そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年06月21日(土) とっちゃんと私

この日は、千葉から私ととっちゃん共通の友達が来る事になっていた。

昼前にはとっちゃんと逢い、まず私ととっちゃんはいつも行く「キャンパス」という名のホテルに向かった。


とっちゃんの髪の毛は白髪染めしないと、真白。

初めて会う友のために、とっちゃんは毛染めをするため。

そこではお風呂に入り、そして毛染めをした。

もちろん、二人の時間もたっぷり楽しんだ。

だけど、私は腰は痛いし、そしてなんだかボーっとしていて具合が悪かった。

でもそんな態度をとっちゃんには見せないように努力した。


その後、私ととっちゃんは夕方新幹線が到着する駅にともにむかい、友達と再会した後、私ととっちゃんがよく行くカラオケ屋に行った。


その友達は石(パワーストーン)屋で働いている子で、お土産に・・・とたくさんの石を持ってきてくれた。

とっちゃんは自ら数珠を作るほど石が好き。

だからその友達が持ってきてくれた石を目の前に、キラキラと目を輝かせながら石をチェックしていた。


その隣で私は・・・と言えば、ちょうど尿道結石になったばかりで、おまけに熱も40度近くあったのでぐったりしていた。

だけどその事はその友達にもとっちゃんにも伝えていなかったから、一人ひっそりと痛みと熱と闘っていた。

だけど傍目から見ても私の具合の悪さは分かるわけで。


友達はもちろんのこと、とっちゃんはいつも私を気遣ってくれていた。

友達がその様子を見ていたみたいだけど、

たとえば。

私がフラフラ〜っとトイレに立ち部屋を出て行くと、その後姿を心配そうにずっと見ていて、私が帰っててくるまでドアのほうを歌を歌いながらもチロチロと見ていたみたい。

そして私が無理に頑張って歌を歌っていたりすると、これまたじっと私が気付かないところで心配そうに見守っていてくれたんだって。


そんなとっちゃんのことが嬉しかった。

私彼女さんじゃないし、そんな心配してもらえるような立場じゃないから、いつも不安だった。

だけど、とっちゃんはそれなりに・・・だけど、とっちゃんは私を見てくれているんだなぁって嬉しかった。

本当に私が辛い時にはちゃんととっちゃんは見ていてくれるってわかったから、それが本当にうれしかった。

その後、カラオケを歌うこと3時間。

時刻はすでに12時を過ぎていた。


私ととっちゃんはその友達をホテルに送り届け、私はとっちゃんを家に送り届けた。


帰り際にとっちゃんは





「気をつけて帰れな。ちゃんと休養しなあかんで」



と優しい言葉をかけてくれた。


そんなとっちゃんの言葉だけでまた元気になれる。




明日はその友達と一緒に奈良は法隆寺、飛鳥寺などの観光に行く予定。

明日もたくさん歩くから、頑張ってせめて熱だけは冷まさなきゃね。



ありがとうね、とっちゃん!


Toっちゃん

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