こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年09月24日(金) 我侭と我慢


 数時間前までホテルのダブルベッドの上で寄り添っていたのに、

 恋しくて切なくてたまらない朝。

 家まで車で送ってもらう深夜の帰り道、

 二人で満月を見上げるタイミングを逃してしまったからでしょうか。

 泣き顔の絵文字と一緒に送った声が聞きたいという一言だけのメール。

 しばらくして彼から返信がありました。

 それから、すぐに彼の温かい声を聞くことが出来ました。


 「どうしたの?」


 「ただ、声が聞きたかったから。ごめんね。」


 「わがまま理沙子だな。^^」


 彼が優しく笑いました。

 それから、私達は少しだけ他愛の無いお喋りをしました。

 会ったばかりなのに、

 またすぐに会いたくて抱きしめて欲しい私だったから、




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 その言葉を時々思い出しながら、一日を過ごしました。

 寂しい気持ちにならないように。

 また会う日まで大人らしく待つことが出来るように。



 私のルナがきちんと終わっていなかったので、

 思い切り彼と抱き合うことが出来なかった今週のデート。

 アップグレードされたスイートタイプのお部屋のダブルベッドで、

 服を着たまま彼に愛撫された時、


 「もう、触らないで。」


 と、つい強い言葉で拒んでしまいました。

 その時は笑っていた彼だけれど、後で意地悪されました。

 もっと感じたいのに、そうなれない身体がもどかしくて、

 長いキスと愛の言葉ばかりを求めてしまいました。



 来週のデートまでの一週間はいつもより長く感じられそうです。


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理沙子

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