みみずのたはごと

2005年04月30日(土)  ちとバタバタしておりまする。

こちら(歴史サイト)はファイル数も少なくさっさと引越しできたのですが、そろそろ3年目突入の別ジャンル(F1)が、もの凄いデータ量でして。
引越しに手間取っております。
何せ、タグ手打ちで始めたサイトなので、最初の方のソースは見るに堪えぬものがあり。折角移転するのなら、と、おかしな記述をいちいち直したりしてしまうので。
そうして昔の文章を読んで、今よりきちんと書かれてたりすると、ごっそり凹みます…(笑)
GW明けにはまた仕事に追われるのが判りきっているので、単純作業は今のうちに済ませてしまいたく、まずは先にサイト移転作業をやらせてくださいまし。
その間、こちらの更新も滞りますが…。
他所様のいろいろ素敵な企画に参加したいなあとか、自サイトのSSとか、温めてるネタは沢山あります。慌てず騒がず、念入りに熟成中です。旨い酒は一朝一夕には仕上がらない、が常に自分の合言葉。お待たせしてしまっているとしたら、申し訳ないことこのうえないのですが。

GW中に何か一個は更新したいところですね。
閉架書庫になってるコンテンツは、5月中の開架を目指しています。(GW中はちょっと無理かも)
そんなかんじで、ともあれ状況報告。

や、実は今夜中に↑の移転を済ませて…とか考えてたら、大学の先輩から誘いが入ってしまいまして。これから、酒、呑みに出掛けます(爆<現在は午後4時)
ごーめーんーなーさー…いー……(フェイドアウト)

あ、メッセージ返しはまた次回。



2005年04月27日(水)  疲れたら酒。

月曜に雑誌現物が仕上がりまして、そいつを急遽別の場所に移送しなくてはならなくなり、人手が間に合わないので自分でやりました。合計20キロ超、いっぺんに持ち上げたら一気に背中(持病)痛めたよ…。そして懲りずに翌日も同じことをやらかしました。アイタタタ。今現在左肩持ち上がりません(T T)←要するに考えなしなだけ。
根が不精なもので、幾度も同じ動作を繰りかえすのが嫌なんですね。ピストン輸送するくらいなら一気に運ぶさ、みたいな。もともと背中痛めた原因もコレです。すっかり癖になっちゃって彼此7年越しの付き合い。皆様、自分の身体は可愛がってあげましょう…。
昨夜は痛みで寝付かれず、本日寝不足で会議に出たので症状悪化。今夜はよーく眠るために寝酒を用意。…とかいって単なる酒好きですけど(笑)

黄金週間はカレンダー通りなので都内から一歩も出ず、とにかく読書に勤しみたいと思っています。予定は未定ですが。とりあえず海の傍には顔出してる可能性大ですが。
15日の箱館のお祭りは、ちょうど友人の結婚式がぶつかってしまいまして、一年も前から組んでた予定がパァになりました。…とか言ってはいけない、長年の友人の晴れ舞台だ。(…でも実はいちど抵抗しました。相手も同人屋なのであっさり見破られて、「あたしと幕末とどっちを取るの!?」というベタな反撃を真剣にかまされました…。)
切ないので、お祭りが終わった後の20日にこっそり行ってくる予定。

本日帰宅したら、ダイニングで兄上が妙な舞台を見ていました。薩摩弁と伊藤先生という単語が耳に入ったので思わず食い入るように見ちまいましたが、面白かった。みたにさん作『その場しのぎの男たち』という、大津事件を題材にした「ポリティカルコメディ」(そういうジャンル分けがあるんか…?)でして、伊東四郎さんの閣下が腹黒くてお茶目でイイんですよ…。そして陸奥と松方と後藤がおバカで可愛い(え。)
もともと政治学科が第一志望だったくらい政治って好きでして(やるんじゃなくて見て論うほうですけど←…)、落ちてなかったら今頃どうなってたんだろう。…腐女子であることは変わらないんでしょうけどねえ(乾笑)
歴史ではどうしても乱世に心惹かれるクチですが、乱世の何に最も魅力を感じるって、駆け引きの部分なので、根本はどっかで繋がってるのかもしれないです。
――そうやって考えると、何で大鳥さんなのか…。(結局、最後は理屈じゃあないってことですな。)



2005年04月25日(月)  忘れもの。

本日、退社前にお手洗いに行きましてふと洗面所の鏡を見、一瞬時間が止まりました。
うっそぉん、アタシ今日眉描くの忘れてた…!?(滝汗)
昼休みに机に突っ伏して昼寝してた所為だと思いたいけれど、そういう日に限って突っ伏したという事実が存在しないので(…)その言い訳は使えません。何より、「消えてしまった」かんじじゃないですもんコレ…。嗚呼。じゃあなんですか、アタシは今日一日、朝からずーっと、通勤電車の中も上司との打ち合わせ中も、この間抜け面を晒してたってわけですかい…。(/-\)

気を取り直して。
仕事で連絡取った場所が学習院大学だったので、ついでとばかりに史料館HPを久々に覗きに行き(どのへんがついでなのか)、バーチャル展示室にて晩年の圭介爺ちゃんの横顔を眺めてこっそりニヤケてたりしたのですが(あの写真好きなのですよー)、ここに掲載されている和綴じの『南柯紀行 上・中・下』のページに、続きがあることに今更ながら気づきました。や、確かに表題は「南柯紀行(表紙・巻頭)」となってましたけど、判り難いよあれ…。
 コチラ>ttp://www.gakushuin.ac.jp/univ/ua/kindai_menu.htm
写真を拡大しようとクリックしてみたら、その下に「巻頭へ」というリンクが貼ってありまして。
出てきたのは、「南柯紀行 序」と題された1ページでした。
すごく綺麗な書き出しなんですけど、初めて見ました、この文章。どなたか印字されたものをご存知ありませんか?
や、もう凄い好みなんです、こういうふうに語呂よく情景描写を羅列するのって。頭の良い人の文章だよねえ。初夏の墨田の桜に始まって、黒髪山(男体山)の麓では緑樹の陰に暑気を避け、磐梯山の薫葉、塩竈の煙に松島の月、蝦夷では高山の雪、深谷の氷、亀田の柳、箱館山の花。さすがは如楓先生です。うわあ全文読みたいよ…!(><)
とすると学習院に行くしかないのか…? でも確かここって複写コピーできないから、したらその前に行書(なのかどうだか)をマスターしてかないと!(←カメラ使えよ)

●メッセージお礼
4/25 22:43 S様
うおお、お祝いメッセージ有難うございました…!自分の誕生日ネタなど一日で差し替えようと思っていたのに、諸事情で週末ネットに殆どアクセスできず、大勢の方に「今日アタシの誕生日なの〜」と言いふらした状態になってしまい、身悶えするほど恥ずかしかった次第でございます…。そうそう、閣下と一緒らしいんですよ。何心なく調べてみて、出てきた結果に思わず「…ガタか……。」と呟いてしまいました(笑)←たぶん深い意味はないと思…いたい(をい。)



2005年04月22日(金)  今日はこんな日。

本日は壬生敗戦の日です。
全世界的には地球の日(アースデー)だったり、原子力デーだったり、講●社的にはよい夫婦の日だったり、清掃の日(…無縁だ…;;)だったり、日本語点字が完成した日(1901年らしい)だったり、第一次大戦でドイツ軍が初めて毒ガスを使用したり、治安維持法が公布されたり、第二次大戦でソ連軍がベルリン市内に突入した日だったり、も、するそうです。そんな爽やかな朝のとある兄妹の会話。
「そうか、今日お前の誕生日だったか。」
「……そうだっけ。」(真顔)
……………素で忘れてました。よっしゃ、圭介と歳の差がいっこ減った!(←相手が79歳でストップしているという前提に基きつつ)
そんなこの日に生まれた有名人は、ジャック・ニコルソン、三宅一生、カント、レーニン山県有朋
…び、微妙……。とりあえず星占い上の双子でないことだけは祈っておこう。
花残月、という呼び方(4月)はいいですよね。

●最近みつけた面白いもの
大野町(蝦夷地)歴史カルタ。
 >> ttp://www.town.ono.hokkaido.jp/kids/karuta/030514karuta/karuta.html
大野町HPには箱館戦争のページもありまして、「大鳥圭介隊」なんて言葉が出てくるだけで頬が緩むというのに、なまじ「大鳥隊の巧みな攻撃」とか書いてあったもんだから、そのうち訪ねてやろうかとか思っちゃいますよ(お手軽)
あと、八郎沼ってのがあるのでちょっと期待してみたのにそれは全く関係ないらしい。残念ー。

●更新
なんかもう面倒になったので(笑)、5月1日といわず早急に新URLに移行することを決定。中身は何にも変わっちゃいませんが(汗)
旧URLは5月いっぱいで消えますので、ブクマ・リンク等の張り替えをお願い致します。m(_ _)m

●メッセージお礼
>4/19 10:22 + 4/21 14:53 昆布締め民家のH様
連打有難うございます〜。石井さんを擁護すると、「聞き及びしに」と書いてるので誰かが吹き込んだってことですよ。桑名恐るべし。…や、単純にそれだけ本土の人間にとって蝦夷は謎に包まれてたってことなんでしょうけど。アメリカ人はハンバーガーばっか喰ってドイツ人は芋とソーセージとビールしか摂取しないというイメージと同等なんでしょうけど。でも常識で考えてねえよなあ昆布屋根の家。あったら見てみたい昆布屋根の家。(でも住みたくはない。)
ちなみに巨大だろうがミニチュアだろうがゴで始まる同居人はご遠慮申し上げたいです。出くわしちまったら容赦なくぶっ叩きますが。



2005年04月20日(水)  春眠暁を覚えずといいますが…

葛生さんの場合、眠くなるのはむしろ夕方なのですが。このところ、寝不足でもなければ特に疲れることをしたわけでもないのに決まって夕方になると「睡眠を催し夢中にて」書類を危うく書き損じかけたりするのです。きっと葛生さんのオフィスでは午後4時になると妖精さんが眠りの粉を撒いてるんだうんそうだそうに違いない!(←注: 眠そうにしてるのは葛生さんだけです)

さて、そんな半眠の頭で最近調べていることが3本ありまして、そのうちのひとつが、幕末箱館の風土について。戦国史のときも、室町後期の甲斐の産物とかやたら熱心に調べ上げてましたけど、要するにSSの下地作りです(笑)
殊に蝦夷地は足を踏み入れたことがなく、季節感も何もかも判らない。先日、会津で「暑さ寒さも彼岸まで」という言い回しは彼の地では通用しないという現実を思い知ったばかりでございまして。
箱館の場合、気温とか天気なんかは、外国人の記述にちょこちょこ顔を出すので意外と判ります。あと、『最後の箱館奉行の日記』(田口英爾、新潮選書)という本がかなり便利。この本によれば、幕末の箱館の特産品は昆布と鮑だったのですって。……蟹じゃないのか(爆)

そうそう、以前、蝦夷地は寒いから「人家とてもなく、土人穴居し」てるに違いないと思っていたという圭介の記述に、酷すぎるとツッコミをくれつつネタにしたことがありましたが、世界にはもっと上手がいましたよ。桑名の石井勇次郎。「蝦夷地の民家は悉く昆布を以て屋根を葺き
…って、んなわけあるかああーっっ!(卓袱台返し)
雨、漏るって、ソレ。晴れて乾いたら、割れるって。
他にも、石井氏、何気に暴言かましてます。蝦夷人は「草木を以て衣と為」「禽獣に等しき者と聞き及」んでたけれどもちゃんと綺麗な服着てるし、「語も却て奥羽の人よりも通じ安し」。……聞き取れなかったんだ、会津とか仙台の人の言葉…(震笑)(や、でもやっぱり意思疎通の難しさに言葉の問題ってあったんじゃないかと、会津旅行でもつくづく思いましたけど)

5月1日付けでサイト引っ越し準備中のため、更新が思うように捗りません。や、引っ越すつってもプラン替えるだけだけど。詳細はまたお報せします。



2005年04月18日(月)  微妙…! +追加

昨日午後に某デジタル放送でやっていた、第十八代目中村勘三郎襲名記念特別番組 第二部「幕末青春グラフィティー 福沢諭吉」。
 >> ttp://www.bs-i.co.jp:8080/main/dorama/show.php?0149
 (h+コピペでどうぞ)
えー、かなりの豪華キャストでお送りしておりまして、自伝の細々したネタから面白おかしくストーリーを組み立ててる部分は感心するところではあるのですけれども、適塾の、しかも諭吉が塾頭だったときの塾生に、大鳥圭介がいるのはどうかと思われます(笑) 
しかも指名されて蘭語が読めずしどろもどろという役どころ。その直後に諭吉が江戸に出るので、安政5年のことと思われるのですが、や、あの、そのとき大鳥さん既に江川塾だから…!秋には尼崎藩士だから…!(笑)
でもってこれ、勘三郎(当時は勘九郎)が「役者としての転機になった」と語る思い出の作品、らしいんですよ。ご本人は預かり知らぬこととはいえ、圭介ってばどうしてこう…(笑い泣き)

●近況
鳥歳もよいのですが、最近どうも伝習隊ネタがぽこぽこ浮かびます。資料漁りの矛先をそっちに向けてる所為でしょうけど。同時に、新撰組ネタも相変わらずぽこぽこ発生します。…語りではどんどん鳥歳濃度が高くなってるのに、SSはその逆を行っているような気がしなくもない…。うむむ。

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以下、帰宅後の追加事項。

●訂正
>文庫: 「鳥飯」ブリュネさんの遺稿
 えーと、各隊構成の2行目ですが、"d uni"としていた部分は"demi"すなわち半分という意味です。なので、「日本人による半大隊の隊長」という意味になります。なんか凄い勘違いしてた。でもやっぱり、ミトリだかミキだかミチだかは解読できません。誰かヘルスミー!

●メッセージお礼
4/18 10:21 鳥飯かっこみのH様
 ごった煮読んでくださって有難うございます。資料は日々好き勝手に摘み食いというか食い散らかしております。そう、土方さんだけHちゃんと入ってるんですよね。どうしてだろう。私も本名にHがあるので仏語の授業では微妙な呼ばれ方でした。でも英国に行ってみたら、Hの発音できても日本人の名前なんて一度もちゃんと呼んで貰えませんでした。いろんな名前をつけて貰いました。嬉しくなかったけど。ちなみに、一瞬鳥歳かっこみと読んでしまったのは内緒です



2005年04月16日(土)  ぎぃいやぁぁ…!(絶叫)

どうしましょうきっちり映っちゃったよ圭介えええーーっっ!(あたふた)

…名前は出ませんでしたけどね。顔が出ちゃいましたね。アップでばっちり映っちゃいましたね。そうだった、開校式の記念撮影でダイアーさんの隣に居るんだった忘れてた(『われ徒死せず』)。思いっきし不意打ちでした。本気でどうしようかと思った、全く期待も予測もしてなかったから心情的に右往左往しちゃいました(笑)
見事なまでにダイジェスト版な番組内容には少ーし遠くを眺めつつ、朔郎の論文表紙に、ああこれが左手で書かれたもので圭介が絶賛して北垣に紹介したものか…!とか、どこか間違ってる感動を抱いたりも。
っていうかここまでダイアーに注目するなら、圭介の「名文」もついでに紹介してくれて全然ちっとも構わなかったのに!!←誰が構わないのかってそりゃもちろん私がです。(←…。)
や、しかしグラスゴー大学は凄いですよ。あそこの書庫は入ってみたいですよ。専門用語ちんぷんかんぷんだというハンデを差っ引いても充分に魅力的。尤も、圭介ファンとして、というよりは、英国好き&明治調査中の日本人として、ですね。日本研究はかなり進んでるみたいです。

最近、幕末維新期の日本を外国人が書き残したものを、憑かれたように集中的に読んでいます。そこに描かれている日本や日本人の姿は、決して好意的ばかりではないしあからさまな軽蔑が含まれることも多いので、少なからずむかっ腹が立ちつつもやはり面白くもあり。
大学卒業後、暫く英国で日本語を教える機会を得まして、そのときにたぶん初めて私は自分が日本人であることを意識し、日本人であるというのはどういうことかと考えさせられました。周りに日本人は一人も居らず、現地に溶けこみ現地のルールに従わざるを得ない環境の中で、外から日本を見るという経験は、今の私にとって貴重な財産となっています。結構、普段なら気づかぬことが見えるものです。なんていうのかな、日本だって捨てたもんじゃないぞとか、ああこいつは日本の方が優れている分野だなとか、日本人としては当り前のことが外では当り前じゃないという、ごく簡単なことばかりなのですが、きっと英国の片田舎で地元密着の生活をしなければ、私はなかなか気づけなかったでしょう。結果として私は自分が日本人であることにやっと自信と誇りを持てた、ような気がしてなりません。
外国人という第三者の目を通した幕末維新を知りたいという欲求も、恐らくそんなところから来ているのじゃないかと思います。まあ単純にメディア研究の側面も無きにしもあらずですけれども。

…散漫な集中力の賜物で、だんだん自分が何をやりたいのか判らなくなってきました(爆) どんどん圭介から離れてってる気が。(空ろな目)

●更新
>文庫: 「鳥飯」に3本、圭介と直接関係ない話ばかり…。
 ひたすら自分だけが楽しく満足な追求ばかりで済みません…(土下座)



2005年04月13日(水)  大鳥効果。

大鳥さんについて調べていると、時々ひどく落ち込みます。その人物や功績に打ちのめされて…というよりは、私の場合、まだ見ぬ資料の多さと己の至らなさに気が遠くなるだけなんですが(笑) 
一方で、不意に幸せな気分になったり、とんでもなくやる気が出たりもします。その底知れぬ機動力と持久力と探究心は、たとえばその百分の一でも本気を出せば、自分の目の前の問題を片付ける程度ならやってやれぬことはあるまいと思わせてくれます。
調べ始めた当初はよもやこんな深みに嵌るとは思いもしませんでした。本当に、思わぬところに底無し沼があったもんです。
私は、自身が理系全くアウト(そりゃーもう見事なほど。もはや苦手とかいうレベルではない)なので、実感として彼の能力の凄さを知ることはできません。彼の書いたものでも、専門的な話は読んでも理解の範疇を越えているでしょう(というのを言い訳にして後回しにしているのが、実状)。だからどうしても、興味の矛先が功績よりはその言動に傾きがちです。社会学をちみっと齧ったせいか、行動理論とか心理分析とかの人間観察につい走っちまうんですが、そしてそいつがまた奥が深くていいように圭介に振り回されてるというか、うんまあ古今東西空想現実、いつどこにおいても私が嵌る相手というのは大体において自己矛盾を抱えていることが多く、茨道散策にもいい加減慣れたといえば慣れてるんですがね(遠い目)
ってな一見真面目な話題で何が言いたかったのかというと、昨日ちょいと落ち込みまして、私なんぞに圭介の何が語れるんじゃろうと後ろ向きになってたんですが、一晩経ったら、忘れた訳じゃないんだけどそれでも気づいたら圭介についてあれこれ私説を脳内で展開してにんまりしてる喉元過ぎればな自分がおりましてね。で、とりあえず意味があろうとなかろうと、戌辰戦争時の言動と組織観察から自分は突っ込んでいくべ、と方針を確認してみたという、それだけのことです。
…や、だって面白くて仕方ないんだものこの人に突っ込むのって!(結局そこなのか。)

ところで、昨日(12日)は鴻の台記念日でしたね!(暦違うけど) ウカツさんなので夜になって漸々気づきました。
そうか、だから雨だったのか…!(絶対違う。←東京は11日夜から雨でした



2005年04月11日(月)  マヨラ13にしてやられました。

低気圧の所為で朝から不機嫌だったのですが(そういうことってあるよね、え、ないですか?)、昼休みのコンビニで立ち読みしたジャ●プの某マンガのおかげで午後はだいぶ元気に過ごせました。…4時過ぎたらまた異常に眠たくなったけど(爆)
それはともかく。
先日S宮さん(今更何故伏字…)とお話していた折に、拙宅は一体全体「真面目な資料サイト」なのか、それとも「単なるオタクの同人サイト」なのかという話題になりまして。この際なので、誤解してらっしゃる方がいるといけないので明言しておこうかと思います。
このサイトは、真面目な資料にオタク的に突っ込み萌える単なる同人サイトです。(笑)
うんまあ私は史実って結構気にしてチェックするんですが、別に史実を紹介してるつもりはさらさらなくって、面白いネタに突っ込んでるだけですんで。なのでうっとこの記述を丸呑みして信用するとたぶん恥かきますよ要注意ですよー!
さらにともかく。
松本良順先生の自伝が面白すぎて、紹介したくて堪らないんですが、うちのサイトにはそういう場が日記くらいしかないことに気づきました。今更ですけど、いつの間にこんなにも大鳥圭介サイトになってるんですか此処。(…)
いっそのこと圭介と同い年という理由で鳥飯にでも載っけてやろうかという衝動はかろうじて堪えております…。(苦笑)

●更新
>文庫:「鳥飯」に圭介のグラスゴー足跡調査結果。
 元はといえば、管理人がグラスゴーに旅行するのでついでに見てこようと思って調べ始めたのでした。あとひとつ、"Hanney & Son之製鉄局"だけ、何のネタも引っかからずにおります。綴りの間違いの可能性が高く、思いつくかぎりは検索かけましたが、今のところ空振り。よってとりあえずグラスゴーはこれにて終了ということにします。…何となーく、ロンドンとかマンチェスターとかエジンバラとかに展開していきたいような止めといたほうが無難なような…。(自分が次に英国行くときのことを考えたら下調べはしておきたい←笑)

●メッセージお礼
>4/10 23:55 適塾行きを検討中のM様
ようこそいらせられませ、大鳥さんに興味を持って下さって有難うございます…! 適塾、よかったですよ。でも時間はたっぷり取って行かれることをお奨めします。葛生さんは一階でぼけーっとしすぎて肝心の大部屋を駆け足で通り過ぎねばならなくなりました…。阿呆すぎました。新撰組がお好きなら、八軒屋跡とか大阪城を組み合わせればより一層お楽しみになれるかと存じます。…そうそう、拙宅は管理人が怠惰なもので、斬番はやってないんですよ…。折角踏んで下さったのに済みません。懲りずに遊びにきてやっていただけると嬉しいです。



2005年04月09日(土)  欲望に忠実その2

金曜の夜にナンパに成功しましたので本日は柴宮さんと花見に行ってまいりました。…案の定、途中から花見じゃないような展開になりましたが(笑)
でも金曜日のやりとりからすると、ようするに酒が呑めればよかったような感触もあるので、その意味では成功です。
ってなわけでレポートはこちら。危険度は低いですが阿呆度は相変わらずです。

●更新
>「御案内」:管理人プロフィール
 呑める酒が少し増えたのでそこだけ変更しました。日本酒もモノによっては呑めることが判明しましたが、弱い酒に弱く強い酒に強い傾向は今までどおり。変な体質でごめんなさい(笑)

●メッセージお礼
>4/6 17:18 秘孔を突かれたH様
あはははは、そうですか。ええまァあんなネタばっかり練ってました。S宮さんには寸止めすぎだと怒られました。別に会津でなくても例えば都内のビジネスホテルとかでも同様の展開になっていた気はいたしますが(笑)
そーですネ、また何か思いついたらやらかすんじゃないでしょうか。他所様で(←…。)



2005年04月06日(水)  欲望に忠実。

職場最寄の図書館の閉館時間が、この4月から延びまして。仕事が一段落ついた(本当はまだ契約が残ってますが;;)のをいいことに、昨日は二週間ぶりに他部署の従業員さんたちと同じタイミング(=定時+1時間以内)でオフィスを出、まっすぐ図書館へ突っ走りました。よって帰宅時間はいつもと一緒でした(笑)
前々からチェック入れてた資料の、半分ばかりをゲット。うふふ大漁大漁。千円札がふわふわ羽根生やして飛び去っても、借りた資料の重みで鞄の底が抜けそうでも、慣れない夜道で迷って(…)も、おかげで本日は持病の背痛が久々復活してても、幸せでございます。誤算は、地域資料室の閉室が午後5時だったってことだけです。…ひ、昼休みしかないか…?(でも往復20分はちときつい;;)
コピー取るには必要箇所の多すぎる絶版本を、ひとまず借りて帰宅後、古書サーチで調べたら出てたので、即座に二冊ばか購入手続をいたしました。今月のツキはこれで使いきったとしても不思議じゃないよ!(普段どれだけ不運なんですかこのひとは)

…と、有頂天な葛生さんですが、先月から母君に部屋の片付け、もっと精確に言うならば「床に大量に積みあがってる本の山」をとっとと片付けろとせっつかれております。実際に空ダンボールを二つほど押し付けられ、「端から詰めて物置に突っこめばすぐ済む話でしょ!」と口煩く言われる毎日です。でもそれは無理。だってお母様、床に積んである本ほど今日明日にでも必要な資料なんですもの…!(爆)
もし今東海大地震とやらが発生したら、そして火事でも起こったら、きっと私は「どの本から救出するか」という命題に頭を悩ませるのでしょう。←そんなことより、本棚の奥の隅のあーんなのやこーんなの(=過去の過ち即ち同人誌)をどう処分するか考えろや…。

●更新(4/5)
>文庫:「鳥飯」に「コラシュの見た辰ノ口糾問所」
 昨日の獲物の一つ。先日他人様からお借りしたブリュネのスケッチにも驚きましたが、コラシュのクロッキーも凄く巧い。辰ノ口でのコラシュの裁きについては、他に『遠い崖』にも描写が詳しいですが、彼、日本語喋れたんですね。そして荒井さんとはあんま仲良くなかったようです…。



2005年04月04日(月)  週末はF1でした。

「週末になれば圭介」と呪文のように唱えて(嘘のようだが本当)先週一週間を乗り切った葛生さんですが、そういえば週末はバーレーンGP(F1)だったのでした。結局、F1と鳥歳妄想(…)で終わってしまった…。それなりに幸せでしたけど。
何がきつかったって、花粉症の所為だとばかり思っていた鼻水鼻詰まりの原因が実は風邪で、そりゃ鼻炎薬を幾ら飲んでも効かなかったわけですよ。一方で喉はお味噌汁でさえしみるほどに荒れ果てていて、一緒に服用してはいけない市販風邪薬と市販鼻炎薬を、互いの効力の切れる時期を見計らって交互に飲むという危ない橋を渡りつつ、症状が悪化の一途を辿るばかりで、夜毎息が詰まって苦しさのあまり目が覚める始末。いや息できないと死ぬという現実を妙な形で実感しました。それが、土曜日に病院行って処方箋薬貰ったら喉の痛みともども一晩で改善しましたので吃驚です。…最初から病院行っときゃよかったな…。

そんなわけで入稿関連と年度末書類は片付けましたが、新年度の契約関係がまだ白紙でっす☆
…いや体調崩してたんで理由話して先方に容赦して貰ったんですけど。今週と来週が勝負。明日の支払いは、担当ベースで話をつける模様です。いいのかそれでって気も激しくするけど周りが全く焦ってないところを見るといいらしい。…大人って……。(でもそのおかげでこちとら大いに助かってるわけなんだよね)
いちばん苦しい時は過ぎたので、ほっと一息ついてます。体調も戻ってきたし。さーて圭介圭介!(仕事は…?)

●更新
>文庫:「鳥飯」に松本良順先生の自伝から。
 凄く面白いので少しずつ紹介していけたらと思ってます。いや圭介関連はもう打ち止めですが。

●メッセージお礼
>3/24 0:39 鳥歳スキーのY様
 お蔭様でどうやら印刷屋さんには迷惑かけずに済みそうですよ! 同人活動時代から「原稿を落とす」とか「超過料金」とかには異常にピリピリしてました。いや家族に内緒だったもので下手に印刷屋から電話欲しくなかったもんで(笑) いやはや気分的に参ってたところに鳥歳栄養剤の注入を有難うございました。見違えるほど元気になったですよ本当。…それも人間としてどうかと思いますが(乾笑)
>3/31 1:11 旅行記楽しみにしてくださってる方
 阿呆丸出しの紀行文を読んでいただいて有難うございます。…相当の物好きさんとお見受けしました(←失礼千万)
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、二人でも充分強力でした。いったい何がどうしてそんな架空の結びつきに「歴史的根拠」をくっつけようと必死になっていたのか、我ながらそんな莫迦な自分が可愛くて仕方がありません(をい) 産物はもれなく柴宮さん宅へ嫁に行く手筈になっておりますので宜しくです(宣伝宣伝)


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]