こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年08月14日(金) ホテルで過ごす夏休み


 夕方の5時頃、彼が既にチェックインしていたホテルに着きました。

 このホテルは今年の4月に高層階のハイグレードなお部屋を

 リニューアルしたばかりでした。

 彼がリザーブしてくれたお部屋も

 スタイリッシュな家具と最新の設備が整えられていました。

 二つの大きな窓から市内が見渡せる広々としたお部屋には、

 マッサージチェアや洗い場付きのバスルームがありました。


 「こんなに豪華なお部屋に3泊も泊まっていいんですか…。」


 「理沙子がずっとここで過ごすからいい部屋を取ったんだよ。」


 彼は2日目と3日目の午前中には仕事があり、

 4日目にはゴルフの予定が入っています。

 彼の居ない間、私が過ごしやすいように、

 彼がお部屋をアップグレードしてくれたようです。




 彼がチェックインしてから、既に2時間近く経っていました。

 彼は白いバスローブに着替えていて、ベッドサイドには読みかけの本、

 テーブルの上にはビールの空き缶が二つ置かれていました。

 私がソファの彼の隣に座るとすぐに、

 彼は私の唇に優しいキスをしました。

 そして、待ちきれないように


 「早く、シャワーを浴びておいで。」


 と言いました。




 生理前の私の身体はとても感じやすく、それが彼にも伝わるようで、




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 シャワーで汗を流した後、

 彼が予約してくれたお寿司屋さんへ行きました。

 板前さんの一人が彼の顔を見て、


 「Mさん、久しぶりだね〜。」


 とにこやかに言いました。

 彼にとっては昔馴染みのお店ですが、私にとっては初めてのお店です。

 恋人同士であることが一目で分かってしまうような

 彼のおおっぴらな振る舞いに私がドキドキしていることなど、

 彼は少しも気にしていない様子でした。




 ホテルに戻ってベッドでしばらくじゃれあっていたけれど、

 そのまま1時過ぎまで眠ってしまいました。

 彼は翌朝早くから仕事があるので帰らなければなりません。

 彼はベッドから出て服に着替えると、私におやすみのキスをして、


 「家に着いたらメールするから。」


 と言いました。




 彼からのメールには一緒じゃなくてごめんと書かれていました。

 数行だけの短いメールだったけれど、彼の優しさが伝わって来ました。

 私は一人で眠る寂しさよりも翌日また彼に会えることが嬉しくて、

 心地良いベッドの中で幸せな気持ちで眠りにつきました。


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理沙子

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