そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年03月29日(土) 12時30分から17時10分まで・・・

しまった・・・と思った。

知らないうちにとは言え、着信履歴に残っていたとっちゃんの番号へ電話をかけてしまった。

不機嫌な声を出していたとっちゃん。 

そりゃそうだ・・・。

慌てて詫びのメールを入れたものの「今日逢える予定はきっとダメだろうな・・・」と、そんな事を考えながらいつもの喫茶店で落ち込んだ気持ちでコーヒーを飲んでいた。

1時間後、とっちゃんからメールが着た。  

  タイトル「今から」 

  内容  「ローソン駐車場なら何分で来れる?」

私は即座に「うんとね、10分くらいかな」って返事。そしてまたすぐとっちゃんから「じゃぁ待ってます」と返事が着た。

私は飲みかけの珈琲を一気に流し込み、先ほどとは違った表情で店を後にし、とっちゃんの待ってくれているローソン駐車場へ急ぎ向かった。

「怒っていなかった」という安心感でいっぱいだった。

駐車場に到着し駐車する場所を探していると、とっちゃんが車に乗り込んできた。

そしてとっちゃんと私は駐車場から車をだし「どこに行こうか」なんて話をした。

本当はお互いどこに向かうか分かっているのに、まるで行き先を決めていないかのように走り出した。

  「すぐ家に送ってくれてもいいで(笑)」

そんな事言うわりに、とっちゃんは的確に右だ左だと指示を出す。

そしてとっちゃんと私はある一軒のモーテルへと入った。・・・昼間から。

部屋に入ってまず、とっちゃんの指示でお風呂をため始めた。

今日は珍しく頭も洗うらしい。

お風呂をためている間、まずは服を着たままベッドにねっ転がったとっちゃんは、この手にホテルにありがちなビデオを鑑賞し始めた。

私はいつものように足裏からマッサージを始めようとしたけど、とっちゃんが 

  「足裏はいつでも、それこそ月曜日にでもまたやってもらえるから、今日は腰から上をマッサージして」

だから私は腰をマッサージし始めた。

以前の一番ひどい状態から比べるとかなり腰の状態はマシになっていたけど、それでもやっぱり硬結がたくさんあったので、痛くないように優しく私はマッサージを開始。

色っぽい声が流れる中、目もくれずにもくもくとマッサージ。

変な気を起こしちゃいそうでこわかったから・・・私・・・。


と。

突然とっちゃんが鑑賞していたビデオが中途半端に終了してしまい、諦めたとっちゃんは仰向けになり今度は首と肩のマッサージを希望してきた。

首をマッサージする一番いい方法は、仰向けになり首の下に手を入れマッサージする。

これはマッサージ師の友達から教えてもらった方法。
だけど手首に亜脱臼を患っている私にとってこのやり方はなにより負担をかける。

だけど、とっちゃんのためならそんなことは一切関係なし。

  「亜脱臼の手首とっちゃん」なんだから。

頭を首の付け根、そして肩と首の付け根がゴリゴリになっているとっちゃん。

マッサージするととても気持ちよさそうにしてくれている。

時折寝息が聞こえてきた。

ウトウトしたり、寝たり、起きたり・・・とその繰り返し。

たとえとっちゃんが眠ったとしても私は手を休めることは絶対にしない。

だいたい1時間後位したらとっちゃんが一言「お風呂・・・」と寝ぼけた感じの声で一言。

「一緒に入ってもいい?」と確認してみると「当たり前やん」と返ってきた。

  「だって俺の身体洗うのはお前の役目やねんから、いつも」

私はとっちゃんと一緒にお風呂に入る時は必ずとっちゃんの体を洗う。洗いたいから洗わせてもらうの。

まずはゆっくり湯船で体を温めるとっちゃん。

私はとっちゃんの後ろ側に回り、湯船にはつからずとっちゃんの首をさっきよりも緩い力でマッサージ。


  「頭洗って」

シャワーのお湯の温度を確認して、湯船に浸かったままのとっちゃんの髪を湿らし洗髪。

少し体が冷えたなぁ・・・と思っていたらとっちゃんが「寒いやろ、はよ入れ」と言ってくれた。

嬉しかった。

しばらくして体が温まったころ、とっちゃんは湯船から出て身体を洗うことに。

柔道有段者で筋肉隆々のとっちゃんの身体を洗うのは一苦労。

とっちゃんは少しきつめの力で洗われるのが好き。だから私は一生懸命ゴシゴシ・・・ゴシゴシ・・・。

首筋、広い背中、腕、胸、お腹、太もも、ふくろはぎ、そして足先の順番で洗う。

お尻と大切なところはとっちゃんが自分で。

とっちゃんを洗ったら私も泡だらけ。シャワーで簡単に体を洗い、とっちゃんと一緒にもう一度湯船で身体を温めた。

お風呂からあがると思っていたよりも暖まっていることに気づき、二人でその手のビデオを見ながら私はとっちゃんの肩を少しだけマッサージ。

するととっちゃんは身体の向きを変え、煙草に火をつけた。

  「舐めて」

そう言われたので、私はもちろん素直に口にふくむ。

舐めたり・・・吸ったり・・・

同時に玉やアナルも責める。 とっちゃんはアナルを責められるのが大好き。


私はとっちゃんのアナルを優しく・・・そして舌先でツンツンしたり、吸ったりしながら愛撫。

とっちゃんは時に体をビクンと動かしながら、ビデオを見続ける。

私はアナルから玉、そしてペ●スを舐めながら乳首へと。 とっちゃんの性感ポイントの一つ。

同じように舌先でツンツンしたり、吸ったり、ペロペロしたり・・・


  「背中舐めて」


舌先で背骨の上らへんを優しく愛撫。息をかけたりすると「ビクン」とするとっちゃん。

その様子を見て、少しジン・・・とする私。



とっちゃんが突然

  「足を大きく開けてお尻を俺の顔のほうにむけろ」

  「足の指舐めろ」

そう言ったとっちゃん。

訳も分からず私は言われる通りにし、そして足の指を舐め始めた。


するととっちゃんが私のアソコになにかを塗り始めた。

そして、私のアソコを指で愛撫し始めた。恥ずかしさと同時に、全身を快感がはしる。

何か分からないものを、とっちゃんが私のアソコに塗っている。聞いてみると

  「ひみつ・・・」

そう言ってニヤリと笑うとっちゃん。


前にとっちゃんに言われたこと。
  
  「せっかく愛撫しても、声我慢されたり逃げられたりするとテンション下がるしやりたくなくなる」


私は初めて、人生で初めて、恥ずかしさを捨て、声を我慢することなく、声をあげた。

そして私は、まず指で逝ってしまった。

何かを塗られたアソコはとても熱く、そしてとっちゃんの指が激しく動くから我慢できなかった。

それでもとっちゃんの指での責めは止まらず、私の全身を快感がはしる。


しばらくして止み、私はゆっくり体勢を戻し、今度はまた私がとっちゃんを愛撫し始めた。

とっちゃんの乳首を舐めたりしているときにそっとお願いした。

  「いれてほしい・・・」

だけどとっちゃんは意地悪としていれてくれない。

とっちゃんの胸やアソコを舐めていると、とっちゃんが私の胸を触り始めた。

つままれたりして、全身に鳥肌がたち、頭は朦朧とする始末。

  「おねがい、いれてほしい」

そう頼むととっちゃんが

  「ごしゅじんさま、いれてくださいっていえ」

私は素直にすぐさま「ご主人さまいれてください」と言った。

私にうつ伏せになるように言い私が従うと、まずとっちゃんは私のアソコを手でいじり、そして濡れているのを確認するとはいってきてくれた。


とても激しく、息がすでに荒いとっちゃん。私はもう声を抑えることができなくなっていた。

もう自分の声がどれくらい大きいのか、どんな声なのかなんて気になんかしなかった。

とっちゃんの息使い、動き。

私を抱きしめてくれるとっちゃんの太い腕。息使いの荒いとっちゃんの声がすぐ耳元で聞こえる。

それを聞いてまた私は感じて濡れてしまう。


すると・・・とっちゃんの色っぽい声が聞こえた。

  「んふぅ・・・はぁ・・・・」

その声にならない声は、逝くのを我慢した声だった。









二人とも汗まみれ。

今度はとっちゃんがゴムをつけて私のアナルにはいってきた。

あの媚薬のせいなのか、アソコがすごく熱い・・・そしてとっちゃんは私のアナルにもその媚薬?をつけた。


もう、止まらない。



ゴムを外し、また私のアソコに入ってきた。






私は果てた。だけどとっちゃんは逝かない。

だってとっちゃんにはちゃんと彼女がいるから、逝くのは彼女と。


きっと、そうなんだろう。



でもいいの、それでも。それも承知の上の関係だから・・・寂しくなんかない。

だけど、とっちゃんが逝くのを我慢したのは事実なんだから。



私は今まで経験したことない時間を過ごした。


いつもこんな幸せな時間を過ごせた時は、つい考えてしまう。 

  「もぅこんな時間を過ごせるのは最後かもしれない・・・」

だからこそ、こんな時間を再び過ごせたことを幸せに感じる。

優しかったとっちゃん。

帰り際、とっちゃんと目があって恥ずかしかった。

でも帰り際は大慌て。時計を見ると16時59分。

今日は三男坊くんが剣道の稽古の日だから早めに夕食を作らなくてはならない日なのに。

いつも剣道の稽古の日は、とっちゃん夕食を16時から作り始める。

忘れ物がないか二人でさんざんチェックして、あわててチェックアウト。

そして私はとっちゃんちの近所まで送り届けた。 

「また月曜日にね、バイバイ」そう言って別れた。

大丈夫、また月曜日に逢えるから。

またいつものように、足裏をマッサージできるから。

大丈夫、またあの笑顔に逢えるから。

とっちゃん、大好き、愛してます。

私はあなたが望む限り、尽くし続けるし助け続けるから。

それが私の役目だから



ね、とっちゃん。


Toっちゃん
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