雑念だらけ
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2006年09月06日(水) 最後の土曜日

土曜日。
ここでの、最後の土曜日。

天気のいい日だった。

アキバに行こう、と言われた。
仕度して部屋を出る頃には午前11時近かった。

このまま出掛けるとお昼は抜きのパターンが当たり前になっていた、
歩き回るので私はけっこう辛い。

電車に乗る前に私は提案した。
何か食べよう、と。

彼は困ったように「え〜!?」と笑って、あまり乗り気じゃないのが分かる表情をした。

電車を降りたら駅のすぐ近くにマクドナルドがあるでしょ
そこでなんか食べよう、私が奢るから

「う〜ん」
電車の中でも顔は笑っていた。
乗り気じゃないらしく、それ以上返事をしてくれなかったし話題を変えてきた。

けっこう疲れるんだよ、ちょうどお腹が空くから
ね、先に食べてから歩こうよ

「(店の)中に入ってたら思ってるよりも時間がかかるからな・・・」

しつこいなあ、みたいな顔で苦笑いしているように見えた。
でも、本当に、そのまま何も食べず歩くのはしんどい。
これまでも「アキバ探索」は辛かったので、私はいつもより食い下がってしまった。

奢るから、いいでしょ
食べようよ

駅に着いて改札を出た。
「ええ〜!?」と言ったきり、はっきりと返事をせずに彼は歩き出した。
階段を上り、曲がると私の言っていたマクドナルドがある。
彼はその前をさっさと足早に通り過ぎた。
私はものすごい速さで歩く彼に着いていった。

こんな行動の時は、大抵怒っている。

以前も、職安帰りの私と納品帰りの彼がこのマクドナルド前で待ち合わせをして私が「俺の予定より」10分近く遅れたことがある。
その頃は乗り換えにあまり慣れてなくて時間がかかったのだ。
謝ったのだが彼は
「待つのはかっこ悪いんだよ!俺を待たせるな!」
と激怒した。
そしてものすごい速さで歩き出し、私を置いて行ってしまった。
一緒に居る人のことはなんにも考えていない歩き方。
私を置き去りにしたいんじゃなくて困らせたいのだ。




どんどん歩いた、グルグル回った、やっと追いついたら私のよく知らないとこだった。
彼は別のマクドナルドの前にいた。
さっきの店よりもずいぶんの客で時間がかかりそうな。

わざわざ、人がたくさん並んでる店に連れて行ってくれたのだ。

ぐい・・・と、私の肩を押して耳元でこう言った。

「さあ並べよ、並びたきゃ、な」




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私の心の支えとなりました。

ヨウ