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韓国人のインがわたしの大好物、ビビンパを御馳走すると言って家に招いてくれた。パティシエになるべく料理を基礎から勉強しているだけある。みごとな手際の良さでずんずん野菜のナムルが出来上がっていく。そしてごはんが炊けるのと同時にワカメスープも全て揃った。さすが!
日本留学やイギリス留学、そしてそこから出かけた旅の楽しい思い出を聞きながらモリモリと食べて赤ワインと飲み込む。流暢な日本語で丁寧に話しては嬉しそうに笑う目尻の微かな皺に勤勉さが刻まれているようだった。
「あなたもベジタリアンでよかった。わたしもお肉は触れないから、たまにお肉好きの人を招くと野菜だけで満足してないんじゃないかって心配になっちゃうの。」と言って食欲旺盛なわたしを歓迎してくれた。