My life as a cat
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2008年05月01日(木) ジャンボの涙

玄米ごはんのお焼き。万能ねぎを混ぜて昆布を漬けておいた醤油を塗りながら焼くだけ。フレッシュチリを乗せてもいいかも。うちの近所ではたま〜にしか売ってないのが残念。しかしこのプレートの鮮やかなコバルトブルー、この色を見るとアテネからのフライトがミコノス島に着陸する寸前に見たエーゲ海の色を思い出す。

AUSTで大学を出て永住権も手に入れたマルクが南米に帰ることに決めた。理由は、"Bo〜ring"のひとことに尽きるらしい。良くも悪くも刺激的で日がなダンスに明け暮れているようなイメージの国から来たらそりゃぁね。わたしでさえ若者が白人ポップス調なのにはたまに我慢ならぬよ。Boringは愛してるけどね。デイヴィスが空港に送って行き、別れ際なんとマルクが泣いたと言う。わたしは彼と会う前、マーヴにアジアンガールしか受け付けない変わったジャーマンだと聞いて、小柄でソフトでむっつりスケベな青年を思い描いていたのだが、全く違った。骨太でジャンボで堂々とした至って普通のジャーマンだった。しかしやっぱり内面はソフトだったのかな。デイヴィスもつられて泣いたのだと。ジャンボで毛深い男二人が肩を抱き合いしくしくやる光景を想像してマーヴとケラケラ笑った。


Michelina |MAIL