくまあ、こんなに寝られること!と、 自分でも、感心するくらい、ずっと寝ていました。 夢を見ていたという記憶はあるけど、 どんな夢だったかは覚えていません。 長く寝たと思っても、1時間くらいだったり、 少し寝ただけと思っていたら、何時間も寝ていたり。 熱が出たり、下がったり。
夫が効いたというルルを飲んで、 呼吸が楽になる、ヴェポラックを塗って、 普段、絶対なめたくない、 買ったことを後悔したプロポリスキャンディをなめて寝てました。
夫は、デパ地下(夫は大好き)で、 あれこれ、お惣菜を、買ってきてくれました。 でも、味がほとんどわからなかったです。残念。
さんざん、寝て、起きたら、体がすっきりしました。 風邪が治ったのです。 ああよかった。 と思いましたが、大変! 声がちゃんと出ません。 がらがらのかすれ声になっていました。
おはなし会がありましたが、 練習ができないのと、 テキストも、 (読むだけで、のどが声を出した時と同じように動いてしまうので)、 読むのを諦めて、声の回復を待ちました。 でも、治らず、がらがら声のおはなし会になりました。 凹んでしまいました。
まだ、声が掠れます。 なかなか治らないなあ…。 風邪おそるべし。
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