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| 2010年08月13日(金) |
WowWowWowWaffle!! |
いつかフランスでの寒い寒い冬の日、ふとハーゲンダッツのお店の外で熱々焼きたてのワッフルを売っているのを見かけた。寄っていって見てみる。小太りのおじさんが太い指で生地をプレスに乗せて両面焼いて、まだ湯気のたっているワッフルにナッテラ(ヘーゼルナッツとチョコレートのクリーム)を塗って売っていた。涎を垂らさんばかりにひととおり眺めて、一本指を見せて熱々のをもらった。ふうふういいながらほおばる。なんて美味しいのだろう。忘れられない味となった。
ところが、それ以来こんな美味しいワッフルにめぐり合うことがなかった。ある日、よし、それならば自分で作ろうと思い立ち、あれこれサーチし、2000円ほどのシンプルなワッフルメーカーを買った。あまり重くない1個用だ。わたしを原始人だと思っている会社の同僚に自慢すると、炊飯器もレンジも洗濯機もないのに、ワッフルメーカーとパスタマシーンはあるのか、と苦笑された。
レシピが何より大事なのだとまたまた真剣にサーチ。アイスクリームと食べるふわふわワッフルも好きだけれど、やっぱりあの甘過ぎないカリカリのがいい。どのレシピも小麦粉と強力粉を混ぜて使っているのを見て、あれだ、絶対あれだと踏んだ。そうそうバゲット用の粉、リスドォルである。
結果は大成功!! やはりリスドォルで正解だった。外はカリカリ、中はさっくりの美味しいワッフルができた。そのままで美味しい。ナッテラを塗るとワッフル自体の味が味わえないことがわかった。焼きたてをほおばりながら全部焼きあげた。
第一回目でもう満足のいくレシピに行き着いてしまったのである。第二回目は秋の風が吹いたらにしよう。暑いものね。