舌の色はピンク
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2022年04月11日(月) ちくわ、創作、老女と悪魔の民話

晴れ。あったけえ。
花粉はもりもり。

明け方、妻に起こされた。
道連れのテイだ。
僕を起こしたところで眠れるわけじゃないだろうに。
もうわけのワカラン言葉で許してもらうと、
ちくわ、
ちくわ、
と言ってたら寝入ってくれた。


昨日の生春巻きの出来が惜しく、
スイートチリソース作ってみた。
豆板醤、酢、砂糖、塩、にんにくを混ぜるだけ。
こんなもんだったんけ。ちゃんと美味しいし。

藤本タツキ先生の200P読みきり読んだ。
さよなら絵梨。
面白かったな。
ルックバックより好きだ。
映画の”編集”による映像選別が、
思い出したい記憶の選別と重なる構造に感動した。
で絵が超絶上手いっていう……。
こう見るともうほとんど沙村広明臭ないんだな。
イヤなのはネット上の…というかTwitter上の品評。
批評用語寄せ集めて一見ナルホドと思わせられるような
感想があちらこちらに発生している。
嫌だなあ、嫌としか言いようがないが……。

前回、ルックバックのときは、
ちょうど僕は天使の不在証明を書き終えるところだった。
今回はトキノを書き終えるところ。
いやがおうにも創作について考えてしまう。
圧倒的に、構成と表現手法、演出が上手い。
プロのなかでもほとんどテッペンの人といえるのだから
そりゃあそうなんだろうが、
自分の素人くささが際立つ。
そして、読者にうったえかけるものがある。
僕の創作は好き勝手にやってるだけで、
どれだけ読者に響くか、全くこころもとない。
近しい人間を読者に想定してみてすら、
読まれない、読み解かれない、好みじゃないだろう、
誤解されそう、退屈がられそう、…と、
どの人も気に入ってはくれなさそうだ。
それでも書くけどね……。
面白いものは書けてる。
あとは技量の問題なはずだ。
技量なんて書いてりゃあがんだろ。
それが若い頃ならねえとかいって踏みとどまるような
意気地のなさにさえ取り憑かれなければ、なんとかなる。


夕飯は餃子。
冷凍の美味しいやつ。
これをグレーテルのかまど見ながら食べた。
菜の花のケーキ作ってた。
苦くないようにないように…って工夫してたけど、
はたして美味いのかしらん。
クリームは豆腐をアレンジしたもの。マジか。
作る気にはなれないが、
せっかく春が来たし菜の花のパスタは近日中にやっとこうと思った。


食後、今夜もソファでくつろいだ。
夜風を浴びながらだらだらと話した。
今週末、妻の同僚が遊びに来ることとなった。
外資コンサルのなかでも、外資コンサルっぽくない面々らしい。
男1女1。
僕は飯でもてなすこととなる。
もてなすのは好きだ。
とくに初回は、レパートリーのなかでも
これぞという品を出せるしやりやすい。
ちょっと大変だけど。


民話読み聞かせ。
今夜はパレスチナの民話。
老女と悪魔とが、
どちらが人に嫌な思いをさせられるかの腕比べをする話。
この時点で面白いもんな。
悪魔と渡り合える老女何者だって話だし。

悪魔は男二人にちょっかいだして憎悪を煽って殺させてた。
老女は老女で、夫婦にちょっかいだして
夫が妻にひどい仕打ちをするよう仕向けたけど、
 実は私がウラで糸引いてただけで
 あなたが妻を憎む理由はないのでしたー
 ドッキリ大成功
みたいな打ち明けをすることで
夫婦仲をもとに戻してた。
で悪魔に
 お前さんは取り返しのつかないことはできるようだけど
 その点私のほうが一歩ウワテみたいだねえ
とかいっていきる。
は?
悪魔は悪魔で、
 負けを認めなくちゃならんようだ
とかいい出す。
え?
中東の論理わかんねえ。
わかんなさが面白い。


れどれ |MAIL