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試験間際になって、やっと勉強のコツがつかめてきた。がもうすでに遅いような気もしないでもない。今年はどうだかわからないが(なにせ範囲が広すぎて時間が全く足りていない)、来年なら行けそうだ。(←すでに今年はあきらめているのか)
労いはやっぱり自分の手料理。今夜は「わらのごはん」のレシピで、ナスとピーマン、玉ねぎを甘酒や味噌などを入れたたれで絡めた炒め物を作った。近所の畑で採れたもぎたてのナス自体絶品だが、この料理も美味しい。ごはんのすすむこってりなおかず。この本、重ね煮といって、野菜を鍋にどんどん重ねて押し塩をして蒸してから使う料理が多いのだけれど、どうしてか??これですごく野菜の味が濃く出る。
いじらない髪はぼさぼさ、勉強して食べて散歩して寝るだけという色気のない生活の中、今週になってふと一通のe-mailが届いた。それは凍てついていたある類の感情を溶かし、3日も涙がぽろぽろとこぼれ続けた。彼はわたしがはじめて家族のように一緒に暮らした人だったし、何よりもはじめてじっくりと知った他人だった。なにもかもがはじめてだらけ。はじめてわたしの子供が欲しいと言ってくれた人で、わたしと一緒にいるためにたくさん労力を使ってくれた。しかし、何もかもはじめてだったからそれに慣れて理解して受け入れるのに時間がかかった。お互いが外国人でいつも明日どこにいるのかわからないという不安定さも要因のひとつだったのかもしれない。どんどんすれ違って、いろんなことがずれていってお互いに酷い孤独を味わった。
メールには一緒にいたときにわたしがずっと感じていたこと、別れてからもずっと思っていたこととぴたりと同じことが書かれていた。ずっと後悔してきたとも。どうして一緒にいるときに気付いてくれなかったのかと無念の涙が止まらない。でも今お互いにそんなことを話し合ったところでどうなるのか。いい人ぶった返信は相手を余計後悔させるかもしれない、本当はもっと言いたいことが沢山あったけれど、ひとつ言ったらとめどなく溢れてきてしまいそうだ。そっけなく、幸せになってね、とだけ返した。後悔なんてしていないで、今幸せになって欲しい、それが本音だ。