My life as a cat
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2018年08月04日(土) マントン、朝の海

早起きしてマントン(Menton)のビーチへ。早朝の海岸の神秘的で美しいことよ。波ひとつないプールのような静かな海を眺めながら、エリック・カイザーで買ったクロワッサン(朝の焼きたては本当に美味い)とポットに淹れてきた熱いコーヒーでゆっくり朝食にする。







旧市街の前のこのビーチは至れり尽くせりで最高だ。トイレ、シャワー、ロッカー(全て無料)あり。こういうところがマントンはニースと比べて豊かで大人びた空気が漂っていると感じるところだろう。ビーチは禁煙。











まだ陽ざしもきつくないし、水もそう冷たくない。泳いでいるとゴーグルも着けていないのに小さな魚が見える。太平洋とインド洋がホームであるわたしには、波ひとつない早朝の海で、鮫に襲われる心配もなく、魚を見ながらゆったり泳いでいられることはこの上ない贅沢に感じられる。水の中でリュカと沢山話をした。

正午近くになると陽ざしもぎらぎらとしてくるので、この辺りで引き上げる。マルシェへ行き、夕飯の野菜とパンを買う。マントンのマルシェの中のブーランジェリーは何代にも渡って100年以上営業を続ける老舗(といってもフランスではそんなところはざらにある気がするが)。開店から同じとんでもなく古いオーブンを使い続けて焼いているというのがちょっとした自慢らしい。値はちょっと張るが食べて納得がいくものが多い。



空腹で倒れそうになりながらヴェーガン・レストランに駆け込む。ビーチを臨むこのレストランは雰囲気も良い。



ソイ・ミートと米粉のヌードル。アジアン・テーストで美味しかった。デザートはお店のおにいさんのイチオシの抹茶と苺のババロアにした。リュカはいつも通りティラミス一筋。どちらも濃厚。倒れそうなくらい空腹でありついたヴェーガン・フードはがつがつたっぷり食べてもやっぱり後々お腹が軽い。











海や山でたくさん遊んではおいしいごはんを食べる。心の静かなパートナーがいつも隣にいて、たくさん喋って、映画を観て、夜はヒューズがすっとんでしまったようにぱったり眠る。これぞライフ!生きている!新婚の生活はどうかね、と聞かれたらライフ・イズ・ビューティフル!と答える。最高だ。

Michelina |MAIL