朝、ドライヤーで洗ったばかりの髪を乾かしていると、
仕事に向かう彼から電話がありました。
「いいニュースがあるよ。」
「どんなニュースですか?^^」
「今夜、そっちに泊まれることになったから。^^」
「はい。^^」
「なんだ。あまり喜んでないみたいじゃないか。」
「いえ、来週会えることになったのかと思ったから。^^;」
「失礼な奴だな。^^」
「あはは、すみません。^^」
「11時半頃、そっちに行けるから。
ちゃんと大人しくしているように。」
彼は私の喉の調子がまた悪くなっていることを心配していました。
「一人だから大人しくしてますよ。^^」
「テレビを見て大きな声で笑ったりしないように。」
「は〜い。^^」
彼はお部屋に来ると、ソファで寛いでいた私の隣に座りました。
「今日は一日雨みたいだから、
ずっと部屋に閉じこもって最低5回はしような。(笑)」
「会えない2週間分をしちゃうんですか?^^」
「そうだよ。^^」
お昼は彼の車で以前私が携帯電話を置き忘れた鰻屋さんに行きました。
「前に来たのは5月の初めだったんですね。」
携帯電話に保存されているひつまむしの画像の日付を見て、
私が言いました。
「その日のうちに二度も来たんだよな。
あのことは一生忘れないからな。^^」
「一生って。^^」
私達の会話を聞いて、お店の奥さんが笑っていました。
帰りの車の中で、
「何か甘いものが食べたいな。どこかで買って行こう。」
と彼が言いました。
「和菓子ですか?」
「洋菓子だよ。スイーツ。^^」
途中、私達は有名なホテルのケーキショップに寄って、
ショートケーキ2つとマンゴープリンとパンナコッタを買いました。
お部屋に戻ると彼はすぐに私を求めました。
私達はカーテンを閉めて、お部屋の照明を少し落として愛し合いました。
三日続けて抱き合ってもお互いの身体に少しも飽きないどころか、
抱き合う度に求め合う気持ちが強くなるような気がしました。
夕方になって私は出かけるためにシャワーを浴びました。
ヘアアイロンで綺麗に髪を整えました。
光沢のあるタイトな黒のスカートと濃いブルーのツインニットを着て、
「用意が出来ました。^^」
と彼に声をかけました。
彼は私を見て、
「可愛い。」
と言ってくれました。
焼肉屋さんで食事をした後、私達の共通の知人であるソムリエの男性が
最近オープンしたワインバーへ行きました。
私達がお店に入った時、まだ誰も他のお客さんがいなかったので、
しばらくソムリエの男性と三人で色々な話をしていました。
そのうち彼が調子に乗って、以前その男性が働いていたお店で
私がスタッフの女の子に焼餅を焼いた話をしようとしました。
あの時、既にその男性はお店を辞めていて、
私達はあの日以来そのお店には行っていないのです。
私は彼がどういうつもりでその話をしようとしたのか
分かりませんでした。
それから、携帯電話を開いて彼にメールを送りました。
もう何もしてあげない。
苛めないでね。
一行ずつのメールをどちらもハートマーク付きで
隣に座っている彼の携帯電話に送りました。
ワインバーを出てから、私はほろ酔い気分で彼に言いました。
「Tさんって、自分は軽い気持ちでつきあってるけど
私はTさんにぞっこんだってことを他人に知らせたいんでしょ?^^」
彼は私の話を心底面白がっているかのように、笑って聞いています。
「でもね。
Tさんがそういう風にするのは私が好きだってことだから。」
彼は私を優しく見つめて、
「うん、好き。^^」
と言いました。
タクシーの中で彼は私の右手をギュッと握りました。
あの部屋で彼と過ごすのも今夜が最後だと思うと、
少しだけ切ない気持ちになりました。
お部屋に入ると彼は私の身体にあちこちタッチしてきました。
この日の彼は「5回しよう。」と言ってみたり、
焼肉屋さんでさりげなくヒップにタッチしてきたり、
いつもにも増してエッチモードでした。^^
私達はソファに並んで座って冷蔵庫に入れておいたケーキを食べました。
ショートケーキを1つずつ食べてから、
マンゴープリンとパンナコッタをお互いに食べさせっこしました。
「朝までにあと4回しような。^^」
「Tさん、今日はもう無理だと思いますよ。(笑)」
彼はこの日焼肉屋さんでビールを中ジョッキ3杯、
ワインバーでワインやウイスキーを合計5杯も飲んでいました。
結局、この夜はしばらくベッドでじゃれ合っていたけれど、
そのまま二人とも眠ってしまいました。
翌朝の彼はと言えば、案の定ひどい二日酔いでした。^^
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