おはなし会で、わらべうたの手遊びをすることにしました。 いぜん習った『むかえのおさんどん』にすることにして、 ふと、気になったので、講習会のレジュメを見ました。 そしたら…。 楽譜が載っていて、 私が、覚えていたのと少し違うのです! わ〜! 私は、どうも、出しにくい…というか、 よくわかっていない音程があるらしく、 自分が歌いやすいように、アレンジしてしまう癖があります。
おはなし会のメンバーは、わらべうたの講習会にも参加しているから、 このままでは、やばい…と思って、 楽譜通りに歌おうと、軌道修正することにしました。
でも、私は絶対音感がないので、楽譜を見ても、歌えません。 おまけにうちには楽器がない。 そこで、グーグル検索。 最近は、とても便利で、たくさんの方が、 手遊びやわらべうた、パネルシアターなどの動画をあげてくださっています。 でも、見つかったのは、小さいお子さんの手遊びでした。 かわいいけど、音程が、はっきりしません。
そこで、ふと、うちにも楽器がひとつあるのを思い出しました。 ハーモニカです。 それもうんとちいさいの。 Hohnerのlittle ladyといいます。 長さが3.5センチ。 穴が4つ。 吹いて、吸って、C調8音階でます。 ↓こういうの。 http://item.rakuten.co.jp/slowworks/672778/
これを吹いて音をとりました。 小さいので、なかなか難しい。 でもメロディーがわかりました!
ちいさいハーモニカ、とてもかわいい、 そして、ちゃんと音がでます。 なんてえらいんでしょう。
でも、なにか楽器を買ったほうがいいなと思いました。 音を聞きながら、歌うほうが、音がとりやすいので。
2016年05月25日(水) |
わらべうたとスケッチブックシアター |
週末は、わらべうたの講習会がありました。 今回、会場が変わりました。 自転車で15分。 夫が歩くと15分。(笑) 私が歩くと25分〜30分。(笑) 信じたくないけど、夫の歩く速度と、私の自転車の速度は同じです。 ずっと、私は、びゅ〜んと自転車に乗っているつもりでしたが、 家族に言わせると、と・と・と・と…と走っていたのだそうです。(涙)
会場は、近いけど、微妙に遠い。 バスだと乗り換えがあって、えらく時間がかかります。 自転車は、長く乗っていないのと、 老朽化しているので、夫に止められました。 暑い日でしたが、ぽくぽく歩くことにしました。
わらべうたの講習会、とても楽しかったです! わらべうた、大好きだあ。 簡単だから、抜けている私も十分ついていけます。 おはなし会にも、もっと取り込んでいきたい。
ところが、ぽくぽく家に帰って、ひといきついたら、 急に、右膝が痛くなりました。 もう、むちゃくちゃ痛い。 右膝は、時々痛くなることがありましたが、 こんなに痛いのは初めてです。 講習会では、立って、動いて遊ぶこともありましたが、 長く、畳に座っていたのが、よくなかったのでしょうか。 今までは、座布団がありましたが、 今回は、すばやく退室するために、座布団を使わなかったのです。 でも、講習会の間は、全然痛くありませんでした。 原因がわかれば、今後、対処できるのだけど、 原因がわからいのが悩ましいです。
おとといは、うまく動けず、 きのうは、買い物に行けて、だんだん痛みも薄らいできました。
うまく動けない間に、 スケッチブックシアター『にんじんはなぜあかい』を作りました。 スケッチブックシアターは、 その名の通り、スケッチブックに絵を描き、 おはなしをしながら、絵をめくっていきます。
『にんじんはなぜあかい』は、『出し物たっぷりネタ帳2』に載っています。 コピーしたものに色をぬり、スケッチブックに貼ります。 でも、私は、大きいコピー用紙に糊を塗って、 ぴっちり貼るのが、難しいと思ったので、 原画を写して直に描くことにしました。 鉛筆で下書きして、色を塗り、マジックで縁取ります。 色は、新しい水彩絵の具を買ったので、それを使うことにしました。
でも、水彩絵の具だと、紙がうねってしまいました。 少しだけだから、よしとします。 本当は、水彩絵の具の上に、 色鉛筆で着色するつもりでしたが、 うまくのりませんでした。 実際に、やってみないとわからないですね。 それから、お風呂に入った後、手もきれいになるのに、 全部同じ色で塗ってしまいました。 でも…ま…体の色の変化がメインだから…これもよしとしました。 目が悪いので、よほど失敗しないと、作り直しはしません。 何もかも、ダメではなく、何もかも楽しむことにしています。
カットするところは、 これもまた不器用さんごですから、予想通り、 よれながらも、何とかカットしまして、できあがり。 やった〜。
今後、このスケッチブックを使うなら、 色付けは色鉛筆にして、 水彩絵の具(発色がきれい♪)を使うなら、 もう少し良質な紙のスケッチブックにしたほうがいいと思いました。
スケッチブックシアターは、 カットすることで、画面の展開ができます。 なかなかおもしろいです。
2016年05月20日(金) |
諦めない人と諦める人 |
夫は、黒部の電車に乗りに行きました。 若いころ、JTB時刻表に載っている、 全国の路線図を見せてもらったことがあります。 夫は、学生時代、仲間と、あちこち旅行していたそうで、 乗った路線は、ボールペンで上書きしてありました。 先日、その路線図を出してきて、また見せてくれました。 物持ちがいいなあ! 今回乗る路線も、書き足されるのでしょう。 たぶん、夫は、ミリの友人のJR完乗話で、 拍車がかかったのだと思います。 先だって、大阪に行った時、少し変わった行き方をしたのですが、 それも、乗っていない路線に乗るためだったそうです。 知らなかったわ…。 夫は、自分のやりたいことを絶対諦めない人なので、 完乗をめざすことでしょう。 そして、いずれ完乗すると思います。
黒部は、電車の乗り継ぎや予約が厳しいので、 ツアーに申し込まないと行けないそうですが、 申し込んだ旅行代理店が、ミスをして、 宿のダブルブッキングが判明したり、 目的の電車の予約が取れてなく、 結局、朝、7時前に乗らなくてはいけなかったりと、 話を聞いて、そこ、ほんとに大丈夫なのか?と思いましたが、 本人は、乗れればいいのだそうです。 興奮して、楽しみでたまらないようでした。 楽しい旅になることでしょう。
私は、若冲展を見に行こうかなと思って、調べたら、 若冲展のツイッターがありました。 なんと!平日でも、むちゃ混みでした! 今日は、開館時に待ち時間210分でした! 5時で、入館終了。 展覧会は5時半まで。 昨日は、4時25分の段階で、入室までの待ち時間が140分ですから、 5時になったら、並んでいる人を全員入れてしまうのかしら。 閉館時間、延びたりしないのかな。
ツイッターの待ち時間を見て、 すぐ諦めてしまう私は、これは、もう無理だと思いました。 チケットもったいない〜。
シルバーデーは、320分待ちの時があったようですし、 雨が強く降った日も、待ち時間は、90〜260分でした。 若冲、人気があるんですね。
土曜日に『若冲展』行きましたらね、 なんと、入場制限がかかっていて、待ち時間が140分でした。 (チケットを持っている人のみ並べます。)
私たちは、チケットを持っていたのですが、 諦めて6月に行くつもりだった『カラヴァッジョ展』に行きました。 私たちと同じく『若冲展』から、 『カラヴァッジョ展』に流れてきた人も多かったのですが、 中程度の込み具合でした。 でも、少し、展覧会に慣れていない人が多かったかな。 若冲人気なんですね。 夫が、最近、日本画がブームだと言っていました。
カラヴァッジョの作品は12点。 今回は、カラヴァッジョの作品と鑑定された、 『法悦のマグダラのマリア』が世界初公開です。 カラヴァッジョだけでなく、 カラヴァッジョに影響を受けた画家の作品も含めて50数点の展覧会でした。 もう、明らかに、クオリティが高くて、 すぐにカラヴァッジョの作品はわかります。
カラヴァッジョは、大変人気のある画家だったにもかかわらず、 殺人を犯して、逃亡するのです。 なんて破滅的な人生なのでしょう。 だからこそ、こういう絵が描けたのでしょうか。 『法悦のマグダラのマリア』を見て、 命のギリギリのところで描いた絵だから、 こんなに心を打つのだろうかと思いました。
美術館を出てから、『若冲展』に行ってみたら、 待ち時間が160分になっていました。
平日なら入れるのかなあ…。 もう少し、期間が長いとよかったのではと思います。
そばにいたカップルの男子が「テレビのせいだ〜」と言ってました。 女の子が、「じゃ、動物園だな!」と言ってた。(笑) それもいいなあと思う。
帰り、近所にできたもつ焼き屋さんに、 ウルファを召喚して、行ってみました。 人気で、いつもお客さんがいっぱいなのだそうです。 なかなか美味しかったです。
昨日は、疲れてしまって、一日中、うつらうつらしていました。 一日出かけると、次の日は使い物になりません。
ゆうべ、ふと、甘いものがほしくなりました。 うちには、いくつか甘いものがありますが、 ちょっと食べたいのは、これじゃないなあと思って、 はちみつケーキを焼きました。
15センチ角のケーキ型を使いました。 型を、買ったのはだいぶ前です。 でも、ずっと使いませんでした。 なにかやろうと思って、材料など買っても、 疲れて、なかなか手がつけられなかったのです。 それがね。 作ってみようかなと思って、作ってしまったのです。 お〜。 私は、元気だあと思ってうれしくなりました。
お菓子を焼くのは久しぶりなので、少し、もたつきました。 前は、生地のベストな状態がわかって、 迷いなく作っていたのですが、 今回は、これでいいかな?もう少し、泡立てた方がいいかな?と、 迷いながら作りました。 忘れているんですね。
それでも、ふんわり、美味しいはちみつケーキが焼けました。 うれしいです。 バターが少ないので、あっさりしているのも好ましい。 少し甘いので、次に作る時、お砂糖を減らしたいと思いますが、 BPやBSを使わず、卵を泡立てただけで膨らましているので、 お砂糖を減らすと、ふんわりできないかもしれません。 悩みます。 でも、これは楽しい悩み事です。
ただ、15センチ角のケーキは、1人で食べるのは、 大きいなあと思いました。 頑張っても、3日はかかるかも…。(汗)
ゴールデンウィークは、『横井弘三の世界展』に行きました。 楽しかったなあ。 人も少なく、ゆっくりのんびり見ることができました。 見ているうちに、知らず知らず、にっこりしている自分がいました。 本当に、人が好きだというのが伝わってきたからです。 風景画にも、必ず人が描かれています。 楽しそうなやりとりが聞こえてくるようです。 自由でパワフル、人が大好きな方なのでしょう。 絵を描くために、いろいろな手法を開発した過程も見ることができて、 興味深かったです。
それから、ウルファが遊びに来てくれました。 キャベツのクリームコロッケの春巻き版の作り方を教えて…とのことなので、 二人で作りました。 ホワイトソースを作るウルファの横で、私はキャベツを刻みます。 ウルファは、シチューを市販のルーを使わず作るのですが、 ホワイトソースも、実は同じだということがわかったようです。 私も、最近、ホワイトソースはレンジで作ることが多かったのですが、 お鍋で作ったほうが、やはり美味しいと思いました。 ホワイトソースのとろみがつき始めたところに、 キャベツを入れて、煮て、しっかり煮詰めていきます。 塩、胡椒とブイヨンで味つけします。 ハムを入れるので、控えめな味にします。 冷めたら、きざんだゆで卵とハムを入れて、具のできあがり。 冷蔵庫に入れて、もっとがっちり冷まします。 これを小さい春巻きの皮で包んで揚げてできあがり。 さくっとした春巻きを食べると、 中から、とろりと、クリーム煮のキャベツとハムと卵が顔を出します。 キャベツを、山盛り!たくさん入れます。 キャベツの甘味が出て、それは美味しい春巻きです。 昔はコロッケにしていました。 春巻きにすると、とても楽です。
ウルファは、調理技術が上がっていました。 「不器用だから」と言いながら、春巻きを巻きましたが。 すぐに、こつがわかって、うまく作ることができます。 私の手元も、よく見ていて、 「揚げる時は、皮が重なっている方を下に入れるのね」と言うので、 おどろきました。 驚くと同時に、とてもうれしくなりました。
楽しかったです。 なにより、ウルファは若くて、二人で話していると、話題がつきません。 そして話題も若い! じいさんとばあさんだと、話題がね〜。(笑) 政治、経済、中国の歴史と政治や暮らしぶり、だじゃれ(涙)(怒)、 食に関することなどです。 若い人の話題は、気持ちが明るくなります。
私は、ホルモン補充療法をしているので、 更年期真っ只中の人と比べて、だいぶ楽だと思いますが、 やはり、気持ちが沈みがちです。 ふだんは、あまりでかけません。 貧血ふらふら〜の手術前の方が、出かけていたと思います。 だから、夫が買ってきてくれる展覧会のチケットはありがたいです。 よいしょと腰を上げて、出かけてみれば、楽しいなと思います。 元気を分けてもらう感じ。 でも、なんとなく気持ちがふさぐというのが、 夫には、わかってもらえません。
ど貧血→手術して元気になった。 更年期→ホルモン補充療法しているから平気と思っているようです。 夫は、遊び好きなので、遊びのプランが次々と浮かぶようです。 あまり元気がなくて、気がすすまない…と言うと、たちまち不機嫌になります。 夫が、不機嫌になるのを、私は望みません。 なんとか、がんばらければ。 始めの一歩がすごく重いから、 そこをなんとか乗り越えようと思います。
ウルファは、残った春巻きを持って帰りました。 そして、週末には、作ったそうで、 美味しそうな春巻きの写真をメールで送ってくれました。 素晴らしい。
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