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かつて庭と呼んだ公園をひとりふらふらと散歩。ひとりぼっちの時も他の人ともよく来たけれどやっぱり思い出すのはマーヴのことばかりで切ない。一応紅葉が見られるけれど、陽射しが強すぎるせいなのか、木の葉の色が変わりきる前に枯れて落ちてしまっているみたい。誰にも教えたくない隠れ家カフェで苦い苦いロングブラックとアーモンドビスケットを摂って一休み。ふと思い立ってアレックスを待って一緒に家に戻ることにした。バスポートで待ち合わせたら満面の笑みを浮かべてやってきたのに、バスに乗り込むとすぐに本に没頭し始めた。感傷的に一人で日中をやり過ごしたわたしは喋りたかったけれど、仕方なく同じように本を広げた。
夕飯は日本的(しかしベジタリアン仕様)味噌ラーメンとベジ餃子をふるまった。ラーメンが大好きで日本を旅行したというコは口とは裏腹に本当に美味しいと思ったのかわからないけれど、アレックスは大分気に入ったようだった。