今日ってば田原坂でしたねそういえば!(愕) 素で忘れ去って本読んでました…。月曜日まではちゃんと憶えてたのに…! タイトルが「田原坂の真実」という、まるで三文ミステリーみたい(酷)なのだったので却って面白がって見ようと思ってたのでした。ハジメちゃん活躍の舞台だしね。別に西南戦争そのものには一通り以上の興味はないのですが(箱館嵌りたての頃に桐野をネタにしようとした過去は内緒)、幕末明治を振り返る上で避けられない事件ではありますし、受動的に確認しておこうかなという狙いもあったんだけど。(その昔まだ少女と呼ばれていたみぎり(いつだよ)に西郷隆盛の伝記は読んでるので粗筋は知ってますが、何せ同様にして読んだ勝海舟が恰好よすぎたため、今にしてみれば大西郷の知識も危ういものなんじゃないかと思うわけです。←長すぎ) と、とりあえず再放送をチェックしてみます…憶えてたら。(…。)
●最近おもしろかった本。 >『明治の音――西洋人が聴いた近代日本』(中公新書1791、内藤高) 序章で幕末の音風景に触れているので購入、飛ばし読み状態。イザベラ・バードやエドワード・モース、ラフカディオ・ハーンなどが書きとめた明治初〜中期の音の世界を紹介しています。この本の何が面白いって、恐らくは私たち現代日本人の耳は、かなりの確率で彼ら明治期西洋人の耳に近い「音の聴き方」をしているはずだという事実。私たちは西洋音階の中で育ってますから当り前のことなのですが、それは転じて、私たちには本当の意味で幕末の彼らの耳にしていた世界を知らないということ。時代劇などで知ったつもりになっているだけなわけです。西洋音階を取り入れる前の「和の音」の世界を知らずに、その時代が書けるものなのか……そんなことを考えさせられます。(都々逸とか新内節のCD買おうかなあ)
●メッセージお礼 6/29 12:01 巣窟出身御同類のH様 女子校のノリってたぶん独特ですよね。私の場合、男性を必要としてませんでした(汗) え、バレンタインデーってチョコを貰う日じゃなかったの…!?みたいな(をいをい) 大学入って、男子学生への接し方で、大抵出身が判りましたね…。女子校の子は飾らない。…といえば聞こえはいいけど、嗚呼、日本語って便利だな!(笑) 6/29 12:39 こちらこそ幸せ一杯でゴチソウサマ!なS様 そうですロリ数学者と一ヶ月違いです。「ハートの女王」とか「ウミガメスープ」の作者と同年代です。なんか意外ですよね>ルイス・キャロルの若さが(爆) 因みに幸せ噛み締めすぎた葛生さんは昨日はちっとも仕事になりませんでしたのことですヨ(それはむしろ呑み過ぎと言わないのか)
……いやあの昨日、『箱館の女王様』のS宮さん(伏せる意味ナシ)を軟派して盛り上がりすぎまして、すっかり忘れてました、まだ月曜日だってことを。(死) や、だって個室居酒屋とかいう所だったんですよ! S宮さんと二人っきりで個室! きゃっほう! …ってか、まァこーゆーあわよくばな阿呆を牽制するためか、個室っつってもボックス席に毛が生えたよな、入口暖簾で下半分は隠れてないという造りでしたが。……ちッ!(待てコラ) で、S宮さんと私、となれば会津紀行の二の舞で圭介一辺倒になるかと思いきや、話題は昭和のネタ(二・二六)とか己の過去の恥曝し(二人とも女子校出身なので以下略よきに計らえ即ち推して知るべし;;)だとか乳のサイズ(爆)だとかでした。夫々の両親の馴れ初め暴露とかもしてた…。酒が入ると人間こんなもんです。(都合よく括るでない。) 箸が転げても可笑しい勢いで店を出て、駅まで歩く途中、神社があったので並んでお参りをしていたら、後ろに並んでいたサラリーマン風のお兄さんに、「お幸せに」と言われました…。 ―― それはつまり我々に二人で幸せになれということなのでしょーか。(いや私は一向に構いませんけど。←ええっ!?) 咄嗟に気の利いた返しができなかったのですが、いっそ「そちらもどうぞお幸せに!」と祝福返しをしてあげればよかったなといやそのげふんごほん。(注: 相手は男二人連れです) それにしても、どうして女子校の思い出話って、年頃のオナゴらしい甘酸っぱさとかホロ苦さとは無縁な塩っぱさに満ち満ちているんだらう…(遠い目)
閑話休題そして蛇足。 ウィンブルドンが始まりましたけど、浅越しのぶって上郡出身なんですね。もうじきまた怒涛の編集月間が到来するので、その前に、とネットサーフをしていたら引っ掛けました。 そのついでに底引網に引っ掛ったどうでもいいネタをもう一つ披露しますと、不思議の国のアリスを書いたルイス・キャロル。圭介と同い年でした(1/27生れらしい)。……ここのところ明治時代が身近に感じていたのが、一気に遠ざかった気分(笑)←小さい頃に読んだ童話の作家って凄い昔の人な気がするのです
いっそ融けちまったほうがマシなんじゃないかと思いました本日の江戸近郊。「熔」の字を使いたい気分にかられました本日の江戸近郊。でも江戸に限らず全国的に素敵な暑さだったみたいですけど。確実に気候が狂ってきとるぞ。尤も、地球の寿命レベルで考えたらたいした針の振れ幅じゃないんですけどネ。 蒸し暑さが天敵な葛生さんは、毎年この時期になりますと、国外逃亡を夢想するようになります。一頃、英国に暮らしてたことがありまして(密航じゃないですよ)、なので自然と逃亡先は生活習慣にも言葉にも困らない英吉利国を目指す傾向にあるのです、が。 問題は、資金(あの国、物価高いんだよ)と、彼我の距離。日本→英国の移動所要時間は約半日、そして葛生さんは背中を痛めてるので数時間同じ姿勢でいると痛みでのたうちまわります。 ……「どこでもドア」の開発が本気で待ちどおしいよ…! 開発資金は出せませんけど、見事開発してくれた暁には、もう一生その人の下僕で構わないんで(ただし開発された製品を一台下賜してくれるという条件付で)、誰かやってみませんか? ↑暑さで壊れたらしい
あ、でも、逃亡先は蝦夷でもいいかな、と腐れた脳が妄想したりもする今日この頃。天気予報みると蝦夷地もきょうび結構な気温を記録してるみたいですけど、たぶんきっとお江戸に比べたら湿度は確実に低いと思うんですよね。蝦夷だったら「どこでもドア」なくても行き来が楽だから、葛生さんの人権も守られるわけですよね。……いいかも…。 ↑すっかり壊れっ放しらしい
●更新(24日分) >「文庫」: 詩歌逍遥、素人鑑賞その六。 トップに今日一日、23日更新と書いちゃってました…。
●メッセージお礼 6/24 0:52 古本屋臭のS様 匂いますよね紙の山は(笑) おかげさまでお香の効果はそれなりにありますよ(それなりかよ) 母校の創設者に関しては、在学中には「何や知らんが偉い人だった」という認識しかありませんでした…。目下、勉強中です。学内の建物の名前の由緒とか今頃気付いて感心したり(129ダメー) どちらにしろ圭介愛は不滅ですが。 6/24 12:02 怪異譚好きのH様 私は元来苦手な筈なんですがよくこの手の夢は見ます。飛び起きたりしますよ(笑) 共感いただいて嬉しいですvv 私も彼には「生ききった」イメージ持ってますので、拙宅の彼は蝦夷地に渡っても悲壮じゃないです。むしろ妙に前向き。でなきゃ奉行を押し倒せな(強制終了) いつも素早い感想を有難うございます。萌えの糧です本当。むふふ次は何書こう…?
梅雨に入って湿気っぽくなった所為もあるのでしょうが、ここのところ帰宅して一歩部屋に入ると、何処の古本屋に紛れこんだのかと一瞬錯覚します。なんとも表し難いその芳香の素は、勿論この一年で異様に増殖した書籍類です。 古書店の匂いというのは、好きなのですが。 あの雑多な積み上げ方や、本に気配を埋もれさせて店の奥に居座ってる店主なんかと相まって、たいそう居心地のよい空間なのですが。 でも、幾ら好きでも、古書店内で就寝したいとは思いません。 ……というわけで、暫し思案の結果、お香を買ってきました。森林の香。焚くやつじゃなくて、匂い袋みたいに部屋に置いとくやつです。さて、効き目はありやなしや?
そうそう、それと、我慢してたのについうっかり母校の創設者関連の本を注文してきてしまいました…。どこまで脱線する気だ自分…。
| 2005年06月22日(水) |
タイトルが思い浮かばない…。 |
日曜時点で8割方できていたSSのタイトルを、ここ3日ずーっと考えていたのですが。
思いつかねえ…。(凹)
いい加減悩み疲れたので、放り出すことにしました。とはいえ、「無題」で載せるのも抵抗があり。(我侭だな貴様!) ものっそい暗いうえ圭介しか出てこなくて会話ゼロな異色話でもよろしければ、↓からどうぞ。
●面白サイト。 すでにご存知の方もいらっしゃるだろーなと思いつつ。 『幕末・技術官僚の系譜』 >ttp://shinsho.shueisha.co.jp/bakumatsu_kanryou/index.html 江川太郎左衛門英龍、中島三郎助、榎本釜次郎武揚の3人に焦点を当ててます。よって大鳥さんとはニアミスですが。(大鳥さんが教えたときの江川塾は息子の英敏さんの代) 筆者の佐々木さんはかの『武揚伝』の著者です。 『江戸暦』>ttp://homepage1.nifty.com/hakka/edo/ 3Dによる江戸の情景復元(素材は浮世絵)が素晴らしい、です。
●更新 >「所有物(書庫)」: 一部再開。 いつまで経っても整理がつかないので(片付け下手の本領発揮)、見せられるところから見せていこうかと。残りは、ぼちぼち。 >「駄文」: ただし公開場所は6/22の日記。→こちら 元ネタが自分の見た夢というちと異色な話。圭介は「如楓」と号しましたが、その生き方は「如水」だったような気がします(所謂「上善如水」の意味ではなく、「方円の器」のほうです)。流れに従いつつも随所で本領を発揮。それを勿体ないとみるか、羨ましいと取るか。…私は、憧れますけれどね。
自宅の庭に、紅白梅がありまして。この白梅のほうが、よい実をつけるので、毎年この時期に家族総出で梅狩りをするのです、が。 今年はどういうわけか、例年の倍以上の大猟で、始末に困ってます。 大抵は塩漬けとシロップとジャムの三通りの攻略法で対処するのですけども、どちらにしろ洗って水気を拭いて…という手間が面倒くさい。(でもこれやらないと夏の間に黴るんだよねェ) いっそ、自宅前に笊並べて売るか、なんて案まで飛び出す始末。 暫くは梅と格闘する日々になりそうです。
●人生至るところに罠あり。 突然、母校の創設者に大嵌りしました。(汗) 苔生さず脱線まっしぐらですみません。おかげでイチオシな人の命日を素で忘れてました。(99.9ダメー) まあ元々、命日ってあんまり重視しない性質なのですが。むしろ誕生日のほうが大事。それに、その人が生きてる一日一分一秒が大事。この世に生まれてきてくれて有難うと思う。なので、家族の命日も冷めたもんです。放っぽり出して旅行行っちゃったりします…。記念日なんざ関係なく想いだすときは想いだすからいいんだよ(と中空に向かって弁解。…ゴメンじーさま、不甲斐ない孫で。) そんなわけで一時的に明治政界に浮気してますが、別にサイトの方向転換とかはしないのでご心配なく。大丈夫、同時に東北戦争も調べてるから!(←大事なところがすっぽ抜けてますよー?) ほら、あれだ、昼飯がいつも蕎麦だとたまにはカレーが食べたくなるとか、そんなかんじで。
●メッセージお礼 6/12 22:05 名古屋でお世話になったS様 やや、私こそ有難うございましたー。あそこまではっちゃけるとは思ってもみなかった…。日記拝見しました。そんなこともあったなーと思いつつ、拙宅のレポ(執筆中)にも反映させていただいてますですvv あと、例の写真も近々送ります(遅くなっててスミマセン;;) 6/14 11:41 末期症状なH様 大鳥本多の素は、いわゆる上司と部下の関係モエな気もします。よってたまに下克上もありますよね(笑) 圭介→本多の心情は、南柯紀行中(藤原あたり)にちょろっと出てきますし、伝習隊では彼が筆頭だったようなので。でも、謎な人物ですけど。本多は書く人によって人物像が本当に違うので面白いです。 6/14 20:45 イキナリ大鳥語りのS様 いえいえ、大歓迎ですから!→大鳥語り 「大鳥は明治が本領」てのは、彼を知ろうとすればするほど思い知る事実かなと思います。戊辰戦争は経歴としてはイレギュラーだよなあと。だから私は却ってそこに惹かれるのですが。彼だけでなく、色々な沢山の人が、本筋を逸れて本来と違う役どころを振り当てられ、必死になって演じていた、それがあの戦争だったのではなかったかと。しかし、調べれば調べるほど、わからないことが増えていくという…大鳥さんは酷い人です。(それが結論かい。)
よーやっと山を下りました。来週の末くらいから次の山に登らねばなりませんが(笑)
月曜日に出張の事後処理(報告書作成)をしていて、うわあ、と一瞬絶句したこと。 金曜日朝8時〜土曜日午前2時(つまり出張出発〜仕事終了)までの18時間中、私と同僚が座った実質合計時間は、4時間強でした。しかもそのうち1時間40分が行きの新幹線の中で、残りのうち2時間が、夜中ホテルに戻ってからの原稿書きの時間です。要するに、名古屋に10時頃着いて、翌0時に原稿執筆に入るまで、最長で夕飯時(スリランカ・パビリオン@午後9時)の約15分くらいしか座ってない、という。あとはちょこちょこと、ベンチで5分未満の一休みのみ。……どーりで草臥れ果てるわけだよ…。 ちなみに、同僚は未だに筋肉痛に悩まされている模様。葛生さんは翌日名古屋城をてっぺんまで歩いて登ったのが効いたのか、もうなんともありません。…ふ、勝ったな!(何が。)
●近況 折角、蝦夷地まで辿りついたのに、確かめたいことができてまたもや奥羽戦争に逆戻りしております。下手に「幕末」という世相そのものに興味を持ってしまったため、人物中心に追いかけるだけでは納得できないことが続出。やはり、蝦夷は奥羽の先にあるのですよね…。(んなこと言ってたら、厳密には黒船来航からやりなおさなきゃならなくなりますけど;;) ――と、そんな繋がりで今欲しいもの、吉川弘文館『幕末維新論集』全12巻。 >ttp://www.yoshikawa-k.co.jp/bakumatu.htm とくに1、3、6、8、11巻あたり。本筋(メディア学)に立ちかえれば10巻も読んでみたい。でも、各巻とも定価5,775円、は、ち と 辛 い …。 さらに、今の生活環境で上製本350ページをいつ読むんだよ、っつー問題もある。先に圭介伝の読み込みとかきちんとしたほうがいいんじゃないだろうかという気もする。そんなわけでたぶん暫くは買いませんが。…でも欲しい(笑)
| 2005年06月12日(日) |
ラヴ×ピース。(竜馬じゃないよ) |
…てなわけで『愛・地球博』行ってきました。 うちの雑誌では一年前からずっと万博を追ってまして、いろいろ事前情報やら何やらで耳年増よろしく知識だけは有り余ってたのですが、それらを実際この目で見られたのはやはりよかったです。 ――思わず苦言を呈したくなる微妙な点も山程ありましたが(笑) とにかく会場内移動手段が限られていて、時間に束縛されまくる取材時にはうかうか並んでもいられないので、ひたすら高速で闊歩しておりました。そしてそういう場合に限って、取材場所が点在しているというのはもはやお約束。食事するなんざ後回し、時計と睨めっこしながら歩く歩く。一ヶ月分くらい纏めて歩いたんじゃないかなあ。おかげさまで筋肉痛ですだ。…とりあえず症状が翌日に出たから一安心ですが。 もっと屋台っぽいものが出てるかと思ったら、レストラン系が多かったので、ごはん食べるだけの纏まった時間が取れず、結局歩きながらでも口にできて一瞬でも疲れが飛ぶ甘味系(飲み物とかアイスとか飴とか)ばかり断続的に摂取してました。ので、歩いてはいても不健康(苦笑) 朝もまともに食べてなかったので、ようやく料理っぽいものを口に入れたのは、夜9時近くのカザフかどっかの串焼き一本でした。もちろんそれじゃ足りなくて、すぐ傍のスリランカのパビリオンで野菜の包み焼きっぽいものと椰子の実の蒸留酒を呑んで一服、したらもう閉場時間で吃驚です。 朝8時に東京を発って、夜10時まで会場に居座り(夕食後一旦プレスセンターに戻ったりしてたのでこんな時間に…)、混んだ電車に揉まれつつ名古屋駅近くのホテルに引き取ってから原稿を書いて、写真と一緒に送付し終わったのが2時15分。同僚と打ち合わせをしてシャワー浴びたら軽く3時回ってたヨ…! 予定では10時くらいには自分の部屋に引っ込んで読書三昧だったのに…(涙) 前日も4時間しか寝てなかったのに…(疲) でも、翌日(土曜)はお昼からSのさんと遊んでいただく手筈になってましたので、朝は意地で起きました!(笑) Sのさんとは、一緒にお昼ご飯を食べ、名古屋城を見物し、帰路の新幹線を一時間遅らせてまでお茶をし、正味6時間も喋り倒しまして幸せ満喫でした。栄養ドリンクを飲んで(事実)臨んだ甲斐があったよおかーさーん!(誰) そりゃあもう徹頭徹尾ネタだらけだったので、この6時間の内容も暴露したい気分満々なのですが、ちと今はやらねばならぬことが他にあるので、延期。そのうちね、そのうち。
●メッセージお礼 6/9 15:58 会津弁山川モエのH様 お国言葉はいいですよねえ。私自身が無縁なので(生れも育ちも東京でして)やたら憧れます。椿山荘は、よく見るといろいろなものが別の場所から掻っ攫われてきたものばかりで、微妙にヤバげです(笑) 今の日本は駄目だ、という言い方はしたくないのですが、少しでも駄目だと思うなら、本当は自ら変えようと努力しなくてはいけないのでしょうね。諦めないことが大事だよなあと、歴史ネタを追いかけているとつくづく思います。実践はしてませんけど(駄目じゃん) 6/9 20:24 S様 リンク事前報告どうも有難うございましたvv めっちゃ嬉しいです。…といいますか、実は一方的に存じ上げてました…。無鄰庵の写真とか(笑) 彼の人は本当に権力を有効活用して庭を造ったっぽいですね!(よく知りもせず問題発言) 大鳥歴の長い人から見たら勘違い発言も量産しとるだろーなと思いますが、のんびり勉強しつつやっていきますので、お気が向かれたらそっと見守っていただけたら幸いです。あ、気にいらねえや、と思ったらこっそり剥がしちゃってくださって結構です(本気)
…決まってよかったW杯。 (試合内容にはあれこれ口出したいこともありますが!)
気づけばサッカーと出会ってもうすぐ20年ですよ。早いなあ。 その間にいろいろありました。 今回、私は日本はW杯に行って当然と思ってた。だから苛々したりもしたのですけど、それはもの凄い心境の変化だなと思います。
週末(金→土)、出張で名古屋まで行ってきます。愛知博取材です。むしろ愛知博は放ったらかして明治村に行きたい葛生さんです(笑) 出発が早いのでそろそろ荷造りをしなくてはならないんですが、持ち物リストの第一に南柯紀行が入ってるのはどうなのか…。 でも、旅行時がいちばん読み耽るんですよね。いっそ圭介伝とか持ち歩ければなあ(重いからイヤなのです)。同僚と一緒ですが、泊まる部屋は別なので、夜はさっさと引揚げて読書に勤しみたい人付き合いの悪い葛生さんでもあるのでした。
| 2005年06月07日(火) |
どうして一日には24時間しかないんだろう。 |
そしてどうして私は最低でも6時間は寝ないと背中が死ぬの…。(こういう健康状態で編集作業中は5時間とか4時間とかやらかすのでコメントが壊れるわけです) ときどき衝動的に仕事やめて日がな一日書物に浸って過ごしたいとか考えます。飽きたら歌う(←元合唱団)。貫徹で本読破するとか大好きなんですけど。自分が紙を捲る音と蛍光灯のじじ…という雑音しかないあの死んだような静けさと、やがて聞えはじめる小鳥の囀りと、白んでゆく空と。背中傷めてからできなくなりました。うう、身体は資本て本当だよ…。 本を読む速度は、かなり遅いです。もともと速読大得意なんですが、自分で書くようになって、わざと一言一句に目を留めるようになりました。あわよくば、て思ってるのも事実。でもそれよりも、うわあ、って感心して文面を行きつ戻りつしてしまうことが多いかな。油断すると音読してたりする。表現力というのは財産だなあとつくづく思います。 そんなわけでちょろちょろと。のろのろと。本を読んでおります。いま書きたくて仕方のないものがあるんだけど、それはこれを読み終わってからでないと、と自制してます。や、いますぐ書いても今しか書けないものはできるだろうけど、それじゃ自分が満足できない気がして。資料なら必要なところだけ抜粋して情報収集すればいい。でも、たまに、ぶっ通して読んだ先に何かが見えそうなモノにでくわします。とてもおいしそうなごちそう。 完食後に何か自身に生かせるものが得られるといいですねえ。(他人事かよ)
自分が幕末の圭介中心にしか扱ってないのに言うことじゃないけど、明治の圭介も見てくれ、いやむしろ明治がメインだから…!と、銀座の11階から声を大にして叫びたい今日この頃。 や、も、ほんとに人物観がらっと変わるからさあ。ていうより明治の彼の生き方の中に、幕末の彼を理解するヒントが隠れているのだと思う。自分では一応だいたい解ったつもりでいるけど、明治の彼を徹底研究したらまた違った理解が一皮剥けてくるような気がする。そこまでいくともうライフワークだけど。たぶん古希くらいにならないと到達できないだろうけど。 基本的に、幕末の彼は矛盾の塊なんですよ。自分で納得してないことやってるから。でもそれをあんまり表に出してないよね…。 と、そんなところを衝いていきたいなというのがこのサイトの野望です。明治を追い求めつつ書くのは幕末。天邪鬼って呼んで☆(笑)
| 2005年06月06日(月) |
日記サボりすぎっすね(汗) |
突発的に、「何を書いたらいいのか判らない」病に罹ってました。で、鋭意ネットサーフばかりしてました。5ダメー。(注:「ダメー」は駄目の単位@『冬のライオン』様です。許可を得て使用しております♪) あと、4月に掻き集めた資料の整理。5月以降に他人様からお裾分けいただいた貴重資料の数々も確認。整理しただけで読んだわけじゃないって点で7ダメー追加。 そろそろ自分の所持品リストが必要になってきましたよ…。自分でも何を持ってて何が無いのか、どの資料に何の情報が載ってるのか、認識が危うくなりつつあります。時代的にはほぼ幕末に的を絞ってはいるのですけれども、地理的・組織的にはあっちゃこっちゃすっ飛びすぎ。スコットランドとかあるしな(遠い目) もう少し、一転集中型の調べものができればよかったのですが。んでも、そういう性情だったらたぶん私は英国から戻ってきたときに、迷わず大学院→研究者の道を選んでたでしょう。つまりこの浮気性はもはや不可抗力。…と言い訳して直す努力がみられないので10ダメー。 少し更新控えてでも真面目に溜めこんだものを読みたいなーと思います。7月(次の編集月)が来る前に…!(でも絶対無理、読みきれない。――と、最初から諦めてるので12ダメー追加。)
土曜日に、不可抗力(…)を発揮して、ギミックフラワーのK瀬さんに遊んでいただきました。憲政記念館で日露展を見つつ大鳥と山川とガタについて語り合う会。史跡のページに阿呆レポートがあります。憲政記念館は、常設展示もなんかまあこういろいろとアレでした…。かなりの不思議空間。(歴代首相と電話が通じます。←これじゃ意味不明ダヨ;;) ガタは、誕生日が一緒という衝撃の事実が判明してから何となく気に懸かるようになってます(笑) あと、最近のヒットは、佐賀。 …………その前に幕軍しらべろっての…。(11ダメー)
●更新(6/5) >「史跡」: 館内整理と「放浪雑記」コンテンツ作成。 要するに、以前日記から繋げてた阿呆レポートを纏めただけですが。中途で放り出していた「会津旅行記」が、激しく今更ながら完結してます。
●メッセージお礼 6/2 11:59 蒸し饅頭のH様 幕末明治は近いっすよー。うちの祖父は新聞記者だったんですが、直接的に関係がなくても、明治後期の政治家とか軍人とか、は、我々より生々しい捉え方をしてましたね。晩年は、「骨のある政治家がおらん」とよく嘆いてました。子ども心にそんなもんかーと思ってましたけど、明治〜の政治史を知れば知るほど、何が言いたかったのか判るような気もしてきたこの頃です。二二六事件の数時間前に首相官邸に居た人に、戦後の世の中はどう映って見えたのかとか、訊いてみたかったことが沢山ありますね。(さすがに越中愛用者ではありませんでした…笑) 6/4 19:58 最近トリトシなR様 わわ、メッセージ有難うございます!それからリンクも!全然無問題です、むしろ問題はうちのサイトの中身にありますよ…。こちらこそ末永く宜しくですv そしてもっともっと大鳥ラヴ☆パワーに洗脳されちゃってください(笑) 函館は、染井吉野は終わってましたがちょうど八重が七部咲きくらいで綺麗でした。五稜郭では、ど真ん中あたりに突っ立って、衝鋒隊が鍋パーティをしていたのはどこいらへんかなあと嫌な感慨に浸ってましたねぇ(どうなのソレ)←あ、あと圭介の居室がどのへんかとか妄想してました(…)。
先刻ニュースで言ってた、明日の東京の予想最低気温摂氏20度。 ちょっと待て今は何月だ。20℃っていったらアレだよ、英国の真夏の最高気温@かなり暑い日だよ。でもって午後から雨ってなんだソレ。つまり蒸されろと。蒸篭の中の饅頭よろしく蒸されろと。そういうことか。なんかものっそ腹が立つんだけど、誰に向かって怒ったらいいのやら。 とりあえず、センスがどうあれ、「COOL BIZ」運動には賛同します。暑いのも嫌いだが冷房はもっと嫌い。←もれなくお腹壊すのサ。
例の正月ドラマについて、2ch.の大鳥板でも触れられてるんですが、その内容に笑っちゃいました。 「むしろ綺麗さっぱり存在ごと無視してくれと願う。まず文字媒体の充実が先なんだ。大鳥は。メディアの食い物にせず、大事に育てて欲しいんだ。」とか、「メディアに表れるには、実像が大衆向けの薄っぺらい娯楽には向いていない。」とか、「実際のあの噛めば噛むほど味のある奥深い像は、知る人ぞ知る、でいいのではないか、という気もしないでもない。」とか。 一方で、「誰もが一次史料から入れるわけじゃない。たとえどんな描き方をされていたとしても、小説やドラマ、若い人達に向けるなら漫画という媒体の力は大きい。」とか、「技術官僚肌で関西オチ人間的ユニークさと繊細な感性と緻密な思考を併せ持つ、多面的でマルチな人間像を取り上げる声も、少数ながら見られるようになった。(中略) 確かにきっかけは小説かもしれないが、そこで描かれる姿を妄信した結果ではない。」とか、「どんな大鳥がドラマで描かれようが、大鳥は大鳥だ。」とかも。 2ch.て正直好きじゃないんですが、この板だけは定期的に確認に行ってしまいます。ていうか私の存在価値ないもんあそこじゃ。そのくらい充実してるもん。楽しいですよ読んでて。 私も二次媒体から圭介に興味を持ったクチなので、圭介がどう描かれるか、というのに不安は感じつつも、前回書いたように、それが主因ではないのですね。だから、大河は大河で放って置いて、みたにの箱館、を描いてくれればそれでいいと思うのだ、け、ど…。局の意向がなー。たぶんなー。 ま、なるようになるさ、というのがいつだって葛生さんの持論ではあります。明日は明日の風が吹く。待てば海路の日和あり。…たぶんね。この話はこれにて打ち切り!
ぼちぼち書いてるものがあるのですが、なかなか筆が進みません。ともかくぼけーっと音楽聴いてたりするのが今は幸せです。ぼけー…。
●メッセージお礼 メールはぼちぼち返信しつつありますがもう少し時間かかると思われ。 5/31 11:51 エジソンがアホなH様 私も山本副長は好きでしたよー。ってか山本くん自体が好きだ(笑) 「日本の食の変遷」ですか、そりゃまた渋いものを。そうかー松前藩が注文したてことは、箱館にはパン屋があって兵糧用のパンはそこで調達できたんですね。南柯紀行の木古内の攻防のあたりでパンの記述が出てきたので、どうやって入手したのかなと思ってました。情報感謝です。SS感想も有難うございました。京都ネタに反応してくださる方って少ないので(本当に…)とても嬉しいです。沖田は皮を剥くたびに違った印象を…と思ってます(が、どうかしら?)
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