そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年05月27日(火) 14時から17時過ぎまで

今日はとっちゃんといつもの場所で14時に待ち合わせ。

私が到着したら、ちょうどとっちゃんも到着。

私が止めた場所にとっちゃんが車を止め直し、いつものように私の車に乗り込んだ。


 「奈良方面行こ」 − とっちゃん


ちょっとシンクロしていて驚いた。

実は私も昨日の夜から、とっちゃんを連れて奈良に行こう!と思っていたから。

と、言っても何処に行くわけでもなく、なんとなく奈良に向け走り出した。

大阪は私たちが住んでいる町だから、とっちゃんにとって現実逃避するには奈良が一番。

とりあえず奈良に向けて走り出した。

途中コンビニによってとっちゃんにおにぎり、乾物のスルメ、お茶、エロ漫画雑誌を買った。

とっちゃんは鮭のお握りが大好きで、美味しそうに食べてた。

車中で話はなぜかとっちゃんの事が大好きでたまらない二人の女性の話になった。

「お前の存在知ったら羨ましがると思うわ。だってお前は俺のそばにいつもいるし、彼女らは自分が2番目やって思ってるからな」

だって。

いやいや、私2番目じゃないし、もっと下位だし。

ま、確かに私は今とっちゃんと毎日一緒に時間を過ごしているし、とっちゃんも私と過ごす時間を望んでくれている。

とっちゃんの事が大好きでたまらない二人から見たら、そりゃ羨ましいんだろうね。

一人は山口県の人で、もう一人は小倉の気が荒い女性らしい。

山口県の人は結婚しているけど、とっちゃんの一言で離婚してでもとっちゃんと結婚したいと思っている人らしい。

その人の旦那さんはご住職らしい。

とっちゃんと結婚出来るならいつでも離婚する!と言ってるらしいけど…その住職が気の毒でならい(笑)

しかし、そんな人たちに今の状態が分かったら、私は確実に殺られるかもしれないなぁ。

ま、どこまでが本当かは分からないけども。

だけど、今私はとっちゃんにとってどれくらいかは分からないけど、大事な人になっているみたい。


その後たまたま見つけたドラッグストアに入ったとっちゃんと私。

蚊に刺されやすいとっちゃんは、大量にムヒを買い物かごにいれていた。

昨日の夜、考え事としていてやっと寝れたのが3時過ぎ。
だけど、すぐ蚊に刺されて起きちゃったみたい。

なぜかその買い物かごを私に渡すとっちゃん。

どうやら私に買ってもらいたいようだった。


合計3816円でした。


ま、いいけどね(笑)

私はたまぁ〜にとっちゃん家の買い物をしてます。

過去、とっちゃん家のために買ったもの。

 1.マグロ
 2.肉5キロ
 3.シャンプーとトリートメント(銘柄:ラックス)
 4.ムヒ
 5.ベーコン
 6.髭剃り
 7.カロリーメイト
 8.粉のポカリ
 9.子どもの参考書
10.お母さんの病院代


など。

まだまだある。

気分は母。


ま、さておき。

その後私の休憩も兼ねて、喫茶店に入った。

もちろん注文するのはアイスコーヒー。

だけど、喫茶店にいる時に、またとっちゃんにとってよろしくない内容の電話が入り、とっちゃんの表情は曇った。


 「あまりとっちゃんにとって良き内容の電話ではなかったみたいやね・・・?」 − わたし

 「うん・・・そやな・・・」 − とっちゃん

そう言って煙草をふかし、コーヒーを飲みほし、私ととっちゃんはまた車に乗り当てもなく走り始めた。


すると、横でイスを倒し目をつぶり寝始めたとっちゃん。

私は、とっちゃんを起こさないようにゆっくりゆっくり運転し、奈良県は香芝市や葛城市などを1時間ほど運転したおした。

案外車の振動は気持ちいいもので、寝るには最適な揺り籠といったところだろうか。

鼾をかき、気持ちよさそうに寝るとっちゃん。

信号で止まるたびに、私はそのとっちゃんの顔を眺めていた。

愛おしいとっちゃん。

大切なとっちゃん。

私の命よりも大切なとっちゃん。


途中、目をさましたりしたとっちゃんだけど、


 「まだ大丈夫だよ」


そう声をかけると安心してまた眠ったとっちゃん。

まつ毛が長いとっちゃん

とってもかわいい。


運転しながら、いろんなこと考えた。

私はとっちゃんにとっては、とりあえず大事みたい。

いないと困るらしい。


1番じゃなくてもいい。

2番目でもなくてもいい。

気にしてもらえるだけでいいんだもん。



時刻は16時半すぎ。

私はそろそろ、私たちが住む町に戻る車を向けた。

寝ぼけながら目を覚ましたとっちゃん。



帰り際に、ちょびっと悲しいこと言ったとっちゃんだけど・・・

でも車を降り際に


 「明日バイトやろ?頑張れな。また明日ねっ!」


そう言ってくれたとっちゃん。

大丈夫。

今日の帰り際のかなしい一言は、とっちゃんお得意の意地悪な言葉。

マヂじゃないから、大丈夫。


大丈夫。

ね、とっちゃん。

一緒に頑張ろう。


とっちゃん、一人じゃないから。

私もいるから。


ね、とっちゃん。


Toっちゃん

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