そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年06月22日(日) 法隆寺、東大寺、そして飛鳥寺へ。

今日も朝からとっちゃんと一緒だった。

そして千葉からの友達と一緒に法隆寺と東大寺、そして飛鳥寺へと向かった。


昨日よりは具合はよくなっていたけど、それでもまだ私はフラフラしていた。

そんな私をとっちゃんは心配そうにみていてくれた・・・・と友達が話してくれた。


運転はとっちゃんがほとんどしてくれたっけ。

法隆寺ではちょうど時期的に修学旅行の学生がいっぱいだった。

調子が悪いと私は人の「気」にやられやすい。


法隆寺の宝物殿ではのんびり仏像を見ていた。

物知りのとっちゃんと一つ一つをゆっくり見ていた。


ふと、私だけが一人でじっくり仏像を見ている間に、とっちゃんと友達はこんな話をしていたらしい。



とっちゃん「この仏像見てみ、ゆみに立ち姿が似てるやろ」

友達 「あ、本当だー!雰囲気も似てるね!」

とっちゃん「せやろー」



友達の話によると、私の話をするとっちゃんはとてもニコニコと嬉しそうだったらしい。

その話を聞いて、私も嬉しくなった。


とっちゃんが私に似ていると言った仏像は「百済観音」。

とっちゃんいわく、どうやら私の独特の、腰で立つ姿や面長な顔が似ていると言いたかったらしい。


と。

修学旅行生がドバーっと入ってきた。


私は学生たちが入ってくる前からその学生たちの「気」を感じ、どうしよう・・・と思い、とっちゃんを見た。

すると私のその「気」を感じてくれたのか、とっちゃんも私を見てくれていた。

そして


「お前だけ先に外に出て、休憩しとき」


と優しく声をかけてくれた。

私はフラフラ〜と一人外に向かった歩き始めた。


そんな私の姿も、とっちゃんは心配そうに見てくれていたんだって。



法隆寺の後は東大寺、そして最後に飛鳥寺。

飛鳥寺の帰りは少しだけ高松塚古墳に行ったっけ。



ずっとずっと道中は私を心配そうに見守ってくれていたとっちゃん。

とっちゃんは普段はあまのじゃくだけど、ちゃんと私がピンチの時は見守っていてくれる。


病気はしんどかったけど、とっちゃんのそんな優しさが分かって嬉しかった。


やっぱり私はとっちゃんが大好き。






友達とは翌日、私に大きく関係のある神社に行ったりした。

とっちゃんのおかげで病気はよくなったしね。




とっちゃん、ありがとうね。






Toっちゃん

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