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My life as a cat DiaryINDEX|past|will
ある男性が、自分は夜遊びをしないし、職業柄女の子と出会う機会もないから結婚を前提につきあう人がいたらいい、と話すのを、ふむふむと聞いていたが、どうもその矛先が自分に向いているらしいことに気付いた。あちらも漠然とどうかと思っているだけの様子だからこちらも深く考えて答えることもないが、ふと想像する。なんて簡単なんだろう。人柄も朗らかでまっすぐ、魅力的だ。困難ばかりで親を心配させて、それでも頑なにマーヴと一緒にいようなんて間違っているのだろうか。妹の鬱病は一向に治らず、もう2月以上ほぼ寝たきりとなり、看病をしている母まで滅入ってきているのを見取るたび、後ろめたくなる。自分のためにいつか結婚する(しないのかなぁ、ともあれ)。それでも一人で生きてきたわけじゃないから、それが親が喜んでくれるようなものになればいい。
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