My life as a cat
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2006年09月14日(木) 続・リサの恋 

リサと午前の清々しい匂いが立ち込めるロンドン・コートで朝食を。このところの話題はもっぱら彼女が最近気になっているミラネーゼの男の子のこと。彼女のようなよく勉強が出来る人は複雑に考え過ぎてしまっていらない問題ばかりつくりあげているのではないだろうか。先週末に遊んだ帰りに彼女からキスをしたら相手は無反応でそれ以来電話もくれない云々。。。どうしたらいいと思う?とわたしに聞くのは間違ってる。もちろん、電話してみれば?と答えるしかない。だってそれ以外に何も思いつかない。しかし、それ以前に女からキスをされてしまうような空気をつくりあげて反応も示さないなんて嫌なヤツっとわたしだったら醒めてしまうなっ。はっきりしない男は不誠実。意地の悪い男より嫌い。

「ねぇ、でもわたし彼と行ったナイト・クラブでセキュリティのお兄さんに言い寄られたのよ。わたしもそう悪い女じゃないってところを見せられたかな?」
などと無邪気に話すのが面白くて、
「そうとも言えるけど、誰にでも言い寄らせちゃう簡単そうな女だとも思われかねないよ。」
とからかうようにつっこみをいれると”Oh!! Shit! Ah,,,,,,maybe,,,, you are right”と心底悔しがっているような顔をしていた。まぁ、本当は単にそんな素直なところが彼女の魅力でたくさんのガイから声がかかるのだろうけど。

あまりにも繊細でむず痒い展開の彼女の恋愛話に軽い頭痛を覚えて別れて、感情表現だけは犬のようにシンプルにしてくれるマイ・ボーイ・フレンドと午後を過ごした。人間の感情は複雑なだけに表現はできるだけシンプルにしないとなかなか伝わりにくいのかもしれない。


Michelina |MAIL