| 2008年07月03日(木) |
事前の日程調整がないと・・・ |
昨日、某専門学校の講義を終え、帰宅すると一通の僕宛の手紙が届いていました。封を開けてみると、中には僕が学校歯科医をしている地元小学校からの案内が入っていました。 内容は、学校保健委員会を開催するので参加して欲しいというものでした。
学校保健委員会とは、学校の保健計画の立案や実施の評価、健康診断結果の評価と対策、疾病の予防、環境の美化、清掃、学校行事や長期休暇における保健問題の討議などを行う委員会です。学校長が主催し、児童会・生徒会の代表、教職員の代表、PTAの代表、地域保健期間の代表とともに学校医、学校歯科医、学校薬剤師などが参加し、議論を行う委員会で、年に1〜2回程度行われるのが普通です。僕も地元小学校の学校歯科医ということで、毎年行う定期検診や就学時検診以外にこの学校保健委員会には積極的に参加をしています。
僕自身、学校歯科医ということで学校保健委員会には必ず参加しようと思っていたのですが、開催日程を見てびっくりしました。開催日が2週間後だったからです。 実は、同じ日に僕は同じ学校保健委員会と同じ時間帯に地元歯科医師会がらみの公務があり、どうしても参加しなければならなかったのです。
正直言って、僕は地元小学校側にもう少し配慮があるべきではないかと考えました。僕自身、いくら青息吐息の零細歯科医院の院長だとはいっても、毎日何もしていない身ではありません。患者さんの治療をしながら、合間に地元歯科医師会の仕事や某専門学校の講義の準備、その他いくつかの仕事をしております。決して暇ではないのです。 せめて1ヶ月前くらいに日程調整をしてもらえれば、僕自身、何とか学校保健委員会の参加時間を作ることが可能だったわけですが、ところが、開催日まで2週間となると、さすがの僕でも日程調整は不可能です。 一ヶ月前、学校歯科検診の際には一年生相手の授業の依頼をされていましたし、実際に授業の準備もし、授業を行ったのですが、学校保健委員会のことは全く聞かされていませんでした。 何だか学校側が自分たちの都合で勝手に日程を決めてしまったとしかいいようがありません。学校側には学校側の事情があったかもしれませんが、それにしても、あまりにも急な学校歯科委員会の開催通知。別な見方をすれば、学校歯科医である僕の参加を拒むために無理やり予定がつきにくい日程を組んだとも言えなくない。そう受け取っても仕方のない日程設定です。
僕は学校側に欠席の返事を出さざるをえませんでした。これまで欠かさず参加してきた学校保健委員会であっただけに、事前の日程調整の連絡がないまま決められた委員会に納得がいかず、精神的なストレスが溜まる一方の歯医者そうさんでした。
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