こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年07月12日(日) 愛の受け皿


 私とあの人は悲しみを共有していたように思います。

 あの人はそれを意識していたのかどうか分からないけれど、

 私は出会った時からずっと負のファクターを通して

 彼に惹かれていると感じていました。



 今の彼とは楽しさだけを共有する関係です。

 私は彼に自分の悲しみを曝け出さないし、

 彼も私に対してネガティブなことは一切言わないのです。

 私はあの人に色々相談していたけれど、

 彼に対しては何も相談をすることはありません。

 そういう意味では同性の親友よりも遠い関係のような気もします。

 私は彼に精神的な負担をかけることを恐れます。

 私は彼には愛の受け皿が無いと分かっているから。



 今のところ、彼は私と一緒に居て楽しいし、

 私も彼と過ごす時間が楽しいから毎週会っているのです。

 楽しくなくなったら二人の関係は終わりでしょう。

 急に彼との別れが訪れても私は泣かないつもりです。

 あの人との7年間が今となっては幻だと思えるように、

 彼との月日も長い夢だったと思えばいいのです。



 久しぶりにあの人とのICQの履歴を辿ってみました。




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 あの人は恋愛に向かない人なのだと今更ながら思います。

 あの人は本質的に女性に限らず人との付き合いが好きではないのです。

 あの人が本当に好きなのはお酒と本とネットと妄想なのです。

 長いこと私がそれに気付かなかったのは、

 私があの時期、一人では立ち上がれないほど悲しみに暮れていたから。

 私は長いこと本質から目をそむけていたのだと思います。



 人を愛せないという点において私とあの人は似ていたのだと思います。

 今の彼はきちんと女性を愛せる人だと思います。

 でも、私はその相手として相応しくないような気がします。

 多分彼もそれを知っていると思うのです。

 決して夢中にならない相手だと知っていて、

 いつでも手放すことの出来る相手だからこそ、

 安心して私と付き合っていられるのだと思います。



 私は彼と抱き合うことが好きだけれど、

 頭のどこかで快感をセーブしようとしている気がします。

 身体の関係にのめり込まなければ、

 離れるべき時にきちんと離れることが出来ると思っているから。


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理沙子

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