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目がまわるような忙しい日常から逃げ出してほんの少しの休暇をパースでのんびり過ごしている。ほんの数ヶ月前仕事疲れとストレスに重たい表情を見せていたアレックスには若くて可愛らしいガールフレンドができて、家中にぱっと花が咲いたような甘ったるいムードが漂っている。ハリソンは相変わらずのらりくらり、結婚を迫られてストレスが溜まっているだのなんだのと贅沢な文句を垂れている(笑)。
Jは仕事でパースを離れている確率のほうが高いし、いたとしても離れるのが辛くなるのが目に見えているからもう会わないほうがいい、頼りない小さな決意をしてきたというのに、幸か不幸かちょうどパースに戻ってきていて電話が鳴った。わたしの気持ちは複雑だというのに、相手は至って簡潔なようだ。今夜時間があるなら迎えに行くよと言われ、あっさりsureと答えてしまう自分の弱さに辟易してしまう。。。自分を傷つけ泣かせているのは他ならぬ自分なのだと最近思い知った。
"I like you a lot"それはきっと本当なんだろう。でも男の戦場のような日常の中ですぐにわたしのことも忘れていく、そんなところなんだろう。あれを忘れた、これを忘れたという話が多いもの。しかし、Jのおなかを枕に芝生に寝転んで大きな空を見上げていたら、会えばこんなに楽しいんだから、まぁいっか、そう思えてきた。