こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年11月28日(日) 三年目のプレゼント


 デパートの飾り気の無い紙袋に潜ませて、

 こっそりホテルのお部屋に持ち込んだ彼の誕生日のプレゼント。

 洗面台の鏡の前で私を抱きしめて、触りまくる彼。


 「ねぇ、まだシャワー浴びないで、こっちに来て。^^」


 彼の手を引っ張って無理やりソファーに連れて行きました。

 彼がソファーに座ったところで、


 「お誕生日おめでとう!」


 少し大袈裟に大きな声で言いました。^^

 今年の彼へのプレゼントは彼が好きなブランドのコインケースと、

 来年の卓上カレンダーです。

 犬の形の卓上カレンダーは、

 去年私がプレゼントしたものと全く同じデザインの2011年版です。

 彼は私が書いた小さなバースデーカードを読んだ後、


 「ありがとう。^^」


 と言って、唇にキスをしてくれました。

 彼の本当の誕生日はデートの日の数日後だったけれど、

 今年は少し早めにプレゼントを渡しました。



 この日の夜、私達はワインの美味しいレストランへ行きました。

 私達が初めてデートした日、

 映画を観た後に彼が連れて行ってくれたお店です。




↑エンピツ投票ボタン

 最近ではお料理に合わせて赤も飲むようになりました。

 
 「Tさんの誕生日のお祝いのはずなのに、

  私が行きたいって言ってたお店に連れて来てもらってごめんなさい。」


 「後で、理沙子にリボンつけてくれればいいよ。^^」


 確か去年も同じようなことを言われた気がするけど…。^^;



 これからもずっと彼と一緒にいられたらいいなと思うこともあります。

 でも、その願いが強過ぎるほど切ない想いも大きくなるから、

 今彼と過ごせるこの瞬間を大切にしようと思いました。


 < 過去  INDEX  未来 >


理沙子

My追加