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晴天。歩いて20分かかるショッピングセンターまで散歩。行きはよいよいだったが、夕飯にとあれこれ買い物をしたら、帰りは妙に陽射しがきつく感じた。
夕飯はお寿司。カリフォルニアロールとフィラデルフィアロールを作った。アレックスはすかさず、セントラルパークなら1ピース1ドルで売れるなどと言った。計算してみればかなりいい商売。20ドルの材料費で100ドルくらいの売り上げを出せる。しかし、パースにいるとみんなすぐにこんなことを考えるようになってしまうから可笑しい。アレックスはSAKEが大好きで、寿司なんか食べるとますます恋しくなると、仕方なくウォッカを舐めながら、ネットで酒の造り方を真剣に調べて、こんなに手間がかかるのに飲めるのは半年後。。。。とぼやいていた。
食後にアレックスの写真を見せてもらった。その中につい最近撮った家族4人揃っての写真があった。彼が買ったこの家を見にきたらしい。彼が学生の頃、両親がうまくいかなくなって遠く離れて別居していると聞いた。そのことにものすごく傷ついて、大好きなお母さんを苦しめた、"男の不誠実"を強く憎んでいるようだった。一人で異国の地で暮らし始めたお母さんを一人で異国の地に留学した息子がわずかなアルバイト代からお金を絞り出してヘルプするのを見て血の繋がりは夫婦の絆より強いのかもしれないと思った。いつの間に元通りになったのか。みんなみんな幸せそうだった。