| 2008年06月27日(金) |
男はバーゲンセールの品物? |
「最近、結婚式に呼ばれることから縁遠くなったわ。」
昨夜、嫁さんの口から出てきた言葉です。既に四十路を過ぎている嫁さんではありますが、自分の親しい同世代の女性友人と呼べる人は皆嫁いでしまったのだとか。一時期、友人の結婚ラッシュでしょっちゅう結婚式に出かけていった時期があったそうですが、ほとんどの女性友人が結婚をしてしまったのだそうです。親戚を見渡しても同世代の女性の親戚は皆結婚をしてしまい、結婚を間近に控えている人もいないのが現状です。
僕自身、これは非常に幸せなことではないかと感じました。なぜなら、世の中には結婚したくてもなかなか結婚することができないでいる人がいるからです。本人に問題があれば別でしょうが、美女であり、教養もあり、経済力もある女性が独身のままであることがケースが珍しくありません。僕自身思い浮かべても、自分の周囲で思い出しても少なくない妙齢の女性が独身のままです。僕は嫁さんに尋ねてみました。
「顔がきれいで仕事もでき、教養もある女性が結婚できずに独身のままでいるのはどうしてだろう?」
嫁さんは速攻で答えました。
「そりゃ、いい男がいないからよ。当たり前でしょ。女はね、いい男には敏感なのよ。」
嫁さんの単刀直入な回答に思わず心の内でうなってしまった歯医者そうさん。晩婚に関しては時折その理由がマスコミを賑わすことがあります。いろいろな分析が行われていますが、嫁さんの答えはそうした分析を蹴散らした、事の本質を突くような答えで、非常に爽快な答えでもあったのです。 それにしても、世の中の男というのは女性に見切られてしまっているのか?そんなに世の男はかわいそうな存在になりさがっているのか?男というのは頼りがいのある存在であるはずだし、そう信じて疑わない僕としては、嫁さんの証言はかなりショッキングゥ〜(エドはるみ風)でした。
僕は思わず言ってしまいました。
「よかったわね、あなたはいい男と巡り合えてね・・・」
僕の問いかけに、嫁さんは薄笑いを浮かべながら言い放ちました。
「そうね、この辺で手を打っとこうと思ったからね、ハッハッハ・・・。」
俺はバーゲンセールの品物か! と言いたくても言えなかった、一弱い男の歯医者そうさんでした。
|