コレ。→ttp://bookweb.kinokuniya.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9930648569
桁がなんか2つばかり違う気がします。 でも一瞬、頭の中で財布の中身と相談しました。すぐに我に返りました。何でロンドン滞在時の圭介のネタを書くためだけにンな金額払わなならんねん。
こっちの方がやや財布に優しいなとも思いましたが、どっちみち無駄な出費にしかならないな…冷静に判断するならな…。→ttp://www.aplink.co.jp/synapse/4-901481-84-3.htm
コレも面白そうなんだけど、以下略。→ttp://www.hontomo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-89439-075-2
現在のロンドンの地理や情勢なら、最新でないにしろ大体は判ってるのですが。道筋はともかく、街の空気は明らかに変わっちゃってますからねえ。 ロンドンの古地図やヴィクトリア時代の資料なら、チャリングクロス(倫敦の神保町)に行けば二束三文で手に入りそうだってところが、余計にこの手の和訳本に手を出したくない理由だったりもします。ただし暫くは渡英の予定はございませぬ…。
本日は実にダメダメな一日でした。出勤日ではないのをいいことに、一日中寝そべって本読んでました。…出勤日でないから休日というわけではないのだが……。 在宅仕事はペーペーの新人なので、真面目にやらないと赤字経営もいいとこです。しかしながら根がいい加減なため、最近は休日と化している自宅勤務日が増加傾向にあります。そろそろ根性入れ替えねば…。
| 2006年06月23日(金) |
バイオリズム若干低下中… |
毎年この時期恒例です。色々なことに対してちょっと受動的になりがちでして。単に低気圧の所為でしゃっきりしないだけとも言いますが。 たまたま推理小説ブームが再来してるので、ほぼ読書だけで一日が過ぎていきます。すみません、調べものも創作もやる気(というか「やりたい気」)は沢山あるんですけど、あと一歩が出ない状態。こういう時に足掻いても無駄なことは知ってるので、波がめぐってくるのを大人しく待ってます。
……の、割に、くだらない妄想なら幾らでもできるのな…。 ↓ 妄想サカつく新撰組編。やっちまいました。やっぱり楽しかったです。 (ごめんなさいもうやりません)
部屋の片付けしてて、大学生の頃の創作ノートを発見しました。端々のメモから、殆どが授業中に生み出された妄想であることが判ります。…いい御身分だったなあ…。(っつか授業中に妄想しまくってる不良学生のくせして、教授の身形がTシャツにサンダルなのは象牙の塔の住人として如何なものかとか偉そげにツッコんでんなよ…)(←そーいう走り書きがノートの隅にあったんです…。)(そーいうツッコミを教授に対して抱いた憶えも薄らあったりします…。) どんなネタの素だったかはっきり記憶してるのもあれば、どのキャラにどういうシチュエーションで言わせようとした科白だったのやらもはや見当もつかないものもあって、読み返してると妙に新鮮です。……限られた資料からよくここまで設定考えたなアタシ。全然書ききれなかったけど、ベースに壮大な構想があったんだよね。(当時のジャンルは戦国武田二十四将でした) 昔の自分の書いたものは、いろいろと刺激になります。今に比べて発想が自由で羨ましい。少し凹むけど、発奮もします。
●更新 >枝折: 閉鎖サイト様の整理 ネット活動終了とのことで、『へなちょこアッパー☆』様、『大鳥圭介情報交換所』様のリンクを解除しました。管理人のひよ様には並ならぬお世話になりました。どうも有難うございました…!m(_ _)m
| 2006年06月20日(火) |
風邪はほぼ治りました。 |
相変わらず深夜の球蹴り合戦と推理小説で一日が終わる生活です。いや仕事もしてるけど。 ついでにこんな遊びもやらかしてました。 ↓ まだまだW杯を楽しむぞ!企画 ――「妄想サカつく 伝習隊編」♪
……。 ………………。 ええと、すっげ楽しかったでっす!(>▽<)←殴☆ (サッカー好きな人も判らない人もよかったら一笑してやってください) (ちなみに新撰組編もあります) (本当はそんなことしてる場合じゃないんですけどね) (今週末までにやらなければならないことがあるんだよ) (見事に逃避してますよ…)
●メッセージ返信 6/14 22:09 バトンのR様 お返事遅くなりました〜。こちらこそいつも楽しませていただいてます! キヨモリくんと並んだ圭介、想像すると楽しいですよネ☆/ お忙しいのに突然2つもバトンを回してしまってすみませんでした。受け取って下さって感謝です! とくにベルガー! 何とお答えになるのか、拝見したくてうずうずします。でもお暇になってからで全然よいですよ。かつてのオレ様ベルガーでも、現在の貫禄たっぷりベルガーさんでも、どっちでもいいですvv/ 早く免許が取れますように!(あと安全運転!)
別に敗戦の影響で不貞寝してたわけじゃありません。熱こそ出ないものの、体調が低空飛行を続けておりまして。治りが遅い原因は勿論アレです、深夜の球蹴りで興奮しすぎる所為です。まったく仕方のない奴だ。(他人事のように…)
先週、大学の友人と呑みながらミステリ談議に花を咲かせたのが引金となったか、この一週間というもの、手持ちの推理小説を片端から再読しにかかってます。 アリバイ崩しやサスペンスよりも、純粋な犯人捜し(フーダニット)が大好物。精緻なロジックはもはや芸術と呼んでいいと思うよ。何度読んでも痺れる。 ただし葛生さん本人はこれっぽっちもロジカルじゃないので、「読者への挑戦」はいつもスルーです。理論は大好きですが、自分で考えたってどうせ途中で脱線するか力尽きるかなので。直感と理論と勘違いとを足して3で割ってさらに金鎚で細かく砕くと、そのうちの一片くらいは葛生さんの思考回路になるんじゃないかと思います。そんないい加減な仕組み。 今月22日には、待望の有栖川有栖の長編が発売されるので楽しみですよー。(火村シリーズで、以前ネット先行してると言った作品です。途中までは読んだんですけど、どうも電子ブックって読みにくくて、放り出してました。サイト管理人のくせに所詮は基本紙媒体の人間です。アナログ世界から抜け出せません。)
そうこうするうちに命日ですね。情が薄い葛生さんにとってはいつもと同じ一日でしたが。(…) っていうより、正直な話、ドイツ戦(今朝方)とイングランド戦(今夜)がタッグ組んで襲来したため、昨夜からそれどころじゃない精神状態なんです。要するに眠い。(非国民万歳)
●更新 >『文庫』: 「鳥飯」に、伝習隊メモを1つ追加。 シャノアンとブリュネの建白書の一部を纏めただけですが。ようやく連載再開です。実は13日にアップする予定でしたが、球蹴り大会のため2日(も)延びました。のんびりと行きます(殴)
| 2006年06月12日(月) |
最悪で同点で済んだんじゃねーか…? |
………という思いを今、きっと全国のサッカーファンの皆様と共有しているに違いないと思います。うん。1点は取られるかもなーと思ってた。だからさっさともう1点取っとけ!と思ってた。あの短時間で3点掻っ攫われるっちゅーのは想定外でしたよ…。 観てて、問題点はこれまでの代表戦で思ったことと一緒だったんで、やっぱりねというか諦めがつかなくもないというか、でもなー勝ち点1は取れたと思うんだよなー(諦めついてない) 神様の采配は当たる時と外れる時の差が大きすぎやしませんかい。 えと、ウチの茂庭が不安要因だった部分はごめんなさい。瓦斯サポもまさか出番が回ってくるとは思ってなかったんで、本人もそりゃあ吃驚したと思います。とりあえずW杯なんて桧舞台に立たせて下さってどうも有難う! 次戦はトゥボーイ(坪井)が戻ってきてくれると嬉しいな!(本当に瓦斯サポなのか?)(サポだからこそです)(その程度には信頼してるんだよ)(信頼…?)(……)
ま、済んだことは仕方ない。気分切り替えて、さ、次だ次。 (そもそも今回の代表は一次リーグ突破できたらラッキー!くらいの気分で見守ってたりしますよ)(もごもご)
東京駅のさくらや(首都圏の家電量販店)に用があったので、仕事上がりについ(?)うっかり(??)神谷町から虎ノ門・桜田門経由で大手町まで徒歩縦断してしまいました。 昨夜熱出して今朝も身体怠い休みたいとぼやいてた人間のすることじゃないと我ながら。 西の丸下(皇居外苑)を歩きながら、心は幕末に飛んでました。 つーかあのだだっ広い空間にいると、思わず「アルトォォ…ッ!」「サリュウゥゥ…!」(C翼風に)とか大声で号令してみたくなる。……いや、やらないけど。まだ我が身が可愛いから。(あそこでそんなことした日にゃ、凄い勢いで警官がすっ飛んでくること請け合い) 西の丸下屯所は圭介の管轄外だったんではという気がしつつ、でも外苑の見渡す限りがらんとした視界に、簡単に訓練風景が想像妄想できまして。パレスホテルだと建物があるから、なかなか想像妄想の翼も羽搏いてくれないんですよね。
…なんてうだうだ書いてたら少し気分もマシになりましたので(何だかんだ言って結構落ち込んでるらしい)、暖まって寝ようと思います。あ゛ー…喉がイガイガする…。
一ヶ月ほどは現世とサッカーの国とを夢見がちに彷徨っていると思われます(笑)
日本はもとよりですが、心の故郷ドイツと魂の母国イングランドも応援してますよー。日本代表以外、ろくに選手も知らないんですけどね。私の中で世界のサッカー選手の面子は10年くらい昔で止まってます。ドイツ代表ファンと言いつつ、一番よく知ってる「選手」は現在の監督だ…。 もっと判りやすい例をあげれば、イタリアの大黒柱のトッティ。私は奴がぺーぺーの高校生プレーヤーでローマ市内から歩いて遠くの練習場まで通っていた時代を知ってます(爆) 先刻まで開幕戦(独×コスタリカ)を観てたんですが…(つまり実は今は10日の早朝)(まだ外は暗いけどね)。……友人がこないだの×日本戦見て「ドイツの中盤がスカスカで泣けてきた」と言うとりましたが、むしろディフェンスがザルだったことに涙しました。独サッカーの要だろーがよDF…。(ラインの統率がまるでできてない) 監督のリアクションがいちいち大きいのを楽しく拝見して心を慰めておりました。クリンシィ老けたなあ。相変わらず音痴なのかなあ。(要らん恥をバラす)
回して頂いたバトン(3本)のうち、2本の回答を作成しました。
>「管理人の輪」バトン (『禅』のいざよい様から) >「小野梓」バトン (『東風』のしの様から)
残りはまた後日。
本日ひたすらにウケ倒したネタ。→甲冑ロボット「KIYOMORI」くん。
同僚の一言感想が秀逸でした。「で、何の役に立つの?」 (……たぶんあんま役に立たないんじゃ…) (っていうか二足歩行ロボットにその出で立ちをさせる意義はいったい…) (生活に全然溶け込まないと思う。むしろ激しく浮きまくると思う。) (しかも用途が決まってないのに開発進めるって…つまり趣味か。趣味なのか。) (だいたい何でキヨモリ。敢えてヨシツネと付けない根性(?)は気に入ったけど、別にヨリトモだっていいじゃん。) (関わってる大学が大学だから余計に笑ったゼ) (あ、でも圭介よりデカいんだよねこのロボット。…隣に立ってる姿を想像しちゃった…。)
今日は大学時代の友人とスコッチ呑んできました。幸せですが眠いので寝ます。お預りしているバトンが2本ほど(たぶん)あるのですが、もちっと待っててくださいまし。必ずお答えしますので〜。
「ぞく」と打って最初に「賊」に変換されるPCってのもちょっと嫌だ(笑) 「一体全体どうして…」のつもりで「いったい」と打つと、「一隊」になります。「道が渋滞している」と打とうとすると、「銃隊」が出てきます。「はこだて」は「箱」館、大阪は大「坂」です。 …前の職場ではよくメモ帳使ったり検索したりしてたから、後任の子は暫く困っただろうなあ(^ ^ゞ 今の職場は自分のPCというものがないし、仕事中や昼休みに個人利用することはできない環境なので(その暇もない)安心(?)ですが。
さて、『学海日録』の続きです。
肝心の圭介に関連した情報はといいますと、大築尚志をはじめ蕃書調所で圭介と一緒だった面々が依田さんを訪問したりされたりしてます。それから依田さんが小栗さんに呼ばれて出向くこともしばしば。留守居役だけあって、陸軍関係より小笠原(長行)、稲葉(正邦)といった閣老からの呼び出しのほうが多かったみたいです。 慶応3年秋頃から、俄かに江戸の各藩の動きが活発化したような印象を受けます。もともと在府の各藩の横の交流は随分あったようなんですが、依田さんの日記を観ると、これまでのような親睦っぽい集りより、親藩の会合の会合やら、兵制・軍制の改革を論じるやら、外様各藩の藩士と会合するやら、「親・譜を問わず」幕府に協力して「大勢を挽回すべき策」を話し合うやらが増えてきます。かなり会津と親しかったみたいですね。 幕府陸軍との関係が出てくるのは、慶応3年末頃から。12月6日に雉子橋警備を命じられた佐倉藩の銃隊が小川町屯所に駐屯しますが、これは3日後に「差支ゆる事ありとて」、雉子橋門外の騎兵屯所に移転します。何だろう、差支えることって。 12月頃、紀州藩を中心に「兵制一致の会」という動きがあったらしくて、依田さんは「仏式伝習の会を作ろう」と呼びかけていて、その関係でしょうか、歩兵奉行や陸軍の人と会ったり陸軍局に行ったりしてるんですが、圭介の名前は出てきません。昇進前だしなあ。 ちなみに依田さんが会った歩兵奉行は「城和泉」と「河野対馬」。『陸軍歴史』によると城さんは慶応3年12月に歩兵頭から昇進した人で、翌4年2月19日に辞職。河野というのは、「伊予」ならいるけどそれかな?(12月末に退任) 彼らが役を退いた後、抜擢されるのがタロさんだったり圭介だったりするわけですね。その他、「陸軍方」として「浅田耕蔵」と「本多敏三郎」、「合原左衛門尉」の名が残ってますが、『陸軍歴史』では確認できませんでした。 12月25日の薩邸焼き討ちには佐倉藩も参加していて、依田さんは嚮導役で同行。翌日の日記に、「きのふ戦地に往来しけふは酒楼に酔を尽す、世の浮沈は今さらなり」と感慨深げでした。 年明け後は、決戦に備えて江戸駐留の佐倉藩兵も増強。13日時点で「只、徳川氏と存亡を共にするのみ」と記載があります。藩主が慶喜再上京の暁には「先鋒やります!」と手を挙げたり、大築さんが「幕府の歩兵を佐倉藩の陣に貸そうか?」と言って寄越したり、佐倉ってわりとあっさり恭順したイメージがあったのでちょっと意外でした。帰府してきた近藤・土方にも会ってます。1月頃の幕府や各藩のドタバタした内情がタイムリーに記録されてるのがなかなか有難い。(「此日、諸閣老、病と布して出仕せず」とか) 藩論が定まったのは、慶喜が恭順を決めたことと、2月11日に天皇親征の号令が出たから、みたいです。で、「じゃあ仲介をしましょう」ということで、依田さんは藩主について2月半ばに上京。そのまま10月まで京都にいます。よって、4月11日の脱走の記載は皆無でした…。orz その後の戊辰戦争関連記述は、京都から帰ってくる時に箱根の戦争の痕跡を見たとか、榎本が開拓を願い出たけど許されなかったとか、江戸(東京)で誰某が捕まったの釈放されたとか、その程度。大鳥の「お」の字も出てこない。こりゃもう調べるだけ無駄かな〜と思い始めた矢先。 明治2年4月14日の項に突然、圭介が登場したからもう吃驚したの何のって。この日、仙台藩士が訪ねてきたんですが、その人に圭介の消息を訊いてるんですよ。 「話の次に大鳥圭介の事を訪ふに、かの人、会津に用いられて石莚の嶮を守り、幕府脱走の人々とともに防戦せしが、八月廿二日僅に一戦に利を失ひて仙台をさして逃れ来れり。石むしろといへるは会国第一の嶮にして、薩・長・垣藩の兵も容易にやぶれがたしと思ひしに、かく破れしかば、一時に若松をぬきしといへり。」 …………や、その、石莚が破れたのは圭介だけの所為じゃないと思うんだけど…。圭介は最初から人数足りないって言ってたんだけど…。(いやいやいや、これは仙台藩士の言葉をそのまま記したに違いない。何せ相手は圭介が弱腰を笑った仙台兵だからな、その逆の酷評もアリだろうさ。) それにしても、今まで丸無視だったのにいきなり消息をわざわざ訊ねるってのが、意味深です。やっぱり圭介の脱走には佐倉藩が関わってたんでしょうか…。 そうそう、木村隆吉さんですが、「箱館方」という肩書きで慶応4年1月26日に依田さん家を訪問したとの記載がありました。この頃に蝦夷から帰ってきたんでしょうか。だとすると、誰かが圭介と引き合わせたはずですよね。大築さんあたりが有力なのかな、やっぱり。
そんなわけで何だかんだと、むしろ疑問が増えたよーな気が…。酒呑んで詩作するとか、圭介と趣味は合いそうなんですけどね(笑) とにかく人名が沢山出てきて、ぽろっと見落とししそうなくらいなので、PCみたいな検索機能が欲しくなります。あと、安政7年〜文久2年と元治1年〜慶応2年の日記が欠落してるので、そこいらへんに例えば圭介の訳書のこととか、フランス式伝習導入のこととか、あったのかもしれません。 オイシイんだか肩透かしなんだか、判断のつきかねる資料です…。
うを、つい長くなっちまいました。いっそ「鳥飯」に上げた方がよかったですね、すみません。
この週末、エンピツ日記のサーバの調子が悪いのか、何度試しても弾かれてしまって書き込めませんでした。でも先刻、試してみたら一発だった。何でだ。イジメか?
えー、再開して最初に喰い付いたのは『学海日録』でした。脱走のバックグラウンド的な当時の世情がわからないかなーと思って、というのは建前で、大鳥の「お」の字でも出てこないかとちょっと期待してました。(赤裸々告白) 依田学海が江戸に居を構えたのは慶應2年10月なので、それ以降をまずは重点チェック。いやはや、交友の広い方です依田さん。毎日のように誰かと会ってる。ただ日記なもんで下の名前だけとか略記とか、やめてほしい…。何々藩の誰さん、と書いてあるだけでも助かります。 ひょんなところで「小倉庵」に出くわしました。 「小梅村の小倉庵はきこゆる庖丁の名家なりしが、去るとし盗賊の手につきてよからぬ業ありしによりて、その身をからめられて家財を没収せられたり。今その家をすぐれば、門の戸とざし、屋もあれまどへり。盛なれば必ず衰とこそきけ、今さらのやうに覚ゆ。」(慶應3年1月24日) …小倉庵の主人、盗人に荷担した罪で捕縛されちゃってました(汗) とするとあれだ、安政3年の切絵図に載ってる小倉庵が文久3年の切絵図に載ってない理由は、文久3年版の原版が嘉永年間のものだからじゃなくて、文久3年には本当に「小倉庵がなくなっちゃってたから」なんだ…。 あと、よく呑み歩いてます依田さん。学者って研究以外は引きこもり的なイメージがあるけど、すごい行動的。留守居役だからかもしれないけど、私的な会合っぽいものも少なくない。昼間っから呑んで、世情を論じて、詩作して、仕事(留守居役)の愚痴こぼして、河岸替えてまた呑んで、夜中に帰宅。翌日は自宅に人呼んでまた呑む。芸者遊びもたびたびしてます。呑みすぎて気持ち悪くなったり。二日酔いで寝込んだり。 「酒に害せられて終日臥す」とか「大酔してものぐるはしきほどなりき」って何か「二日酔い」よりいい表現ですね(笑) 「激飲して度々前後のことをわするヽに至る、恥べし、悔べし」、なんてのもありますよー>S宮さん(名指しか) で、肝心の圭介関連はですね、大発見に繋がるものは残念ながらありませんでしたが、ちょこちょことメモっておきたいことが見つかりました。 ただ、えっとその、スミマセン…今日は(サッカー観てたら)就寝時間になってしまいましたので(殴)、また明日にでも…。
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