舌の色はピンク
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| 2022年11月23日(水) |
あぶねえ車のドア開閉、美容院、チベット民話 |
7時起床。雨。 よく眠れた気がする。 いつもより遅く朝を始めたが 順調にしたくは進み 出勤直前数分だけ娘をあやす時間もつくって 8時半に家を出た。
荻窪駅の手前で僕の歩いている前を 歩道にめり込む格好で車が止まり、 迷惑だなあと思いながら端に身を寄せて通り抜けようとすると 後部座席のドアが開いて中から女性が出てきた。 あ あっぶねえ まじかよこいつ… スレスレで当たらなかったけど 車のドアの衝撃ってばかにならないんですけどね。 それでも一言謝ってくれれば可愛げあるってもんなのに 見て見ぬふりで顔を背けて立ち去っていくし。 悪辣だし卑劣だと思った。
退勤後、荻窪駅前の美容院へ。 雨降りの中ササッとビルへ駆け込む。 だが間違えた。 入り口も通路もエレベーターもよく似ていた上に 同じ三回に美容院を構えている…というだけで、 別のビルだった。 あわてて4件ほど隣のビルに向かい、 今度こそ目当ての美容院に辿り着いた。 ちょっとだけ楽しかった。
予約時間より5分以上前だったが他に客もなく、 全く待たされることなくそのまま席につき、 シャンプーも頼まず、わずか15分ほどでカットを終えた。 会話も必要最低限。 ひたすらことあるごとに スイマセン の一言を小刻みに挟んでくる腰の低い人だったが、 雨本当うっとうしいですよね、 というコメントはひっかかった。 雨相手ならどんなに悪し様に扱ってもいいってのか…。
あと久しぶりにファッション雑誌読んだ。 本当は文庫本読むつもりでもあったが 美容院来ないと読むもんでもないし 刺激を得るために二冊、一読した。 観ているとむらむらと、服を買いたい意欲もふくらんでくる。 ふだんは服なんてどうでもいいという顔をして、 こだわりないような風に振る舞ってはいるが、 いい服…良質の生地、好みのデザインの服を見ると 買いたくなるし着たくなる。人並みには。 でもそういう服は一着10万とか越えてくるし、 手が出せないから諦めてるだけなのだ。 消費社会を憎む一方で、 一流のデザイナーや職人が手掛けた 消費社会ならではの高品質品を求めているというのは滑稽だが、 その思い、欲求があるからこそ思想も有機的になるというもの。 はじめから欲求してない人間の叫びは血が通っておらず弱々しい。
予想よりずっと早く19時半には帰宅がかない、 昨晩から漬けておいたまぐろを丼にして、 アボカドとどっさり海苔をのっけて味噌汁といただく。 美味い。 相変わらず娘には鳴き声で邪魔されてしまうが美味い。
食後すこしだけ娘をかまってはやれたが、 いかんせんシャンプーも省いているカットだったから、 切られた髪の毛が部屋に落ちてしまう。 寝かしつけは妻に任せきって入浴した。
妻は今日荷造りのリストだけでも作るはずが、 はかどらなかったらしい。 娘の相手に終始して、ようやく動き出せるかというところで、 まずはゲームをしたいとねだってくるから席を譲った。
僕は調べ物をしていたが ある憂慮すべき事態に見舞われた。 カリイオのネタの一つ、密室出産のアイデアが、 あの大嫌いな、森ナントカの すべてがFになる とちょっとかぶるところがある… く… あんなしょうもない、カスみたいな駄作と… いや核心部分は似て非なるもので、 むしろあれを一段二段踏み抜いたものなのだが、 一方でアイデアのとっかかりとして 知らずと影響を受けていたともいえてしまうし、 少なくともあの作品を知る手合はそう見なすだろう。 困った… でももったいないよな、全然違うネタではあるのに。 想起してしまうというだけでボツにするのか…いやだな… でもパクリとか見なされたら心外甚だしいし… ちょっと考えよ。
と、考えているうちに23時を過ぎていた。 授乳後ミルクをやり、寝支度していたらもう0時を過ぎている。 今夜からは読み聞かせはチベット民話。 ほとんどチベット仏教の話となるようだ。 冒頭、天地創造から始まり、 東西南北4つの世界が描写され、 そのうちの一つは千年生きる天界人の世界。 食べるものも無限にあり、 幸せそのものにあふれた時間を千年間過ごせるそうなのだが、 最後の七日間だけは絶大な痛みと苦しみとに見舞われるのだという。 なにそれこわ…おもしろ…
こわごわ寝た。
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