ホテルに戻る帰り道、彼が私の手を繋いでくれました。
彼の手はとても暖かくて、私は幸せな気持ちになりました。
お部屋に戻って、私達はシャワーを浴びました。
彼は私が身に着けていた濃紺のキャミソールとショーツを脱がせると、
既に濡れているその部分に舌を這わせました。
気が遠くなるほど長い間、両手の指先で二つの胸の先端を摘まれ、
舌でその部分を吸われたり、舐められたりしました。
彼のモノが後ろから私の中に入ってきた時、
熱く滴る私の中は彼のモノでいっぱいになり、満たされていきました。
愛し合った後、私は彼の腕枕でそのまま眠ってしまいました。
乱れて乱されて眠りについて目覚めた時に、
照れて、ついひねくれたことを言ってしまうところは彼も私も同じ。
「あ〜疲れた。今までで一番疲れた。」
今までで一番疲れた…ではなく、
今までで一番気持ち良かったって言うべきだったのに…。
「俺も疲れたよ〜。もう無理。
どっちも疲れたならそれでいいじゃん。」
ひねくれ者の彼の言葉に傷つくひねくれ者の私。
帰ってから、いつものように彼にメールを送りました。
いっぱい愛してくれてありがとう。
今日が一番疲れたなんて言ったけど、本当はとっても嬉しかったの。
次の日の朝、ゴルフが終わったら電話が欲しいと彼にメールをしました。
夕方になって彼と電話で繋がりました。
「ゴルフの調子、どうでしたか?^^」
「いやぁ〜。今日は調子悪かったよ。疲れたよ。」
疲れたとは言いながら、彼の声はとても明るく聞こえました。
「昨日よりも疲れた?^^;」
「勿論今日の方がずっと疲れたよ〜。」
「昨日はそんなに疲れなかったの?^^」
「ぜ〜んぜん!
気持ち良かったよ。
どうしたんだよ?^^」
デートしたばかりなのに電話して欲しいなんて…と
彼は言いたかったに違いありません。
「ちょっと切なかったの。^^」
「大丈夫だよ。好きだよ。^^」
温かみのある優しい声で彼は言いました。
彼の「大丈夫だよ。」の言葉は、
世界中のどんな言葉よりも私を安心させてくれると思いました。
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