こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年08月22日(日) 触れたいカラダ


 お泊りデートの最後の日の朝、

 私は部屋を出る前に洗面台の鏡の前にいました。

 去年まではすっきりと着こなしていたハーフパンツのヒップラインが

 やけにきつくなっていることに落胆して、


 「太っちゃった、お尻も大きくなったよ〜。」


 と私が嘆くと、彼は後ろから私の脇腹を両手でギュッと掴むと、


 「ウエストも太くなったんじゃないか。デブになったぞ。^^」


 と言いました。

 この後の別の会話の中で問題の諍いが生じたのだけれど、

 この時の彼の無神経な一言が引き金になったことは

 間違いないような気がします。




 あの日から先週末のデートまでの一週間に、

 私は体重を1.7kg落としました。

 恋人との間に別れ話が持ち上がると体重が落ちるのは昔からのこと。

 愛し合った後で出かけた中国料理のレストランで、


 「痩せたね。」


 と彼に言われました。




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 もしも本当に失恋していれば、

 私の体重は近いうちに目標値に到達していたかもしれません。

 でも、幸か不幸か私達の恋は続いているから、リバウンドは必至。




 彼はスリムな女が好き。

 ぽっちゃり程度の体型の女でも好きにはなれない人。

 その一方で彼は何でも美味しそうによく食べる女が好き。

 
 「何でもよく食べて、太らない理沙子が好き。」


 だなんて言ってたこともあったっけ。^^;




 彼と初めて愛し合った日、

 ホテルのソファで服を着たままの私をギュッと抱きしめて、


 「本当に細いね。」


 と言った彼。

 あの頃の体型を失いつつある最近の私。




 折角小さくなり始めた私の胃があっという間に元の大きさに戻りそうな、

 ボリュームたっぷりのお料理をシェアしながら、


 「でも言ってもらえて良かったでしょ。」


 と彼が言いました。


 「ほんとですね。

  ショックだったけど、もしTさんにはっきり言われなかったら、

  あのまま太り続けていたかも。恐ろしい!!」




 そういうわけで、先週からレコーディングダイエットを始めました。

 いつまでも好きな人に触れたいと思われるカラダでいたいから。


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理沙子

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