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■ ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ
ライセンス単独行ってきた! ほんとうにありがとうございます(東に向かって五体投地)。
以下反転で感想です。ながいよ。カメラ入ってたのでたぶんDVDになる、はずなので未見の方はご覧にならないほうがよいかと。
総括;グッジョブマツコDX。マツコからの花、みんな写真撮りすぎ! 4年半(5年?)ぶりのくせにひじょーにバカでライセンスらしく、ゲラゲラ笑ってるうちに終わっちゃった。吉本らしいよいライブでした。即席感がすごい。数日前にラーメンズを見てた分、じつはけっこう心配してたけど杞憂だった。ああまでタイプが違うと潔いです。コントのストーリーとかオチには触れないようにしますよ(というかあんまりオチ覚えてない)。 順番間違ってたりブリッジ違ったら教えていただけると幸いです。忙しいだろうに、よく9本もコント書き下ろして練習したね。
開演前のアナウンス:ライセンス2人で。クソ丁寧なんだけど井本さん語尾が「〜この野郎」。ふはっ、ライセンスだ!
OP:スタイリッシュでちょっとびっくり。ライセンスロゴのパーツ(中の矢印と外枠)を別々に持ったタキシードのお二人がまず幕前に出て、引っ込んだら同じスタイルの影絵の映写。どちらかが大きくなったり小さくなったり、最後は互いが投げて放った二つのロゴがくるくるっと回転して合体。これ文で書くとわかりにくいけどかっちょよかったんですよ。会場ちょっと「おおっ」てなった。
ブリッジ1:まだライブやってないけどライブでしゃべってる体で。録音されたトークなんですけど、これがメタに働いてて非常によかった。コントで何やってても第三者がフォローしてるみたいな俯瞰の構造になる。客席へのコール&ウェーブの要求、あったまってもないのに誰もやりませんそんなの。そんなわけで1本目のコント。舞台セットに乗っかった2人が前に押し出されてくる。
旅行代理店:チャラい代理店店員(藤原)とスーツ姿の客(井本)。赤外線通信。すれ違いコントからの本領発揮、いのもっさんの「オイ!」が生で聞けて感無量です。「店長呼べ」も。声量半端やないな。たぶん言われたほうはマジで怖い。藤原さんの無駄な演技力がいかんなく発揮されていた。しゃくりあげ泣きからの客席乱入。オチは忘れた(堂々)
ブリッジ2:「全っ然噛めへんかったな」等の強気のフリートーク※あくまで予想の。客席は笑いすぎて失神続出とのことで、うんそれはない。
愛の奇跡:モノローグから明転した瞬間でストーリーが読めたぜ。まったく自慢になりません(※一(かず)ちゃんと付き合ってたけど若い貴ちゃんはじじいの一ちゃんと別れて若い女と結婚することに。女の父親に挨拶しに行ったらそこには一ちゃんが)。藤原さんのおネエ言葉パート1。「この泥棒猫!」がこれほど似合う男が当代におろうか。設定はドロドロ後ろ暗いのにノリが体育会系で、やっぱりバカ感性は大事です。えっ、ていうか親父がネコなの…?これはオチ覚えてる(あまりにも酷かったから)。
ブリッジ3:前のコントで失神した客が復活してまた失神したそうです。こんなに人間って笑えるんだ、というくらい笑い声を聞いた藤原さん※あくまで予想の。
打たれ強い男:短めのびっくり系。タイトルまんま。どれだけ撃たれても堪えない(気付かない)藤原さん。何発だったかな、8発?舞台上とはいえちょっと怖い。これもオチ飛んでます。
ブリッジ4:金かかりすぎたコント。「お前払えや」→「解散や!」だったかしら、この辺の流れがあいまいです。藤原さんの「解散や!」に大笑いするもっさんでフェイドアウトしていった気がする…
最期の一言:交通事故に会った健一(藤原)とその友達(井本)。セルヌンティウスじゃなくてセリヌンティウスじゃろ?「健一〜!」の声量に再び驚く。いのもっさん腹から声出る人だったんだね。ちなみにこれは基本いのもっさんへの無茶ぶりコントです。練習では毎回違うものまねと一発ギャグやってて、本番でなぜあれなんだ…。できれば大画面で全力顔を見たかった。寝転がって瀕死の藤原さん、客席から顔逸らして痙攣笑い。わきがのショックがでかすぎて←個人的ツボ
ブリッジ5:藤原さんが頼まれもしないボビーオロゴンのものまね。うん、うまいですよネ。ここでピンクのうさぎさんから「井本さんの好きなおでんの具はなんですか?」「2回死ね」の流れだったのかな。好きなおでんの具は卵。藤原さんは卵と言いつつ結局大根。心底いらない情報です。
恐怖の館:これちょっと新しくて好きだったなあ。藤原さん声だけでお化け屋敷(廃病院設定)のナビ。いのもっさんが一人でスモークのなかびびりながらお化け屋敷。ナビが至極丁寧に恐怖を軽減してくれる。お化け役バイトの人間関係とか全部バラす。せっかくいろいろできる設定なのだからオチでもうひとひねり!けっきょく藤原さんも普通の従業員だったのね。藤原さんだけガチのほうが好みですけど、全体のトーンに合わせたのかしらん。
ブリッジ6:ここで本物の芸能人に…でマツコデラックスのコメント。会場の歓声たるやそれはもう。まぎれて聞こえにくかったけどマツコつかみでさらっと「藤原ちゃん自慰行為してる?」つったよな…。もうピー音入りまくりで、2丁目のエグ味全開でした。いやでも全体的に愛あるコメントだよね。女は本当におかまキャラが好きなんだな。藤原さん鳥肌立てながら次のコント。
校長先生のお話:ハゲ散らかった校長先生(井本)と教頭(藤原)の生徒受け奮闘。校長の頭が小さいので、エアリーだか無造作だかでいじられてもあんまり見えないんだよ。教頭の校長フューチャリングがヤマ。藤原さんの練習の成果発表会です。
ブリッジ7:このへん多分気を失ってました。わーまったくおぼえていない!
最強戦隊ストロンジャー:おおうダウンタウン!テンションあがる。これはもうダウンタウンでしかないですよ!ヒーロー戦隊ものの矛盾と老いの驕り。おもしろうて、やがてかなしき。この方向性を継ぐのはライセンスしかいないのじゃないか。グリーンかイエローのどっちかが死んでも、遺されたほうはひとりでショーやるんだろうかとか、そういう余韻余情がみえる。これとても大事。
ブリッジ8:この後のコントをやりたくない井本さん。だって真ん中もオチも決まっていないから。本当に意味も何もないから。でも「ライセンスの真骨頂」と周りに言われたらしい。藤原さんもトイレ行きたい人はこのコントで行ってくださいとのことで。あ、もしかして…?と客席の期待高まる。
あいつ:ライセンス真骨頂きた!マッサージの変態です。ほらあのアフロの。「マー」の。田所さんと並んで好きな藤原キャラで、これは素直に手を打ってよろこんだ。アフロがでかくなりました。舞台は今回スポーツジム。なにひとつ体操はしませんでしたけど。いのもっさんは前のようにびびって逃げ回る(+笑い死に)よりはこのコントへの拒否感が強かったようです。途中、三角座りで「もういやや」「これやる価値ある!?」って正当に叫んでた。藤原さんやっぱり年齢も年齢なので、正坐からの立ち上がりも逆四つん這い(あれ何ていう体勢なんだろう)もなくてちょっと残念。かわりにNSCの子らが同じ格好させられる。本当に脇毛を抜いていた藤原さん。バカだ!ものすごいバカだ!「オチおもんないねん!」っていうオチのコントを初めて見た。
ブリッジ9:「な?」「そうなるやろ?」そうですね。では最後のコント。
警備員:私はどちらかというとこの系統のコントが真骨頂だと思っています。2人とも普段は(1人1人であれば)まっとうでありえたのに、2人の相乗効果でバカやってるうちに知らず川を越えてしまう。世の常識や善悪の境界を超えてから気付いて、2人で顔見合せて舌出して、迷わず彼岸に逃げ去る。どちらかが此岸に戻ってくる、あるいは2人で戻ることはないんだ。 このコント感想がいちばんコント自体とかけ離れてるんですけど(※警備員が根性あるかないかで意地張り合って美術品ぶちこわして逃げるだけのコントだからね)、これだけでもう東京行った価値があったなあと思います。私の中でけっこう長い間ナゾだった答えが出た気がする。「カッコーの巣の上で」のラストに納得いかなかった藤原ならどうしたか?「生きたまま連れ出して、いずれ自分も正気でなくなる」のが私なりの答え。
カーテンコール(?):ラーメンズのアンコール猛攻やバナナマンのフリートークで慣れてるので、あっさりしすぎてて拍子ぬけた。えっ終わり?フリートークもうちょっとやってほしかったかな…いやいや、でもお疲れですよね。マツコからの花の飾りは陰毛。 帰りに手渡されたアンケートが超手書きでした。時間なかったのかマンパワーが足りないのか、どっち?
いや〜それにしても強行軍だった。 4日の朝に家出て仕事して夕方梅田で元相方とご飯食べて、そのまま夜行バスに乗り込んで5日早朝に新宿着。ネットカフェで身づくろいして(なんて便利な世の中になったんだ)、池袋でモーニング食ってサンシャイン国際水族館で深海展示を見る。特別展示は5月10日までだったんですよ。ザラビクニン見たいじゃないの。1時間以上もジャリと一緒に並んで見た結果、深海ブースせま!と思いました。ラブカとミツクリザメの剥製展示が残念じゃった。どっちもまだ小さい個体で、ジオラマに配置されてしまうと目立たない。あと入り口すぐに展示されてたリュウグウノツカイもわりと人に気づかれないまま素通りされていた。ザラビクニンは水槽が結露しちゃってほとんどみえてなかったしなあ。でも今年1月に発売されたDVD「深海の世界」の上映があってよかった。ここぞと液晶最前列に陣取ってガン見しました。結果、あのDVDは買わなくてよい。クラゲと最近流行のチムニー(海底火山みたいなの)with白エビはあんまり興味ない。要は深海魚が見たいんだよ。 あ、水族館として珍しいなと思ったのは、イカとタコの展示があった点。特にイカは珍しい気がする。例によって世界大型淡水魚の巨大水槽に貼り付いてピラルクーとアロワナとキャットテールフィッシュの動画をとりまくる。子供の頭って本当に邪魔な位置にあるよな(最低)。しかしこの水族館も鳥類と哺乳類が充実しすぎです。都会になるほどちゃんぽん度上がるよね。魚をもっとがんばれよ!!あ、そうそうカワウソがいたんですけど、‘じゃないほう芸人’ホープのオードリー若林に顔面そっくりだった。グッズとガチャガチャがあんまりなかったけど、リュウグウノツカイとあんこうとオニキンメのマスコットがあったので許しました。完成度はひどかった。 午後、国会図書館で調べもの。カウンターのおっさんの仕事の遅さに心底苛立つ。サービス業! で、上記ライブみてまた恐怖の深夜バスで帰阪です。そのまま実家の法事出て、午後から会社。かつてないほど朦朧としている今。今年のGWは結局1日として休めていませんが、面白かったんでよしとしよう。
2009年05月07日(木)
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