| 2008年06月26日(木) |
アドバイザーは小学校一年生 |
何事でも言えることだと思いますが、自分の行為、言動について第三者に意見を求めることはとても大切なことだと思います。自分がよかれと思って行為、言動が時には過剰であったり、細かいニュアンスが伝わっていなかったり、迷惑がられていたりなどなど、自分が想定したこととは異なる反応を周囲が示すことがあるからです。いくら自分自身で客観的になろうと思っていても、どうしても盲目的になっているところはあるもの。 もちろん、誰彼構わず意見を求めるわけではありません。自分が信用している、信頼している人であり、遠慮なく忌憚の無い意見を言ってくれる、褒めるところは褒めるけれども、修整すべきところは何が問題か的確に指摘してくれる人。そんな人が誰かいないか僕は常に求めています。
さて、今日、僕は地元小学校で1年生と2年生を対象とした特別授業を行います。今年で3回目の特別授業。自分でもそれなりのイメージを掴んでいるつもりですが、毎年同じ内容では芸が無いと思い、今年も試行錯誤しながら準備を進めてきました。講義は先日この日記でも取り上げていたプレゼンテーションソフトを使ったものになるのですが、これを試写してみることにしました。試写の際、僕が意見を求めたのは下のチビ。今年小学校1年生の下のチビは今回の特別授業のシミュレーションを行うには格好のアドバイザーです。僕は宿題の終わったチビに頼み、見てもらったのです。
興味深そうな表情をしながら特別講義シミュレーションを見ていた、下のチビ。僕の説明に時には笑い、はしゃぎながら反応してくれています。これはなかなか幸先の良い感じです。ところが、シミュレーション後半になると、少し退屈そうな表情を示すようになりました。 シミュレーション終了後、僕はチビに尋ねてみました。チビ曰く、
「面白かったけど、ちょっと長かったかな。」
特別授業の時間は25分程度の設定でした。その時間に合わせて作ったつもりだったのですが、チビの感想を聞くと、どうも長く感じたところがあるようです。これは何が問題だったのか? 特別授業のストーリーが少し中だるみする部分があったり、同じ内容の写真が続き見た目の変化が乏しいところに下のチビの集中力が続かない理由があったように解釈しました。如何に小学校1年生、2年生に授業の長さを感じさせずに授業を受けさせるべきか?無い知恵を絞りながら修正を加え、本日を迎えております。
さて、下のチビのアドバイスによる特別講義が吉とでるか、凶と出るか?
頑張って特別授業をしてきます。
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