kawaiiとこどり…
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2010年07月16日(金) 安らかに・・・・

パク・ヨンハを最初に認識したのは、やっぱり冬ソナ。

アジアのエンタメには特にアンテナ感度がいい、華明星(韓流が来るまでは華流って言葉もなかった)迷仲間うちでは、
そのころ韓国ドラマの冬ソナなるものにみんな興味を持ち出していた。

当時知っていた韓国スターと言えば、ウォン・ビンとチャン・ドンゴンくらい。
突然華々しく日本で流行り始めた、ぺ・ヨンジュンとチェ・ジウ・・・・そしてパク・ヨンハ。

とても新鮮だったドラマ、冬ソナの主役の二人に特に興味を持つことはなかったけど、
日本のテレビに少しずつ出始めた、いつも笑顔が絶えない穏やかそうな表情のヨンハくんがなぜか気になった。
彼の笑顔は、見る人をとっても前向きで幸せな気分にさせてくれる。
それはスターらしく堂々と華やかな主役の二人とはちょっと違って、
妙に人懐っこい柔和な雰囲気が、私たちの愛してやまない香港台湾の明星とかぶるところがあったのかもしれない。


興味を持ったら行動に移すのが早い迷友たちに連れられて、
彼の初めてのミニコンサ(@横浜)にも物見遊山で出かけたりもした。
そこで見た彼は、韓流スターというより、この突然の人気にどうしていいか戸惑う一人の青年。
普通に感動して声をつまらせるあたりでは、ファンみんなの涙を誘った。

これ以降、怒涛のごとく次々にやってくる韓国ドラマにすっかりついていけず
韓流スターの名前も覚えられないくらいで、すっかり疎遠になってしまった。
だから、あとにも先にも韓流スターですごくいいなと思ったのはヨンハくんくらい。

その時の華迷友の何人かはそのままヨンハファンになった人や
そこからさらにジソプファンやら、他韓流スターファンになる人や。

その頃は友人の勧めで、ヨンハくんのアルバムも何枚か聴きこんでみたりした。
ちょっぴりくぐもった滑らかであったかい声質。
聴いている人をあったかーい気持ちにさせてくれる心地よい歌声だと思った。

ヨンハファンはついこの前まで、これからもずっと彼と一緒に幸せでいられる・・・はずだったのに。


数日後に、自分の住む街まで始めてのツアーで彼がやってくるはずだった友人。
コンサ用の応援グッズを作ったり、アルバムを予習したり指折り数えて心待ちにしていたのに。

そのヨンハファンの友人から悲痛なメールが来る。
「どうしていいかわからない」
「次に何をしたらいいかわからない」
「明日どうやって過ごせばいいかわからない」
友人も家庭があるいい大人だから、いつまでも普段の生活で取り乱したりはしてない。
ただ、一人になりふと夕焼け空を見上げた時など、勝手に涙が零れおちるのだと。
遠い空の下だけど、一緒に息をしているはずの人がもういないという喪失感・・・それは想像に絶する。

不甲斐ない私はただ聞くだけしかできない。
こんな時にかける言葉なんてただのひとつも見つからない。

自分を責めてみたり、何かを恨んでみたり・・・・そんな堂々巡りの日々から友人や他のファンの方が
逃れられる日はいつしか来るんだろうか。

でもいつか彼の優しい笑顔とか、心を打つ歌声とか楽しかった思い出だけに浸れる日が来るといい。

懐かしい映像が先日の金スマ特番で流れた時には鳥肌が立った。
久しぶりに・・・ホントに久しぶりに見たあの横浜でのヨンハくん。
バラエティで気取ることなくくったくなく大笑いしたり、照れ笑いしながら話をしたり。
再現フィルムや、感動秘話までは静かに見ていられたけど、
最後にたくさんの笑顔の場面が次々に流れた時には胸が苦しくなってボロボロ夜更けに泣いてしまった。

とても信じられないことだけど、この笑顔はもうこの世には存在しないんだね・・・。






パク・ヨンハさん
どうか安らかにお眠りください・・・・・・・・


































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