My life as a cat
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2007年01月20日(土) 自然の時間の経過

朝に目を覚ますと外は快晴。気温も動くのが嫌にならない程度に暑い。こんな日はみんな考えることは一緒。ビーチしかない、と友人達に便乗してコテスロー・ビーチへ。馴染みの場所でも、駅から坂道を登りつめて眼前に地平線がわっと広がる瞬間ははっとして胸が高鳴って速足になってしまう。

泳いではビーチに寝そべって持参のアイス・コーヒーを飲んで、、、。何もかもにお礼を言いたくなるほどリラキシングな時間。高血圧に糖尿病に痛風と若気の至りの代償をしょんぼりと償っているという父に送ろうとムービーも沢山撮った。好き放題やってきたといっても真面目すぎるくらい真面目に働いて比較的裕福な暮らしを与えてくれた。そうやって疲れて老いた挙句にそうなってしまうのだから人生は厳しい。

夕食がてらフリマントルをぶらりとするとある一本の裏通りのかつてレストランだった一帯が売りにだされていた。何があったのか、アバンダンド・ストリートといった空気が漂っていた。はしゃぎ疲れた後によく味わう理由のない妙な心細さがこみあげてきて、ぼったりと重くなった体を引きずって少し憂鬱に歩いた。




Michelina |MAIL