そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年05月05日(月) 今日は1時間20分くらい。

今日もいつもの場所で、いつもの時間くらいに待ち合わせかな?


と思い、少し17時頃、休みで今日は特にやることなかったからすでに待っていた。


が・・・。


とっちゃんは来ない。



 「ふっ・・・どうせ私なんて」


とヒネた、久しぶりにヒネた。

1時間待ったし。 ま、その間に寝ていたけど(笑)

私はとっちゃんを待つ間、長く待つことが予想される場合いつも寝ることにしている。


帰り際に一応とっちゃんにメールした。

 「待っていたけど、今日は子供の日だからむりやね。また連絡ちょうだいね」

といれて帰った。

すると、とっちゃんからすぐに返事が来た。


 「夜にあの場所の駐車場で」


と返ってきた。

ま、子供の日だから、豪勢な食事の準備でもしているんだろう・・・と諦めてさっさと自宅へ戻った私。

自宅に戻って、母さんと一緒にゆがいた筍をを食べやすい大きさに切り出汁で煮たり、ご飯の準備をしていた。


19時53分


とっちゃんから「今から出れる?」と絵文字付きでメールがきた。

だから私はすぐに「もちろん!」と返事を返し、自宅を出た。

もちろん、夕方逢うときに買っておいたスタバのラテ、煙草、そしてチョコパンを持って出ることは忘れなかった。


10分後くらいに、場所に到着、だけどとっちゃんはやっぱりまだ来ていない。

だから私はとっちゃんに「すでに到着して待ってるから」とメールをいれた。

そしてそれから5分後位にとっちゃんが私の車の横にとまり、私はとっちゃんの車に乗り込んだ。


が。


どうやらジーンズに一昨日だか昨日ふっていた香水の匂いがまだしっかり残っていたためか、とっちゃんはしきりに


「臭い!」


を連発。そして

「せっかく逢いに来たのにくちゃい!」


と。

だから思わず、


「じゃ、ジーンズ脱いで私の車に投げ入れて下半身はパンツ一丁になったらいい?」


と聞いてしまった。もちろん答えは

 「やれるもんならやってみろ!」

だったから驚いた(笑)

ま、さすがに、それはしなかったけど、帰ったら早速ジーンズを洗おうって決めた。

特に何を話す・・・というのはないけど、私はとっちゃんと入れるだけで幸せだった。


ま、幸せだけでは済まないなにか違う感情もそこには当然あったけどね。


「とっちゃんの中で私はどんなもんなんだろな・・・・」


と考えていたのは事実。



そして話はインド人の友達、クマールさんのこと。

機械の修理に必要なパーツを欲しいと言ってきてるけど、代金を支払ってこないもんだから大変。

で、結局話の流れで私の携帯から電話することに。

ちゃんと国際電話サービスに申し込んだから、もう大丈夫。

前は330円だったけど、サービスに申し込んだから半額くらいだしね。


中国もしかりインドもしかり、相手が電話を取る前にはなぜか音楽が流れる。

日本でも最近あるけど、あんまり使っている人を見たことがない。

中国ではやっぱり中国らしい、少しムーディーな音楽。

インドでは、なんとも軽快な音楽で、サリー着たおねーちゃんたちが踊りだしそう(笑)



そして渋めの声のクマールさんが「Yes?」で出た。

私はすかさずとっちゃんに電話を渡した。


「Hello? This is ●●speaking!」


と。 話の内容はもちろん仕事に必要な、そのパーツの話に。

だけどクマールさんは自分が来月来日する話ばかりをずーっとしてくるので、声のトーンはにこやかだけど、顔が明らかにいらついている様子のとっちゃん。

ま、とにかくなんとか支払いの件、そして来日の件について話をし、電話を切った。


「あー、やっぱりアイツはあかんな」


と一言、ばっさり。

とっちゃんがクマールさんと話している間、ううん、その前から、ずっととっちゃんの足に手を置いていた。

電話を切ったとっちゃんはチャックを下し、大切なものをだし私に促した。

もちろん私は静かに顔をうずめ、口にふくむ。

だけど、私はどうも集中できない。

とっちゃんにとって、私にとってとても大切な問題がまた先延ばしになった。

全部終わるわけじゃないけど、一部がとりあえずゴールデンウィーク明けには終わるはずだったのに、また先延ばしになった。

そしてそれはまたとっちゃんを苦しめる結果にしかならない。


 「どうしたらとっちゃんが楽になれるのだろう・・・・」


そう考えながら、私は行為に及んでいた。

どうもそのため集中できずにいたら、そればバレたのか、途中、


「しっかりまじめにやれ、ブス(笑)」


とお叱りを受けつつも、9時20分まで二人の時間を過ごした。




とっちゃんの言葉


 「逢いに来た」


この言葉が嬉しかった。

でも、とっちゃんのためにも、私のためにも。

二人で楽しい時間を過ごすために、もっともっといろんなことを考えなければ、きっと私がつらくなってしまうだろうなって思った。


楽しい時間を過ごすために、二人で楽しく過ごすために。

とっちゃんにとって最善のことを考えよう。



今度逢えるのは水曜日。


「昼過ぎから逢おか」


って話してくれたとっちゃん。


とっちゃん、またね。

ありがとう、とっちゃん!


Toっちゃん

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