My life as a cat
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2008年09月22日(月) 結局そうなる運命

ある男性が、自分は夜遊びをしないし、職業柄女の子と出会う機会もないから結婚を前提につきあう人がいたらいい、と話すのを、ふむふむと聞いていたが、どうもその矛先が自分に向いているらしいことに気付いた。あちらも漠然とどうかと思っているだけの様子だからこちらも深く考えて答えることもないが、ふと想像する。なんて簡単なんだろう。人柄も朗らかでまっすぐ、魅力的だ。困難ばかりで親を心配させて、それでも頑なにマーヴと一緒にいようなんて間違っているのだろうか。妹の鬱病は一向に治らず、もう2月以上ほぼ寝たきりとなり、看病をしている母まで滅入ってきているのを見取るたび、後ろめたくなる。自分のためにいつか結婚する(しないのかなぁ、ともあれ)。それでも一人で生きてきたわけじゃないから、それが親が喜んでくれるようなものになればいい。

マーヴに、
「もしかしたらお互いにもっと良い選択があるのかもしれないね。」
などと言ってみた。来年には必ず一緒になれる。けれど、その先のことを考える。マーヴと一緒ならどこでも楽しく笑って暮らせそうな気がする。でも、日本に帰れないというのはまずい。そういうことも踏まえてお互いに少し考えてみてもいい。

1時間後。
「2番兄に電話して聞いてみた。ノープロブレム。いつでも日本に帰れる。とりあえずお兄ちゃんが君にメールするって。」
家族で説得するつもり?どういう計算でいつでも日本に帰れるとか言うのか。やれやれ、とため息も出てしまうが、いっつもわたしこうやって最後はマーヴにやりこめられるのよね。そして、こんな一生かけても理解できなそうな人々だから一生飽きないだろうと思い直してみたりする。


Michelina |MAIL