こぞのさくら...

 

 

口でするとき - 2005年04月23日(土)

頭を押さえられるのが大嫌いだった。

初めてのえっちのとき、もちろん口でするのも初めてで、
「どうすればいいの?」と恐る恐る尋ねたウブな私の頭を押さえつけたあの人のせいで。

苦しい。
のどの奥までいっぱいで。
蒸れたニオイが鼻について。
自分の口が道具にされてしまったみたいで、悔しくて、息苦しくて涙がでそうだった。

それから何年もたって、その後口でするとき、私の頭をつかんで無理矢理させる人はいなかったし、一度そうされたときも「頭は押さえないで」とはっきり拒否した。


なのに。

この間のセックスで、彼がフェラチオする私の髪を握って頭を押さえつけたとき、きっちりとまってたどこかのネジがピンと弾けて、あんなに苦痛だった「させられるフェラチオ」でドーパミンが溢れ出て、興奮して、もっともっと奥へのどの奥へ入れて欲しいと願った。
彼のすべてを吸い尽くしてしまうぐらいに、もっと押さえつけて欲しいと思った。
苦しさが快感に変わる瞬間を知ってしまった。

はっきりした理由わからないまま、弾けたネジがどこかのスイッチを入れたという事実だけが私のカラダに残る。
セックスって奥が深くて、少し怖い。








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