My life as a cat
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2008年08月04日(月) We're having a baby

ちょっと息抜き、とずっとまえにマーヴがCD−ROMに焼いてくれた"Sex and the city"を見ていた。日本でも放送されたのか知らないが、ニューヨークを舞台に妥協できないシングルの三十路女4人が性に悩み、性に泣いて、性に笑う物語。ピッキーでビッグマウス、セルフィッシュな女達のマシンガントークにやれやれ、と苦笑しながらも、結局のところ共感して親しみが沸いてしまう。女とゲイに人気のドラマ。ある日、そのうちの一人、ミランダがexと成り行きでした一度のセックスで妊娠してしまう。exにも内緒で中絶しようと病院まで行ったが、ラストミニットで気が変わって産んでひとりで育てることを決意した。彼女を元気付けようと集まった4人。後からてっきり中絶したのだと花束を持って現れたシャーロットは事実を知り、感嘆する。
"We're having a baby!!"

ズキンとした。女友達ってなんていいものだろう。一緒にいて心地良ければそれが友達だ。友達を性別で区別して選ぶことはない。でも、こんな状況に陥った時、男友達はわたしを救えないだろう。彼らが同じセリフを言うことはないだろうし、あったらそれはそれまでの関係を大きく変えてしまうことだろう。母性を持った女友達がこんなセリフを言ってくれたらどんなに心強いことか。

親友は別れようと思っていた矢先、その男との子供を身ごもって憂鬱に迷いながら結婚して、出産したが、それでも憂鬱なままだ。わたしは遠く離れていたからそんなセリフは言わなかった。わたしも愛するマーヴの子供が欲しいよ、と言ったら、わたしは愛する人が欲しいよと返され、彼女の孤独が胸が詰まった。もし彼女が離婚を決意した時は、一緒に新しい暮らしを立て直してあげたい。


Michelina |MAIL