「今日はスカートなんだね。」
シャツワンピースを着ていた私に彼が言いました。
私はドライブの時はハーフパンツかクロップドパンツをはいていることが
多いからです。
彼と音楽を聴いたり、お喋りしたりしながら、
車はひまわり畑を目指して走りました。
高速道路を降りてから、
彼が調べてくれた釜飯のお店でお昼ご飯を食べました。
お店を出て、更に30分ほど走ると、
真夏の青空の下に一面に広がる黄色い絨毯が見えました。
彼と自転車をレンタルして、
どこまでもひまわりが続く坂道を登っていきました。
照りつける日差しの中、上り坂はさすがにきつかったけれど、
心地良い風を切って走る下り坂は爽快でした。
下り坂の途中で彼が自転車を置いて、ひまわり畑の土の上に降りました。
「理沙子もここに降りておいで。」
ためらっている私の手を彼が引っ張りました。
少し低い所から眺めるひまわり畑はどこか違って見えました。
しばらく彼と並んでそこに佇んでいると、
涼しい風が吹いて来て汗ばんだ私達の顔を撫でていきました。
「涼しい。^^」
「だろう?」
市内に戻る車の中で私は眠ってしまいました。
途中で目が覚めた時に、
「ごめんなさい。寝てしまいました。
私が寝ていたらTさんも眠くなっちゃいますよね。」
と私が言うと、
「いいよ。今は寝ていて。後でちゃんと起きていてくれるように。^^」
と彼が優しく言いました。
5時を過ぎた頃、私達は市内のシティホテルに着きました。
シャワーを浴びてから、彼に抱かれました。
二人とも身体は疲れていたはずなのに、
愛し合った後、私は彼の腕の中でそのまま眠ってしまいました。
目覚めてからもう一度シャワーを浴びて、洋服に着替えました。
それから、昼間よりだいぶ涼しくなった夜の街に出かけました。
二人ともビールを飲みながら焼き魚を食べたいということで
意見が一致したので、新規開拓の居酒屋さんへ行きました。
彼には言わなかったけれど、この日は何度か彼との年の差を感じました。
去年はほとんど感じなかったのに、
最近彼の疲れた顔を見るとひどく心配になります。
あからさまに気遣われることを嫌う彼だから、
私はさりげなく彼が無理をしなくてもいいようにしてあげられたらと
思うのです。
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