さんごのnewdays

2016年04月28日(木) 進化と雲南

先だって、国立科学博物館の『恐竜博2016』に行きました。
春休みは、それはすごい混みようだったようです。←夫のウォーキング情報。
展示の目玉は、巨大なスピノザウルスとティラノザウルス。
恐竜好きの子ども達はたまらないでしょう。
程々の展示量なので、子どもも存分に楽しめる展示だと思います。
体力のない私も、へろへろにならずに楽しめました。


新発見や、研究の結果で、恐竜の姿は、どんどん変わっていきます。
それを知るのも楽しいです。
私は、恐竜のことを、深く勉強していないので、詳しくありません。
そういう私ですが、不思議な生き物の化石を見ると、どきどきします。
楽しくてたまりません。
なんて不思議なんでしょう。
だから恐竜展があると、つい出かけてしまいます。

鳥に進化しなかった翼(皮膜)のある小さい恐竜の化石がありました。
私が、いつも思うのは進化の不思議さです。
どうして翼が生えたのだろうって。
ある日、突然、翼が生えた恐竜が生まれたのでしょうか?
それはどうしてでしょう。
空を飛びたいと強く願ったからか、憧れたからか。
空を飛ばなくては、生きていけない状態に追い詰められたか。

人はどうなんでしょう。
人も進化していくのでしょうか。
どこへいくのでしょう。



そんなことを考えつつ、晩御飯は、雲南料理でした。(笑)
雲南料理は、四川料理の影響をうけているので、辛い料理があります。
真っ赤な料理は、少しだけ、お味見で食べました。
美味しいけど、私は、たくさん食べられません。

辛くない料理もあります。
料理を注文するのは夫です。
味や、料理法に偏りがないように、注文しているらしいです。
メニューには、よくある中華料理もありましたが、
せっかく雲南料理を食べに来たのだからと、却下されました。

夫が、あらかじめ汽鍋鍋を予約してくれました。
変わった形のお鍋で作る、鶏の蒸しスープです。
水を使わずに作ります。

真ん中に煙突のような筒がある変わったお鍋に具を入れて、
お湯を沸かしたお鍋にのせて作るそうです。
下のお鍋の蒸気が上のお鍋にまわって、スープになります。
時間がかかるので、予約しなくてはいけないそうです。
汽鍋鍋は、初めてです。
生姜入りで、鶏は、少しだけお肉がついている鶏がらです。
少し癖がありましたが、漢方薬が入っているのだそうです。
嫌な味ではありません。
反対に癖になる味といっていいくらいです。
とても美味しいスープでした。

おしまいに、夫お勧めの、過橋米線を食べました。
スープの入ったどんぶりと、
あたたかい米の麺が入った器、
お野菜(豆苗、もやし、筍)のお皿、
薄切りの生のお肉やイカ、ハムみたいなのや、湯葉ののったお皿がきました。
これをどう食べるかというと、まず、生の食材をスープに入れて火を通します。
スープの上に鶏の油が入れてあるので、
これっぽっちも熱そうに見えませんが、実はとても熱いのです。
だからすぐに火が通ります。
火が通ったら、他の食材も入れて混ぜて食べます。
米の麺は、白く、丸い麺です。
つるりとして、噛むと柔らかい。
これもとても美味しいと思いました。
ほっとする味です。
夫は、見た目も赤い!辛い米線を食べていましたが、
それは、ちょっと本場とは違う味つけだと言いました。

まったく知らない、違う文化とテーブルの上で、こんばんはです。
美味しくて、興味深い。



2016年04月21日(木) パクチー

冷凍したパクチーを、あれこれ料理しました。
茎は使えるけど、葉っぱは、ぐじゅっとしていまいちでした。
食感だけでなく、食べると、始めは、パクチーの香りがするけど、
なんだか変な味がしてきます。
ですから葉は捨てて、茎だけを使いました。
今度は、塩とオイルに漬けてみようと思います。

作ったのは、タブレ、モロッカンサラダ、ビーフボールです。

ビーフボールは、牛のひき肉に、玉ねぎとパクチーのみじん切りと
おろしにんにく、塩、こしょうを混ぜて、練って、
ボールに丸めて、オリーブオイルでこんがり焼きます。
オリーブオイルは、薄切りのにんにくを炒めて、香りを移しておきます。
(にんにくは取りのぞきます。)
つなぎを入れないのですが、崩れたりしません。
ボールをお皿に移します。
フライパンに、オリーブオイルを足して、玉ねぎのみじん切りを炒めて、
トマトの水煮を加えて、塩、こしょう、
ブイヨンを加えて、煮て、トマトソースを作ります。
ここにビーフボールを戻して、
クミン、シナモン、ジンジャー、パプリカを加えて、
蓋をして、ことこと煮ます。
仕上げに、卵をぽとんと2つ落として、半熟になったら、パクチーをふります。
はい、できあがり。
本当は、タジン鍋で作るのですが、
持っていないので、深めのフライパンで作りました。
タジン鍋は、蓋をすることで圧力がかかり、柔らかく煮えるそうです。
今回は、かたまり肉や、骨つき肉ではないひき肉料理なので、
普通のお鍋で作れます。

美味しいモロッコ料理。
スパイスが混ざり合って、パクチーも香る。
でも、トマトベースで、とても食べやすいのです。
夫は、食べている途中で、ご飯にのせ始めました。
さんご「これは、モロッコ料理ぢゃ。ご飯にのせるの変ぢゃ」と言ったら、
夫「こうすると美味しい。卵かけごはんになるし。」と言いました。
やってみたら…美味しかったです。(笑)

タブレやモロッカンサラダも、爽やかで美味しくて大好き。
クスクスは、ブイヨンで戻すと下味がついて美味しい。

今日は、ハリラスープを作ります。
ひよこ豆も煮たし♪



2016年04月17日(日) 九州

九州で、大きな地震がありました。
どうか、静かで、穏やかな毎日が、一日も早く戻ってきますように。

九州からは、よく、お野菜やくだものを取り寄せています。
15日の朝、店長さんからお電話がありました。
発送予定のお野菜を送ることができないと。
発送は、いつでもいいです。
どうかくれぐれもお気をつけてくださいと電話を切りました。
その時、店長さんは、明るい声だったので安心したのですが、
それから、大きな余震が続いて、
不便で、怖くてたまらない時間を過ごされているようです。
本当に必要な人に、物資がいきわたるようにと、
避難場所に行かないで、救援物資も受け取らないで、
ご近所の方達と助け合って、生活されているようです。
心配で心が痛いです。



私が、今、できること。
物資を送るのは、公的機関にまかせて、
(その方が、物流の邪魔にならなくて、効率よく送れるので。)
義援金だと思い、
日本赤十字社の義援金の、郵貯口座が開設されるのを待っているところです。
三井住友銀行 と三菱東京UFJ銀行 とみずほ銀行は口座が開設されています。

それから、スーパーや、物産展、アンテナショップなどで、
熊本、大分産のものを買う。


ここは、ほんと、数えるくらいの方が、遊びに来てくれる、
ひっそりとした場所なのですが、
もし必要とされている方がいらしたら、教えてあげてください。

緊急宿泊場所として、民泊サイトで、20日まで、支援があるそうです。
https://www.airbnb.jp/disaster/southernjapanearthquake



2016年04月12日(火) パクチー

最近、パクチー料理専門店ができたり、
パクチーのソースやペースト、ドレッシングが市販されたり、
パクチー好きの人のことを、『パクチニスト』と言ったりと、
パクチー、香菜、コリアンダーが身近になったと思います。

夫によると、会員登録して、入店の時に、
「ヘイ!パクチー!」と叫ぶと、
パクチーが大盛りになるお店があるそうです。(笑)

私はパクチーが好きなので、とてもうれしいけど、
こういうハーブ系のものは、スーパーで買うと、高いのが悩ましいです。

先日、外国の人も、多く買いに来るスーパーに行った時、
福岡産のパクチーを見つけました。
こちらのスーパーで売っている少量ではなく、けっこうな束です。
おまけに安い♪
2束買って帰りました。

そのまま食べるだけでなく、少し使いたい時のために、
上手く保存できる方法がないか、ネットで調べてみました。

まず、茎は刻んで、そのまま、
葉はつんで、半日ほど、乾燥させて、冷凍しました。
うまく香りが残るでしょうか。

思うようにいかなかったら、今度は、オイル漬けにするつもりです。
その次は、イギリス式に、
オイルとカイエンペッパーとレモンといっしょに、
ミキサーにかけて冷凍しようと思います。

なんだか実験しているみたいで、楽しい。







2016年04月02日(土) ビーフシチュー

今日の晩ごはんは、ビーフシチューです。
2日かけて作りました。

ブロック肉に塩こしょう、
おろしにんにくをすりこんで、しばらくおき、フライパンで焼きます。
こんがり焼き色がついたら、お鍋にいれます。

お肉を焼いたフライパンに、バタを足して、玉ねぎを炒めます。
きつね色になったら、また、お鍋に入れます。

そのフライパンで人参を炒めます。
(人参は、しりしり器でカットしてから、刻みます。
そうすると、煮溶けてソースになります。)
炒めたら、お鍋に入れます。

フライパンに、少し水を入れて、うまみをこそげ落として、
それも、またお鍋に入れます。

お鍋に、デミグラスソース缶2つ分を入れて、
赤ワインの小さい瓶を、1本、全部入れて、
トマトピューレを入れて、
ブーケガルニ、おろしにんにくを入れたら、
蓋をして、ことこと煮込みます。

煮ている間に、あくをとります。
玉ねぎと人参がとろけて、
底にたまると、こげやすいので、時々、鍋底をかき回します。

3時間ほど煮たら、火を止めて、一晩、そのまま冷まします。

次の日、脂が多いようなら、すくって捨ててから、
火にかけ、お肉が温まったら、お肉を取り出します。
ソースに、生クリームを1パック入れて、
あればマッシュルーム(缶詰)を1缶分入れます。
ソースが元の色になるまで、ことこと煮ます。

お肉をカットして、ソースに戻して、温めます。
胡椒を振って、塩味が足りなければ、
塩を入れて(たいていこの時点で、味は決まっていることが多いです)
美味しいビーフシチューのできあがり♪

「ああ。つかれた〜」と言ったら、
夫が、「なんで?」と聞きます。
「ずっとついていないから、楽でしょう」と夫は言うけど、
それでも、四六時中、お鍋のことを気にしているのです。
作るのが、久しぶりだから、段取りも悪くて、気が張っていました。

おまけに、数日前に、ちょっと軽い、ぎっくり腰をしまして、
起き上がったり、立ち上がったりするのが、かなり痛いのです。
でも、軽いのは、ラッキーでした。
「いだだだだだだ」と言いながら移動してます。(笑)
それでも、作る私は、えらい♪がんばってる〜♪と
自分で自分を褒めました。


さて、こっくり煮込んだビーフシチューは、
うっとりするくらい美味しかったです。

でも、すぐにお腹を壊してしまいました。
そうだった。
美味しいので、しっかり食べてしまったのだけど、
私は、脂の多い和牛を食べると、
脂に負けて、お腹を壊してしまう人なのでした。
ちょっと奮発して、宮崎牛にしたけど、
オージービーフかニュージーランド産にすればよかったなあ。
和牛も、少量なら大丈夫。
そして、赤身だと、も少し大丈夫。
オージービーフとニュージーランド産は、何を食べても大丈夫です。

今回のお肉は、煮込み用で、バラブロックですが、
見た目、脂が多くなくて、
これなら食べても大丈夫だと思いました。
2日目に、上に浮いた脂も捨てたから、すっかり気を抜いていました。
おそるべし和牛の脂肪。

でも、夫が和牛好きなんだ。
夫が調達してくる時の牛肉は、すごくおいしいけど、かなりの霜降りなので、
食べる時は、用心しいしい、体と相談しながらです。

ずっと、オージービーフや、
ニュージーランド産の牛肉ばかり食べていたからでしょうか。
また和牛だけでなく、鴨も食べると、お腹を壊します。
美味しいんだけど、ぽんぽんが、どうしても慣れません〜。(笑)



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