こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年08月02日(日) 愛おしい気持ち


 デートの前日のゴルフで彼は大腿骨を痛めていました。


 「脚、大丈夫ですか?」


 迎えに来てくれた彼の車の中で私は尋ねました。


 「午前中、病院に行って来た。

  動かさなければ痛くないよ。

  歩く時、ちょっと脚を引きずるけど…。」



 車を駐車場に入れて映画館へ向かう時になって、

 彼が痛そうに左の脚を引きずっているのを見ました。


 「肩を貸しましょうか?^^」


 「要らない。(笑)」




 映画を観終わってホテルに行きました。


 「これ、脱がせてくれる?」


 彼に言われて、ベッドに座っている彼の左足の靴を脱がせました。

 そして、彼のオフホワイトのズボンを脱がせてあげた後に、

 彼の左腿の内側に貼ってある湿布を新しいものに取り替えました。




 それから、彼はベッドに座ってビール、

 私は窓際の椅子に座ってチューハイを飲みながら、

 しばらくお喋りしていました。


 「こっち、来て。」


 彼が自分の左側のベッドカバーをポンと叩いて言いました。


 「駄目ですよ。脚が痛くなるから。」


 彼が私の腕をギュッと掴んでベッドの方へ引っ張りました。


 「いいから、おいで。^^」


 「駄目。お医者さんに怒られちゃうから。^^」


 私もベッドに引っ張られまいと思いっきり抵抗すると、


 「すごい力だな。(笑)」


 と彼が驚いて言いました。

 まだ彼が私に隣に来て欲しそうにしていたので、

 私は服を着たまま彼の隣に寄り添いました。

 彼は私に繰り返しキスをすると、

 私のシルクのブラウスを捲りました。

 そしてブラの隙間から手を差し込むと、私の胸に触れました。。




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 「それは無いです。^^」


 と私が彼を見つめて真顔で言うと、彼が笑いました。


 「これ、脱いで。」


 ブラウスにボタンやファスナーがないことに気付くと、

 彼がじれったい様子で言いました。

 
 「駄目よ。欲しくなっちゃうもん。

  それに、もうすぐ食事に行く時間でしょう?」


 彼は和食のお店に予約を入れてくれていたのでした。


 「そっちよりもこっちが優先。^^」


 彼は私を感じさせようと、

 胸の先端を弄りながら私の耳たぶに舌を這わせました。


 「いつもは予約の時間に遅れちゃ駄目って言うくせに。^^」


 「今日はすぐ帰って来よう。

  料理一品と酒一杯で帰ろうな。^^」




 その和食のお店へ行くのは本当に久しぶりでした。

 私達は奥のテーブル席に座って、

 彼は日本酒、私は白ワインを飲みながら

 ご主人の心づくしの美味しいお料理を頂きました。



 私達がお店を出た時に、

 いかにもそれらしい髪型と服装の女の子が後から出てきて、

 携帯電話で話していることに気付きました。

 確かカウンターでかなり年配の男の人と一緒にいた女性です。


 「見るからに同伴だな。^^」


 彼が言いました。


 「あのお店で…珍しいですね。」


 「あの店はそういうことに使う所じゃないだろう。」


 確かにそのお店はビジネスでもデートでも友達同士でも、

 本当に大切な人と共に時間を過ごすのにふさわしい場所に思えます。

 彼が二度目のデートで初めて連れて行ってくれたお店です。

 あの日の朝のメールには、


  今晩一緒に行きたいお店の予約が取れました。

  喜んでくれるといいなぁ。^^


 と書かれていたことを思い出しました。




 お部屋に戻るとすぐに彼はシャワーを浴びました。

 私も彼の後にシャワーを浴びてから、

 ベッドに座っている彼の隣に滑り込みました。

 
 「理沙子、可愛いよ。」


 彼が耳元で囁きました。


 「濡れちゃう…。」


 彼に胸や脚を愛撫されながら、吐息混じりに呟きました。


 「もう濡れてるよ…。」


 彼はそう言って、

 既に熱いものが溢れているそこには触れず、

 優しい指使いで私の腿の辺りをゆっくりと撫でました。




 この夜、

 彼は自分の左の腿をかばうような方法で私を抱いてくれました。

 愛し合った後、私達はそのまま眠ってしまいました。

 12時を過ぎた頃、私が先に目を覚ましました。

 隣を見ると彼はまだ静かに眠っていました。

 私はしばらく彼の顔を見つめていました。

 私は彼の顔がとても好きです。

 じっと彼の寝顔を見つめていたら、

 愛おしい気持ちがこみあげてきました。


 「どうした?」


 私の視線に気付いたのか彼が目を覚ましました。


 「ぐっすり寝てたみたいです。」


 「理沙子、激しかったもん。」


 彼が私の肩を抱いて、優しく言いました。


 「気持ち良かった…。」


 私はそう呟くと、日焼けした彼の胸にキスをしました。


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理沙子

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