獅々丸の雑記帳
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2007年10月27日(土) 思考回路6

人は猿と袂を分かち原始人となって人となった。
猿はキーキー言いますよね。だから原始人もキーキーは言えたでしょう。
もしかしたら、もっと高等な言語(?)能力があったとして、『トリャーッ』
とか『エイエイオーッ』的な掛け声なら割りと広がるのも早いのではないかと
思う。

ではですよ、狩猟民族として例えば猪を見たことを伝えるために、彼はなんと
いう音(声)を発したんでしょうかね?
少なくとも『昨日皆で獲って喰った動物よ。アレはさ、俺がイノシシって呼ぶ
ことにしたんだけど、そのイノシシが向こうの山の……。』と饒舌に喋りだし
たとは思えん。
しかも、たった今の一文の中にも、昨日、皆、喰った、動物、アレ、俺(これ
は早くに確率されたろうけど)、呼ぶ、向こう、山、なんて言葉の集合体よ。
猪よりも早くに確率された言葉もあったろうし、その時は未だ生まれていない
言葉だった可能性もある。

どっか変だと思いません?

確かに『長い年月をかけて…』と言われればそうなのかもしれないが、先日も
皆に聞いたように新しい言葉を生み出すってことはそう簡単ではないはずだと
思うのだ。
なのに、どこかで急に突然、爆発的な増殖力をもって、言葉は生まれ人が理解
出来る道具となった。
しかもだよ、弥生時代に稲作が大陸から伝わったのであれば、大陸の言葉とこ
の国で迎えた言葉のマッチングを可能にする(100%ではないにしろ)知識
もそこに存在してたってことだ。

不思議だねぇ。

こうやって記述してる言葉にも、もちろん俺の用法に多くの間違いはあろうが、
皆さんが読んで凡そ伝わっているのだろう。

でもね、例えば『多くの』は読めますよね?意味も分かるでしょう。

では、『凡そ』はどうですか?読めますか?『おおよそ』って書けば意味が分
かる人もいるでしょう。

『袂』はどう?『たもとを分かち』って書いても意味の分からない人もいるか
な?

昨日の雑記に書いた『蝦夷蝦狄』は?『蝦夷』は歴史でも勉強したから分かる
かな?

では『蝦狄』はどう?


言葉も生まれては消えていってるのでしょうね。

俺はね、今まで『確信犯』という言葉の誤用が気になって仕方なかった。
『言葉のプロ』であるはずのアナウンサーまでがしれ〜っと誤用してみせるの
が許せなかった。
でも今回の一件で、『確信犯』と言う言葉が『故意犯』の意味を持つ場合もあ
るように『変化』したんだと、そう決めてしまえば良いのに…と思えるように
はなったかな。
ただ、あくまで誤用からの変化なので、進化だとは思えない。
『故意犯』という言葉のことを思ったら、出来れば正しく使ってあげて欲しい。
誰かがきっと一生懸命考えて、誰かが努力して広めた言葉なのだから。


宅地売り場に立ち並んだノボリに端を発した俺の『思考回路』は、書き漏らし
たことも沢山あるけど、大体こんな感じでことを展開していくっす。
ひとつに集中もしなけりゃ、裏を取るほどまでに突っ込みもしない。

当り前だけど、俺の性格と同じような感じなのだね、我が思考回路も。(笑)


おわり。


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