ルナが近づいているから、体調も気分も下降気味の休日。
彼からメールがあるまで私から連絡しないと決めていたのに…。
ブルーな気持ちを引きずるのが嫌だったから、
昨夜、彼に短いメールを送りました。
予想していたことだったけれど
彼はゴルフの打ち上げで深夜まで飲んでいたので、
そのまま朝まで返信がありませんでした。
今朝になってやっぱり声が聞きたくなって、
時間がある時に電話でお話したいとメールしました。
正午過ぎに携帯電話に彼から着信。
オフィスにいる時とは違う彼の声。
二人でベッドにいる時のような甘い、優しい声です。
「今、どこにいるんですか?^^」
と聞いてみたら、
以前に私も連れて行って貰ったことのある場所です。
昨日は夕方までゴルフで、その後深夜1時頃まで飲んでいたというのに、
早起きして一人でスパに来ているなんて彼は本当にタフな人です。
「俺、筋肉痛がひどいんだよ。誰かのせいで。(笑)」
「えっ、誰のせいですか?^^」
「先週理沙子に会った後にひどくなったんだよ。
知り合いの整体師にマッサージして貰った。」
「マッサージは嫌いだって言ってたのに…。
整体師さんに診て貰ったの、初めてでしょう?」
「こんなの初めてだよ。」
「それって誰か他の人のせいじゃないですか!?」
「はぁ〜??
他に誰がいるって言うんだよ!!」
「それじゃあ、今度のデートの時はお互い頑張って…。」
「頑張って何よ?(笑)」
「一生懸命頑張って…。」
「頑張って、するのか?(笑)」
「お互い頑張って我慢しましょう。(笑)」
「あははは、本当に理沙子は面白いよな。^^」
「だって、去年付き合い始めた頃には、
Tさん、凄く元気だったのに。」
「やっぱり弱ってる?^^;」
「前は『疲れてる?』って聞くとムキになって否定してたけど、
最近は『疲れた、疲れた』ってよく言うから。」
「そうか?」
「今度のお泊りデート、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。」
「ほんと?^^;」
「大丈夫!!大丈夫!!
ホテルも予約してあるんだし。^^」
「うん。^^
旅行に行く場所ももう決まったんですか?」
「ああ、もう予約したよ。」
本当に彼は行動が素早いです。
「どこに泊まるんですか?^^」
「いや、教えない。(笑)」
「知りたい!^^
どこですか?
教えて下さい!!」
「絶対に教えない。^^」
私達の初めての旅行は、
到着するまで私には行き先を知らされないままになりそうです。^^
今週末のデートでは、
以前から彼が話をしていた鰻屋さんに行くことになりました。
今まで定休日などと重なって、ずっと行きそびれていたお店です。
私がひつまぶしを食べてみたいと言っていたのを
彼はずっと覚えていてくれたのです。
「楽しみ〜。
でも、それまでに痩せなきゃ。
滅茶苦茶太っちゃったんです。」
実は今年になって私は2kgも体重が増えたのです。^^;
「デブ子か?(笑)」
「そうですよ〜。
Tさんは最近ゴルフで痩せて黒くなったから、
私も痩せて黒くならなきゃ。(笑)」
「黒くはならなくていいから。^^」
電話を切った後、
昨夜からのモヤモヤが消えて元気になっている私がいました。
前回彼に会った日から今度会う日まで、やっと半分の日数が経ちました。
いつものように残り半分は
きっと穏やかな気持ちで過ごすことが出来るでしょう。
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