過去日記倉庫(仮名)
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フリフリのおれ的わたし的ベスト2007はこちらより
| 2005年11月14日(月) |
十 / バンバンバザール |
バンバンバザールの10枚目のアルバムという十。先日TSUTAYAで借りたのですが最高です。車で流してて、このオケの豪華さは尋常じゃない…!と思い調べてみたらカンサスシティバンドという方々が一緒にやっていて、ライブでもときどきやっているみたいですね。管がゴージャスだし、ドラムなんかプロみたい…(はあと)と思ったら本当にプロのビッグバンドでやっている方でした。失礼しました。いやー新譜で買わないと。金箔使いでおめでたい感じ。あやかりたいのでお買い上げー、なんて私までジャンプブルースモードに…(馬鹿)
と言いつつ、中身はいつものちょっと毒の効いたバンバンバザールの音楽なのですが。妙に懐かしい、80年代のニューミュージック(佐野元春っぽい)的なアレンジのバックオーライ、ぶらさがって来いよ!と言わんばかりにでっかいフックがきまっているニューオリンズジャズ風のお金は淋しがり屋、金子マリさんとのデュエットレ・ザデューのただれた大人の恋の歌…忘れないわあなたのこと/いや忘れてくれ俺のこと。また浮かれたオートモービルでは作曲/ギターの方のボーカルを初めて聴いたのですが、なかなかよかったです。この方のギターもすばらしいです。
あとは軽妙ないかにもジャンプブルースって感じのちょっとだけブルースに、ほとんどお仕着せのゴージャスなビッグバンドジャズ恋はねずみ色(…)(やべ今聴いたら切なくてよかった…)など、ふざけてて笑える曲満載なのですが、まじめに聴いてもすばらしいアルバムです。オールドジャズファンにおすすめ。私は明るい表通りで(Sunnyside of the Street)が好きなので再演が入ってて嬉しかったです。歌詞とか、最後の展開部とかオリジナルの所が好きですね。輝くこの道って、sunnyっていうんだけど、それはネオンがきらきらした夜の繁華街の道だったりとか、夜更かし明けに朝日に照らされた道のことなんだなあ。
あとやっぱり恋の歌だねー。ジャズは恋の始まりと終わりを歌う音楽なんだなあと思う。バブリーな恋のフィーリングもいいし、本格的なアレンジのウェディングソングマリアッチがすばらしい。歌詞がむりやり博多弁(笑)っていうのも泣けるし、なんか本当に楽隊を連れて好きな人の窓辺で歌っている絵が浮かんでくる。あざといわーと思いつつ泣かされます。必聴。
ああ…ジャズっていろんなのあるけど、やっぱり自分はこういうのが好きだわー。ジャズを聴いてみたいという方がいたら、迷い無くこれを差し出すことでしょう!次は阿部薫かもしれないけどね…ふふふ。これじゃなかったらモンクトリオとか、ディジー・ガレスピーのチャンプ(ソルトンピーナッツが入ってるやつ!)かな。スタイルは古いしコンサバに聴こえるけど、メンバーの方が同世代で、たまたま結成直後にお見かけしたということもあって、自分にとってはすごいリアルな、今の音楽に思える。私も古いジャズばっかり聴いて演奏していましたし。菊池成孔もいいけどー、あんなスノッブな、ブランド並べて悦に入ってるって、ぜんぜんかっこよくない。まあ人それぞれだけど、こういう今もあるんだよ、と言いたい。
画像は先日逝去されたクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンのGate Swing。ニューオリンズのハリケーンの被災直後、避難先でおなくなりになったとのこと。合掌。こっちはビッグバンドを従えてのテキサススタイル・ジャンプ・ブルース。無骨。ブルースをけとばせ。いつ見てもループタイに帽子からブーツまでカウボーイスタイル。インタビューでもあの吾妻光良さんが怒られてたりして、頑固親父なのがかっこよかったです。
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