彼の仕事のピークと私のルナが重なったので、
私からお願いしてデートを延期してもらうことにしました。
本当は会うはずだった今日、彼と電話で話しました。
「お腹痛いの?」
「ん…ちょっと。でも大丈夫です。」
私がデートの延期を申し出るなんてよっぽど体調が悪いと思ったのか、
珍しく「可哀想に。」を連発する彼。
彼の優しい声を聞いて無性に会いたくなった私は、
「今日、会いたかった〜。
もう我慢出来ない。」
と言いました。
「Tさんも会いたい?」
「会いたいよ。早く!!
あんなこともこんなこともして。^^」
「もう、私ばっかり…。
Tさんもいっぱいしてね。^^」
「何をして欲しいのか言ってごらん。
理沙子がして欲しいこと、何でもしてあげるから。^^」
お泊りデートの後、少しぎこちなかった私達だけれど、
いつの間にか以前と変わりない会話に戻っていました。
相手に求め過ぎず、自分だけが与え過ぎず、
恋愛以外のことも楽しみながら生活していくことが、
私達の関係を長続きさせる秘訣なのだと思いました。
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