星とたんぽぽ

2006年11月02日(木) 読書の秋

久しぶりに、一気読みしました。

『チーム・バチスタの栄光』の続編、『ナイチンゲールの沈黙』。
相変わらず、キャラを立てるのは、とても上手な作家さんです。
今回もたくさん新しい人が出てきたけれど、すんなり読めました。
・・・ただ、前作の方が私は好きかな。
今回は、ドラマチックな表現を狙いすぎて、少々むず痒い感が。
まだ二作しか書いてないのだから、言葉の扱いとか、文章の流れが
洗練されてない感じがするのは、仕方ないとして。
(もしかしたら、それは作者のねらって出してる<味>なのかも
 しれませんが)
謎解きに関しては、もっとドライに徹して欲しかったかな。
グッチーがたまたま高性能の耳をもっていたから、
真相を証明することが出来た、というのは、うーん・・・。

まぁ、でも<読みたい><読んでみたい>と思える
新しい作家と出会える事は、活字好きにとっては嬉しい限り。
さて、次は何を読もうかなぁ。


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なつめ

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