こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年09月26日(日) 同窓会


 昨夜は彼の高校の同窓会がありました。

 私は彼から初恋の彼女も出席するかもしれないと聞いていました。

 同窓会が終わったらメールしてねとお願いした私の気持ちを

 彼は分かっていたでしょうか。

 今月の初めに同窓会があるという話を彼から聞いた時、

 私達はこんな言葉を交わしました。


 「もし初恋の彼女に会ったらドキドキする?」


 「もうしないだろ。10年前ならしたかもしれないけど…。」


 それでも、私の心の中で小さな不安があったのは、

 先週に二人で観た映画のせいだったのかもしれません。

 それは25年前の成就しなかった愛が蘇るというストーリーでした。




 昨夜11時少し前に今終わったところだと彼からメールがありました。

 私は彼に電話をしました。


 「これから二次会?」


 「今二次会が終わったんだよ。

  これから明日のゴルフのことで話があるから、バーに行くところ。」


 「ねぇ、来てた?」


 「あぁ、来てたな。」


 主語は言わなくてもお互いに誰のことか分かっています。


 「ドキドキした?^^」


 「そういうの、なかったな。」


 「これっぽっちもドキドキしなかった?」




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 私を安心させようとして口ではあんな風に言っていた彼だけれど、

 もしかしたらほんの少しはドキッとしたのかもしれません。

 ずっと長い間、彼の心を惹きつけていた女性。

 「美人じゃないよ。」と彼は言うけれど、

 どんな女性なのか見てみたい気がします。


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理沙子

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