連休が終わりました。
私は、本多劇場で『柿食う客』の『天邪鬼』を見ました。
去年見た『朝日のような夕日をつれて2014』に出ていらした、
玉置玲央さんがとてもよかったので、
他のお芝居も見たくなったのです。

見てよかったです。
刺激的。
現実がくるくると虚構になる感覚がたまらない。
劇的に終わり、見事だと思いましたが、
ラストに至るまでの積み重ねが、私にとっては、
少ししつこく、まだるっこしく感じました。
(テンポが遅いわけではありません。
私とリズムがずれていたのだと思います。)
でも、お芝居は、乱暴な言い方をしてしまうと、
終わり良ければすべて良し…というところがあるのです。
見事な結末に脱帽。いい芝居でした。



玉置玲央さんは、印象的な、いい役者だと思いました。
周りの劇団員さんと比べて頭一つ抜き出ている感じがしました。
声が深い。
観客の耳を集めて、そして動くと目を集める。

今日は、一日中、雨が降っています。
少し、肌寒いので、ココアをいれて飲みました。
美味しかったです。

先週、国立科学博物館で開かれている『生命大躍進』に行ってきました。
不思議で、奇妙な太古の生物の化石がたくさんあって、
たいへんおもしろかったです。

今、うちのパソコンのデスクトップは、
ウミサソリを襲うダンクルオステウスの実物大模型の写真になっています。
ダンクルオステウスの大きいこと！
同じ時代に生きていなくて、本当によかったです。
夫が写真を撮ってくれました。






最近のティラノザウルスの映像は、頭に赤い羽毛が生えています。
頭の上にぽやぽやと。
見た目、かわいくなって、
獰猛さが薄れてしまって、ちょっと残念です。(笑)

うんとこしょ、どっこいしょと作っていたパネルシアターがひとつ出来上がりました。

作ったのは『ころりんパンケーキ』です。
『実践講座　パネルシアター　やってみよう』(月下和江・著　アイ企画・刊)より。

美味しそうに焼けたパンケーキが、
おじさんやおかみさん、動物達から、
次から次へと、逃げていくおはなしです。
最後はだまされて食べられてしまいます。

先日、図書館のおはなし会で、初めて演じました。
初めてなので、少し緊張して、早口になってしまいました。

裏表に描いた絵人形の間にガーゼをはさんで、接着、
それを切込みを入れた絵人形に差し込む…という仕掛けが、
うまくできませんでした。(涙)
私は、この仕掛けがとても苦手なのです。
またやってしまったよ…。
本に書いてあるように、動かせないので、
少し工夫が必要です。


パンケーキは、いろいろな動かし方(逃げ方)ができそうです。
小さい子は、逃げていくうちに、
パンケーキにとても親しい気持ちをもってしまうようです。
だから食べられてしまうと、びっくりして、がっかりしていました。


パネルシアターをおはなし会の最後にするのは、
おはなしが苦手な子も、楽しむことができて、
みんな満ち足りた気持ちで終わることができるからです。
そういう時は、短い楽しいパネルをやります。
持っていったのは、『とんぼのめがね』。
『不思議がいっぱい　パネルシアター』(月下和江・著　アイ企画・刊)より


驚いたのは、『とんぼ』を見たことがある子が一人だったこと。


私は週末に一匹だけ見ました。
麻布十番で！
いったいどこから来たのでしょう。