三日月どろっぷ

2007年10月21日(日) 夜の入り口で。

もっと子どもたちが小さかった頃、
「母親はいつも太陽みたいに、笑顔でいるべきだ」
なんていう言葉を目にしたりするたびに、
ケッ!って思っていた。

いつもいつも笑顔でなんかいられるワケないじゃん、って。
母親だってニンゲンなんだから、虫の居所の悪いときだってあるし、
体調が悪いときだって、ある。
笑ってばかりなんかいられない・・・って。

だけど。
最近になって、やっとその意味が分かってきたような気がする。

子どもが、くすぐれば笑顔になっちゃうような頃には、
それはそんなに重要なことではなかったかも知れない。


でも、成長して、親にはどうしてやることも出来ない悩みができて、
そうして、自分の中の葛藤を持て余して笑顔になれなくなったとき。
やっぱり、お母さんは笑顔でそこに在った方がいい。

ばかみたいに、ノーテンキに、笑っていた方がいい。
そんな気がする。

「おかえり」って。
「いってらっしゃい」って。

ただそれだけで、いいから。

太陽にはなれなくっても、
お月さまくらいには、明るく照らしていたいなって、思う。

眠る彼女の手のひらをマッサージしながら、
そんなことを考えた。


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moony