こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年09月05日(日) 先読み


 時々波風立つこともあるけれど、

 今までの恋愛に比べたら彼とのお付き合いはずっと心地良いものです。

 会えない日にはほとんどメールや電話をしない私達。

 無いと私を不安にさせるものは、

 待ち合わせの時間を決めるデートの前の電話と

 デートの後に彼から届くおやすみメールだけ。




 それでもたまに彼の声が聞きたくなることがあります。

 土曜日の朝、久しぶりにそんな気分になって彼にメールしました。

 お昼を過ぎたら電話が出来ると彼から返信がありました。

 午後2時を少し過ぎて彼の仕事に一区切りついた頃、

 彼から電話がありました。


 「会いたくなったの?^^」


 「ん、会いたくなった。

  Tさんは?」


 「会いたいよ。」


 「会える?^^」


 「会えない。^^

  旅行まで我慢しなさい。」


 「うん、多分ね。」


 「ちゃんと我慢しなさいね。癖になるんだから。」


 彼は私が我慢出来なくなると一人でしちゃうと思い込んでるようです。




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 それから、私達は今週の旅行の話をしました。

 私達にとって4回目の旅行。Gで行く初めての旅行。

 カジュアルな服装で来るようにと彼から言われました。

 最近のデートではワンピースやフェミニンなスカートが多かった私。

 女らしい服装の時の方が彼が優しく気遣ってくれる気がして。^^




 この前のお泊りデートの時は、

 最後の日の別れる時間をきちんと決めていなかったことが

 きっかけとなって、私達は諍いになりました。

 彼は二度とその話を持ち出すことは無かったけれど、

 彼なりに気に留めていてくれたようです。

 旅行から帰る二日目のお別れの時間をいつにしたいか彼に聞かれて、

 私は返事を保留にしていたけれど、

 いつものホテルの部屋を取っておいたと彼が言いました。

 甘い言葉はあまり口にしない彼だけれど、

 私の気持ちをさりげなく先読みしてくれる彼の優しさは、

 私達の恋を小さな危機から救ってくれている気がします。


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理沙子

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